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兵障協ニュース2020年5月号594

兵庫障害者連絡協議会 20200510

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last update:20200717


■5月号目次

  1. 新型コロナウイルス問題調査報告
  2. 新型コロナ相談窓口
  3. 私たちの声が政治を動かす
  4. 神戸市敬福パス改悪
  5. 第7回優生被害裁判は中止
  6. 兵障協当面の運営方針
  7. 募金ありがとうございます
  8. 4月の活動日誌
  9. 当面の主な予定
  10. 障害者のための相談会(当分の間中止)

■兵障協第50回総会中止のお知らせ

 5月24日(日)に神戸市障害者福祉センターで開催を予定していた、兵障協第50回総会は新型コロナ感染防止のため、中止します。
 総会の開催を中止するに当たって、各加盟団体からのご意見や要望事項等の反映方法に関しては、次のように考えていますのでよろしくお願いします。
◎第50回総会議案書は、5月16日(土)の運営委員会で確認し、それぞれの加盟団体に送付します。
◎議案へのご意見、要望事項等は、郵便、電子 メール、電話、ファックス等で、5月30日(土)まで受け付け、6月20日(土)に開催予定の運営 委員会で最終確定します。
兵庫障害者連絡協議会 会長 柳田 洋
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▼連休が明けてもさらに1ヶ月の緊急事態宣言の延長。1ヶ月が必要なのかどうかは分からないが,この期間で再開後の準備をしていこうということだろうか。感染者の減少が医療機関の安定につながることは間違いない。毎日夜のニュースで感染者の減少を願いながら収束を待ち望んでいる。が、「ステイホーム」「営業自粛」「休校延長」等だけで収束の出口はみえてこない▼ステイホームにはうんざりしてきている。1日1度の散歩に出かけると今まではほとんど人がいなかった小さな公園でも子ども連れで賑わっている。連休中は特に父親と野球する姿がよく目についた。都心や観光地は8割減に,しかし近所の公園は何割も増だ▼収束後に向けて段階的解除が1週間毎に示されて行きそうだが,数値で示そうとしたのは大阪。コロナウイルス対策に毎日のようにテレビに登場している大阪府知事だ。今回一番分かりやすく熱意を持って取り組む姿を見せようとしている。緊急事態宣言に拘束力を持たせるために憲法「改正」が必要という憲法改悪論が憲法記念日に報道されていたが,憲法は罰するためのものではなく国民一人ひとりを守るためのものである。次回の選挙では,兵庫にも影響力を持ちそうなこの知事の党は憲法「改正」派。笑顔で会える日を望み、今しばらくのみんなの我慢で乗り越えましょう。(方)

■新型コロナウイルス問題調査報告


こんな時だからこそ、声を出そう! つながろう!

新型コロナ感染はPCR検査の制限などで、市中感染が広がっています。兵障協は「非常事態宣言」を受け、加盟団体の対処方針や対処実態、障害当事者や職員等の暮らしの様子等について、4月中旬にアンケート調査を行いました。兵障協は、新型コロナ禍による状況を把握・共有化し、必要に応じて行政等に課題の改善を求めていきます。調査結果の概要は次の通りです。こんな時にこそ、声を出し、つながることが大切になっています。

問1 諸会議やイベント等の状況、今後の方針について

◇全障研兵庫支部
◇兵庫視覚障害者の生活と権利を守る会(兵視会)
◇神戸A事業所

問2 会員や利用者のくらしの様子、職員の勤務の様子、この間の暮らしの様子の変化など

◇神戸A事業所
◇神戸B事業所家族会
◇神戸C事業所
◇神戸D事業所
◇伊丹E事業所
◇兵視会
◇兵視会神戸支部
◇尼崎F事業所

問3 今後継続して活動や事業等を行う上での課題や問題点

◇神戸A事業所
◇神戸C事業所
◇神戸D事業所
◇伊丹E事業所
◇兵視会
◇尼崎F事業所

問4 国や県等への要望等


■私たちの声が政治を動かす!


 JD(日本障害者協議会)、障全協、きょうされん、JPA(日本難病・疾病協議会)等は、新型コロナ感染症に関する要望書を数次にわたって安倍首相・厚生労働大臣等宛に要望書を提出し、要望内容の実現を訴えてきました。兵障協も3月24日付で兵庫県知事・神戸市長宛に「新型コロナウイルス対策に関する緊急要望書」提出しました。このような要望に対して、政府は不十分ながらも障害者に関わる施策を発表しました。その一部(概要)をお知らせします。

《特別定額給付金》
@給付対象者;基準日(本年4月27 日)の時点で、住民基本台帳に記録されている者。
A受給権者;給付対象者の属する世帯の世帯主
B給付額;給付対象者一人につき10万円
C申請方法
(1)オンライン申請;世帯主がマイナンバーカード所持者の方ができる。
(2)郵送申請;市町から受給権者(世帯主)宛に郵送された申請書に必 要事項を記入し、本人確認書類(運転免許証・健康保険証・パスポート・年金手帳等のコピー)と振込先口座(通帳・キャッシュカード等のコピー)を添付し市町に郵送する。
D受付及び給付開始日;市町によって異なる。申請期限は、郵送申請の受付開始日から3か月以内。

