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「医療社会学研究会定例研究会」2017

於:龍谷大学大阪キャンパス(梅田ヒルトンプラザウェスト14階)セミナールーム

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last update: 20171023


■「医療社会学研究会定例研究会」

日時:2017年11月2日(木) 18:00〜21:00
場所:龍谷大学大阪キャンパス(梅田ヒルトンプラザウェスト14階)セミナールーム
TEL:06-6344-0218 FAX:06-6344-0261
http://career.ryukoku.ac.jp/osakaoffice/access/index.html

■趣旨


■プログラム

提題者:本郷正武氏(和歌山県立医科大学)

タイトル(1):地域精神保健としての演劇――〈演劇実験室〉の試みと中動態

概要:松嶋健,2014,『プシコ ナウティカ――イタリア精神医療の人類学』世界思想社.の第6章は、イタリアのとある州で展開されていた演劇プロジェクトが、医療の論理に支えられたセラピーとしてではなく、地域精神保健活動の一環として採用されていたことを紹介している。この〈演劇実験室〉では、一般に考えられている演劇のあり方が否定され、パフォーマーは自身の枠を跳び越え、能動態(する)と受動態(される)とは異なる「中動態」の位相に身を置いていることが指摘されている。今回の報告では、大阪を拠点に1983年から活動する身体障害者による演劇集団「劇団態変」の活動を比較対照の具体例としながら、〈演劇実験室〉が提示した生そのものとしての演劇について思索を深めたい。

タイトル(2):「薬害」概念の下で連帯する被害者――「薬害HIV」問題にみる被害者の多様な結びつきの可能性

概要:本報告は、11月5日(日)に開催の日本社会学会大会(東京大学)でのテーマセッション「Becoming "Victims"――「被害者」になるプロセスの社会学的検討」にて報告予定の予行演習である。日本固有と思われる「薬害」概念により、他国とは異なる「被害者」の連帯が生起しているとの仮説を、日本と英国などとの比較から検討する。

■主催

医療社会学研究会

■2017年度研究会情報

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2017年9月以降の予定
11月18日(土)
12月9日(土)
1月11日(木)、27日(土)
2月8日(木)、24日(土)
3月8日(木)
*予定は変更されることがあります。

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1. 開催時間(基本)
木曜日 18:00〜21:00
土曜日 17:00〜20:00

2.場所
セミナールームまたは研修室
龍谷大学大阪キャンパス(梅田ヒルトンプラザウェスト14階)
TEL:06-6344-0218 FAX:06-6344-0261
http://career.ryukoku.ac.jp/osakaoffice/access/index.html

3.連絡先
leo.newmao@スパム対策gmail.com(永山博美)
研究についての計画・途中経過・成果・報告などの発表を募集しております。
発表を希望される方は上記のアドレスへメールをお願いします。

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研究会にはどなたでもご参加いただけます。
参加に際して参加費・事前連絡は不要です。


*作成:小川 浩史
UP: 20171023 REV:
「医療社会学研究会定例研究会」2015 精神障害/精神医療  ◇薬/薬害  ◇
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