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ケア研究会(2011年度)

2008・2009 ・ 2011
2011年度 グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト
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last update: 20111221

■目次

研究メンバー
研究会活動
 ◇第一回研究会
 ◇第二回研究会
 ◇第三回研究会 new!
計画書(提出書類)

2008・2009年度の活動



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■ 研究メンバー


◆プロジェクト研究メンバー 計18名 *所属などは2011年度当時

 氏名 所属  領域・専攻・年次等 プロジェクトにおける具体的な役割
谷村 ひとみ 先端総合学術専攻 公共領域4回生 女性とケア
 小西 真理子 先端総合学術専攻 生命領域3回生 ケアの倫理と共依存
 鄭 喜慶 先端総合学術専攻 公共領域5回生 韓国における障害者運動の歴史
 小幡 光子 先端総合学術専攻 公共領域5回生 クリティカル(生命危機)状況にある人のケア
 大野 真由子  先端総合学術専攻 公共領域5回生 難病とケア
 奥田 亜紀 先端総合学術専攻 公共領域1回生 重症心身障害児施設とケア
 岸田 典子 先端総合学術専攻 公共領域3回生 関西障碍者運動の現代史
 角崎 洋平 先端総合学術専攻 公共領域4回生 ケアと資源配分
 山口 真紀 先端総合学術専攻 公共領域6回生 ケアとナラティブ
 大谷 道高 先端総合学術専攻 公共領域7回生 犯罪被害者とケア
 清水 房枝 先端総合学術専攻 公共領域6回生 怒りとマネジメント
 佐藤 靜  東京大学教育学研究科博士課程 3年 ケアとアタッチメント(母子関係・親密さ)
 堀 智久 立命館大学衣笠総合研究機構PD(生存学) 障害とケア
 村上 慎司 立命館大学衣笠総合研究機構PD 市場とケア
 堀田 義太郎 立命館大学衣笠総合研究機構PD 規範理論とケア
 堀江 有里 立命館大学産業社会学部ほか非常勤講師 牧会的ケア(キリスト教におけるケア)/レズビアン・ゲイのピア・サポート
 高田 一樹 日本学術振興会特別研究員(PD・慶應大学)思想としてのケアへの考察と企業経営への適用研究
 竹内 慶至 金沢大学子どものこころの発達研究センター特任助教 臨床現場におけるフィールドワーク
 安部 彰 総合地球環境学研究所プロジェクト研究員 道徳的価値としてのケアの検討

*◎→研究代表者

・事業推進担当者:立岩 真也(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)



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■ 研究会活動

■第1回研究会

日時:9月27日(火)18:00〜
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館416生存学書庫
内容:研究会の方針とスケジュールの確認と確定

■第2回研究会

日時:10月22日(土曜日)15:00〜
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館312教室
内容:大谷通高に、上野千鶴子著『ケアの社会学』第T部のまとめと論点提起をしていただいたうえで、皆でさらに論点を広げたり、深めたりします。
◆以下担当者(敬称略)
第I部 ケアの主題化(第1章〜第3章)大谷通高 (レジュメ WORD

第2回研究会開催報告

■第3回研究会

日時:12月17日(土)11:00〜夕方 (その後、懇親会)
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館405
内容:上野千鶴子『ケアの社会学――当事者主権の福祉社会へ』第U部から第W部までを取りまとめ議論いたします。
◆以下担当者(敬称略)
第U部「よいケア」とは何か
 第4章 「ケアに根拠はあるか」:堀田義太郎 (レジュメ WORD
 第5章 「家族介護は「自然」か」:田中壮泰 (レジュメ WORD
 第6章 「ケアはどんな労働か」:村上慎司 (レジュメ WORD
 第7章 「ケアされるとはどんな経験か」:山口真紀 (レジュメ WORD
 第8章 「「よいケア」とは何か――集団ケアから個別ケアへ」:小西真理子 (レジュメ WORD
第V部 協セクターの役割(第9章〜第16章):角崎洋平 (レジュメ WORD
第W部 ケアの未来
 第17章 「ふたたび労働をめぐって――グローバリゼーションとケア」:安部彰 (レジュメ WORD
 第18章 「次世代福祉社会の構想」:高田一樹 (レジュメ PDF

第3回研究会開催報告


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■ 計画書(提出書類)

◆研究課題
「ケア」をめぐる理論的/実践的問題の究明

◆計画 (2011年度グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト申請調書より抜粋、文責・谷村ひとみ)
T.研究内容等および「生存学」創成拠点にもたらす効果
2011年度
@研究内容、目的、意義
本研究会は、ケア care」なる事象/価値をめぐる理論と実践における諸問題の究明を目的とする。
理論面ではケア倫理なる理説がそれなりに人口に膾炙し、実践面でもケアにかんする諸制度がスタートして(あるいは改正され)相当の時間を経た現在において、それらが抱える問題点を包括的に精査する意義は大きい。
かかる課題を、「ケア」にたいするメンバー各自の関心にそくした研究報告および討議をつうじて深化させつつ討究することで、オリジナリティのある研究成果の産出もあわせて達成する。

A「生存学」創成拠点にもたらす効果
本プロジェクトが質量の双方において「生存学」にもたらしてきた貢献はhttp://www.arsvi.com/o/c05.htmに精しい。
かかる貢献を継続するとともに今年度は過去の課題――プロジェクトの運営および成果の産出主体が院生であるとかならずしもいえなかった点――を克服する。
さらには、本拠点が最終年度にあたることに鑑み、本プロジェクトがその他院生プロジェクト間をつなぐ研究ハブとして来年度以降機能していくための土台を築くこと――本拠点の遺産を発展的に継承する準備をすること――で本拠点に貢献する。

U.研究計画・方法・研究成果発表の方法
目的達成に不可欠な先行研究の批判的検討と各人による研究報告、それを受けての集団検討/討議が活動の中心となる。
その成果は、学会報告や投稿論文として公表する。また質のたかい研究成果を積極的に産出するために、担当教員の立岩真也および本拠点PDの堀が責任をもってプロジェクトをサポートする。

◆実施計画 9月27日 第一回研究会:研究会の方針とスケジュールの確認と確定
10月 第二回研究会:先行研究の検討
11月 第三回研究会:先行研究の検討
12月 第四回研究会:研究報告:委細は第一回研究会で確定する
1月 第五回研究会:研究報告:委細は第一回研究会で確定する
2月 第六回研究会:研究報告:委細は第一回研究会で確定する
3月 第七回研究会:その他の院生プロジェクトと共同で総括的研究報告企画を実施する(予定)


*作成:谷村 ひとみ
UP: 20080812 REV: 20081029, 20090402, 0421, 1106, 20110922, 26, 27, 1004, 07, 17, 20, 1115, 30, 1221
組織  ◇ケア 
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