★申請書の記入や確認書類のコピー添付など、信頼できる方に確認をお願いし、誤りのないよう必ず申請をしましょう。

《障害年金診断書の提出期 限を1年間延長》
◎次の方は、障害年金診断書の提出期限を1年間延長。
《公費負担医療等受給者の有効期間を1年延期》
 公費負担医療等(小児慢性特定疾病医療費、自立支援医療費、難病患者の特定医療費等)の受給者(R2年3月1日からR3年2月28日までの間に有効期限が満了する者)の有効期間の満了日を1年間延長。

 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、難病・小児慢性特定疾病の受給者証の有効期限が自動で1年延長されます。
・対象者…令和2年3月1日から令和3年2月28日までの間に、有効期間が満了する全国の受給者
※延長後の有効期間の満了日は、受給者証のもとの満了日に1年を加えた日となります。
(例)もとの有効期限の満了日が令和2年9月30日→ 延長後の有効期限の満了日は令和3年9月30日
※令和2年度の更新申請済の方も上記要件に該当する場合は自動的に有効期間が延長されます。
※H30年からR元年にかけて所得が大きく減少した場合などは、「変更申請」を郵送で、診断書の提出は不要です。

《特別児童扶養手当等受給 者の診断書提出期限の1年間延期》
 特別児童扶養手当・障害児福祉手当・特別障害者手当及び経過的福祉手当の有期認定については「診断書の提出期限が20年2月末日から21年2月末日までの間に到来する受給資格者について、外出自粛や医療機関の状況等により診断書の 提出ができない場合には、提出期限をそれぞれ1年間延長」

《神戸市》
 介護・障害福祉サービス提供事業所に対して助成。


■神戸市 5万筆の署名を無視し、敬老・福祉パス制度改悪・10月実施


 神戸市は昨年6月、敬老パス・福祉パス制度の見直しのための有識者会議を立ち上げ、市の意向に沿った報告書を提出させようとしました。
 このような神戸市の動きに対して、兵障協は生健会や年金者組合等の皆さんと共同して、「敬老パス・福祉パス制度を維持しさらに制度内容を改善しよう」と意思統一し、@市長宛緊急要望書の作成・提出、高齢福祉課との交渉、A敬老パス・福祉パス制度の見直し動向等報告集会の開催と「敬老パス・福祉パス制度をよくする会」の立ち上げ、そして12月11日(水)には第2回市民集会の開催、B有識者会議の傍聴、C「敬福パス制度の維持・拡充のための市の予算増を」との市長宛署名及び「敬福パス制度の維持・拡充のための市の予算増やし、制度見直し(改悪)案の撤回を求める」市議会宛陳情署名に取り組みました。

【低所得者のくらしを壊す制度改悪】
 神戸市は、敬老パス・福祉パス制度の予算削減ありきの姿勢を貫き、見直し(改悪)案として、敬老パスについて@低所得者向けの無料乗車証(年3万円)の廃止、A近郊区110円の上限額負担を廃止し小児料金とすること、福祉パスについては母子世帯を交付対象から外す、B2020年10月実施としました。

【短期間に広がった改悪するなの声】
 私たちは、定員を超える傍聴希望者を毎回確保し、各区の地域住民とも共同して超短期間の取り組みにも関わらず市長宛署名2万8541筆、市議会宛陳情署名2万1122筆、総計4万9663筆(うち兵障協分は総計1392筆)を集約し提出。また、パブリックコメントに積極的に応募し「制度改悪はするな!」等の声を届け、市議会では多く方が口頭陳述を行いました。しかし、この陳情の採択に賛成したのは共産党とつなぐのみで、採択には至りませんでした。

【障害者は見送りだが・・・】
 このような運動の結果、当初懸念されていた敬老パス・福祉パス制度に所得制限を導入することや敬老パスの対象年齢の引き上げなど全面改悪は阻止しました
 しかし、今回の改悪は高齢の低所得者が、社会参加を促進するに必要な公共交通機関の利用支援を打ち切るものです。外出は認知症予防や健康維持、ボランティア活動等、高齢者の社会参加に大きく貢献し、街の賑わいにも役立ってきました。
 母子世帯を福祉パス制度から除外し、一人親世帯の高校生に通学定期代助成に切り替えるとしていますが、小・中学生のいる世帯は大きな負担増を強いることになります。
 今回の見直しで、障害者に関しては当面制度見直しはしないこととさせました。しかし、有識者会議では「障害者も金持ちがいる」などの発言あり、わたしたちは今後とも注視していかねばなりません。

【北神急行が神戸市営地下鉄化】
 6月から北神急行が神戸市営地下鉄化されることに伴い、敬老パス・福祉パスが利用できるようになります。私たちは長年にわたって、福祉パスが使えるようにと要望し続けてきました。朗報です。


■5月14日(木)の優生裁判は中止!


