last update: 20190115
■連続市民講座「少子化社会の妊娠・出産・子育てを考える――第4回 へき地のお産」
日時:2019年2月10日(日)、14:00〜17:00
場所:NPO法人SEAN 生きがい工房
※参加無料
■趣旨
近年、産科医、小児科医、助産師のみならず、出産介助を取り扱う医療施設の不足といった周産期医療の危機が語られています。へき地は状況がより深刻であることはたしかなのですが、周産期医療へのアクセスが困難であることは、近年にはじまった現象ではなく、過去から現在に至るまで継続している問題です。
少子化とともに高齢化、人口減少が進行し、過疎地域の数も増加しています。へき地の抱える課題とどのように向き合うかという問題はもちろん重要ですが、現在のへき地の状況は、将来の日本各地の姿を映し出している可能性があります。
今回の講座では、東北地方の山村のお産をめぐる歴史と現状から、今後、出産介助システムのあり方も含む母子保健政策がどのような方向を目指せばよいか、考えていきます。
■プログラム
- 東北地方山村のお産の歴史 木村尚子(広島市立大学客員研究員・非常勤講師)
- 青森県東通村のお産の現場 青野昌代(青森県東通村いきいき健康推進課保健師長)
ディスカッション
- コーディネーター:由井秀樹(日本学術振興会特別研究員・静岡大学)
■主催
トヨタ財団研究助成「母子保健における「標準化像」の形成過程に関する歴史的研究」
■お問い合わせ
yui.hdk@スパム対策icloud.com (由井秀樹)
https://sites.google.com/site/youjingxiushunosaito/
飛び入り参加も歓迎しますが、資料準備の都合上、可能な限り事前に上記メールアドレスまでご連絡いただけましたら幸いです。
先着お子様5名まで無料保育あり。
ご希望の方は2月1日までに、上記問い合わせ先までE-mailにてご連絡ください。
*作成:小川 浩史