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ワークショップ 「東アジアにおける人の移動と交易
――多文化空間・場所・アイデンティティの動態に着目して

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日時:2019年9月21日(土)13:00〜18:30(開場 12:30)
会場:立命館大学衣笠キャンパス学而館GJ308教室

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last update: 20190817

■ワークショップ「東アジアにおける人の移動と交易――多文化空間・場所・アイデンティティの動態に着目して」

日時:2019年9月21日(土)13:00〜18:30(開場 12:30)
会場:立命館大学衣笠キャンパス学而館GJ308教室

参加費:無料(予約不要)
使用言語:日本語(一部英語)

■趣旨

本ワークショップでは、人類学及び社会学の視点から東アジアからの/への人の移動と東アジアと他地域とのあいだの交易活動を事例とし、移住者がホスト社会において構築する「コミュニティ」ではなく、そうしたコミュニティも含めた多文化的な空間や場所に光を当てる。そうした空間や場所とは、特定の都市から「コリアンタウン」といったエスニックビジネスや生活の空間、学校や教会といった多文化的な交流がなされる場、さらにSNS等に代表される仮想空間まで、スケールや空間性・場所性の異なるものが含まれる。こうした多文化的な空間性や場所性がどのように構築され変遷してきたのか/しつつあるのかを議論することを通じて、今日的な人の移動の動態を再考したい。

■報告者

ユン・シャロン(韓国・梨花女子大学助教授)
崔 ミンギョン(韓国・釜慶大学人文韓国+事業団研究教授)
小川 さやか(立命館大学先端総合学術研究科教授)
佐久間 香子(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員)
永田 貴聖(国立民族学博物館外来研究員)
キム・ソニア(京都大学大学院人間・環境学研究科/日本学術振興会特別研究員)

■総合討論

司会

今里 基(立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程)

■プログラム(敬称略)

13時 挨拶及び開催趣旨説明
小川 さやか

報告

13時15分〜13時50分
崔 ミンギョン「移動する釜山――空間からコリアン・ディアスポラを考える」

13時55分〜14時30分
キム・ソニア「母国修学生の生活史――共同体と移動の記憶から」

14時35分〜15時10分
ユン・シャロン “The Organisational Culture of the Chaebol and Workplace Inequality: Stunted Mobilities of Korean Chinese Employees in a Beijing Subsidiary”

15時25分〜16時00分
永田 貴聖「韓国・ソウルなど各地に出現するフィリピン移住者の社会関係と『フィリピン』空間」

16時05分〜16時40分
佐久間 香子「ツバメの巣を贈るということについて――マレーシア華人の事例から」

16時45分〜17時20分
小川 さやか「香港のタンザニア人による投擲的なコミュニケーションとコミュニティ」

17時35分〜18時15分

総合討論

司会 今里 基

18時15分〜18時30分

質疑応答

■主催

平成28年度―令和元年度科学研究費助成事業(若手研究A)
「アジア―アフリカ諸国間の模造品交易に関する文化人類学的研究――携帯電話を事例に」(研究課題番号:16H05947)

■お問い合わせ

gr0263px@ed.ritsumei.ac.jp (今里)
なお、特別な配慮が必要な方は開催3日前までにメールにてご連絡お願いします。


*作成:北村 健太郎
UP:20190817 REV:
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