 新型コロナウイルスによる感染はいっそうの広がりを見せています。傍聴参加にも注意を要する状況ですので、神戸地裁で予定されていた5月14日(木)の第7回判優生保護法被害の国賠請求裁判(期日)は中止になりました。
 次々回以降の予定
☆第8回期日;7/30(木)13時30分〜17時 ☆第9回期日;9/24(木)10時30分〜17時 ☆第10回期日;11/12(木)13時30分〜17時
※第8回以降は、裁判が早く始まり、長時間になりますので、傍聴整理券配布等の時間は追ってお知らせします。


■新型コロナウイルス感染防止等、兵障協の当面の運営について


 兵庫県でも新型コロナウイルスによる感染者は日ごとに増え、市中感染も広がっています。このような状況を踏まえ、当分の間、兵障協としても感染予防・感染拡大防止を優先した運営をすることとします。
@事務所は、平日は原則開所。通勤時の混雑を回避するため早めに退所することがあります。
A月1回の運営委員会は行いますが、無理のない出席をお願いします。
B常任幹事会は通常通り行います(木曜・午前)。


■募金、ありがとうございます(4月30日現在)


松本多仁子、高橋 満子、伊藤美恵子、その他匿名の方々


■活動日誌(4月)


2日 常任幹事会、社保協幹事会・介護保険部会準備会→中止、年金裁判支援する会事務局会議→中止
3日 兵庫障害者センター理事会
5日 障全協総会(東京)→中止
6日 各省庁交渉(東京)→中止
7日 歩む兵庫の会事務局会議
9日 常任幹事会、社保協事務局会議→中止
11日 障害者センター相談日→中止、ひまわり号実行委員会→中止
16日 常任幹事会
18日 運営委員会
23日 福祉4団体総会→中止
30日 常任幹事会
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冊子「金澤さんを偲ぶ」出版
 3月22日(日)に予定していた金澤?子さんを偲ぶ会は、新型コロナ感染防止対策のため、中止を余儀なくされました。偲ぶ会で配布予定だった冊子「障害者の人権保障を求め、歩み続けた『金澤?子さんを偲ぶ』」ができあがりました。偲ぶ会にご出席予定の方にはお送りしましたが、この冊子をご希望の方はまだ若干冊ありますので、兵障協にご連絡ください。お届けいたします。
金澤さんを偲ぶ会実行委員会


■《当面の主な予定》


5月1日(金)メーデー(東遊園地)(中止)
5月3日(日・祝)兵庫県憲法集会(東遊園地)(11月3日に延期)
5月7日(木)常任幹事会
5月8日(金)兵庫障害者センター理事会
5月9日(土)障害者センター定例相談会(中止)
5月14日(木)常任幹事会、第7回優生保護法被害兵庫訴訟裁判(中止)
5月16日(土)運営委員会(13:30〜)
5月21日(木)社保協事務局会議
5月22日(金)歩む兵庫の会事務局会議
5月24日(日)兵障協総会(中止)
5月28日(木)常任幹事会、福祉4団体代表者会
6月4日(木)常任幹事会
6月11日(木)常任幹事会
6月18日(木)常任幹事会
6月20日(土)運営委員会(10時〜12時)、障全協近畿ブロック会議
6月27日(土)社保協総会


■障害者・家族のための定例相談会は中止


 当分の間、定例の第2土曜日の相談会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止等を考慮して中止します。
主催;NPO法人兵庫障害者センター

■編集後記


「よかったね」「?」「2月で」。そうだ、2月に肺炎で緊急入院してから3ヶ月が過ぎた。この間、多くの方からお見舞いやご心配のメールや電話等をいただいた。お礼申し上げます。今だったらはたして受け入れてくれる病院があったかどうか。急激な発熱、息苦しさ、悪寒など、新型コロナ肺炎と症状は全く同じだった。入院中にマスクと体温計を家族に買うように頼み手に入れることができた。このこともラッキーだった。退院後、電池切れで使えなくなっていた体温計の電池を家電量販店等で求めたがどこもなかった。あるホームセンターで尋ねたら、体温計の小さな電池は釣具屋にあると教えてもらい、早速釣具屋に行くとあった。これまたラッキー。ラッキー続きだったが、連休前に腰痛を発症。どうもこの時期は総会の議案書づくり等で座っての作業が多くストレスが蓄積していたせいだろうか。やっと腰の違和感も抜け、後はコロナ禍から脱出を願うばかりだ。(井)


*作成:安田 智博
UP: 20200717 REV:
障害者運動  ◇難病  ◇病者障害者運動史研究  ◇全文掲載

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