last update: 20180118
■REASE 公開講座「高等教育における合理的配慮をめぐる課題」
日時：2018年2月10日（土）13時30分−16時40分（開場13時）
場所：東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟 地下1階 第一教室
アクセス：http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/address/akamon.j.html
入場料：無料
情報保障：手話通訳、文字通訳、磁気ループ、視覚障害者用読み上げ用テキストデータ
■趣旨
今回の公開講座では，高等教育における合理的配慮を取り上げます。2016年4月1日に障害者差別解消法が施行されてから，すでに1年半以上が経ちました。大学をはじめ高等教育の場において，合理的配慮という概念が大きな注目を集めている一方で，この概念の理解が難しいという声も上げられています．今後，高等教育において合理的配慮を適切に提供するためにも，合理的配慮をめぐる紛争を防止するためにも，合理的配慮をめぐる課題を多角的に明らかにする必要があります。
その一環として，今回の公開講座は，以下の3本の報告とその後の全体討論を通じて，高等教育における合理的配慮をめぐる課題を多角的に検討します。まず，高橋知音教授は，心理学の観点から，機能障害についての評価に着目しつつ，合理的配慮の妥当性を検討します。次に，REASEの星加良司准教授は，社会学の観点から，高等教育における合理的配慮をめぐる課題を検討します。また，REASEの川島聡准教授と松井彰彦教授は，法学と経済学の学際的アプローチの観点から，高等教育における合理的配慮をめぐる課題を分析します。
■プログラム
発表者：高橋知音教授（信州大学），星加良司（東京大学），川島聡（岡山理科大学），松井彰彦（東京大学）
司会者：長瀬修（立命館大学）
13:30-13:35 開会の挨拶 松井彰彦（東京大学経済学研究科 教授）
13:40-14:10 高橋知音 「合理的配慮の妥当性と機能障害の評価」（仮）
14:10-14:25 休憩
14:25-14:55 星加良司 「合理的配慮法制化後の変容と課題」（仮）
15:00-15:30 川島聡／松井彰彦 「障害学生と合理的配慮」
15:30-16:00 休憩
16:00-16:40 全体討論
■主催
主催：東京大学REASE（研究代表者：松井彰彦、科研費17H00978)
■お問い合わせ
参加お申し込みを登録フォームよりお願いします。
https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/REASE/register180210.html#register
車イスをご利用の方、介助者同伴の方、盲導犬同伴の方、点字レジュメ，拡大文字レジュメ，磁気ループ、読み上げ用テキストデータをご利用の方は，お申し込みの際に登録フォームにてお知らせください。特に，点字資料をご希望の場合は2月1日（木）までにお申し込みください。
お問合せ：rease@スパム対策e.u-tokyo.ac.jp
＊作成：小川 浩史