レビュー：《Kyoto Decadence vol.23》非風（袋坂ヤスオ・たなかたかし）／Sociedad de Carne y Hueso
村上 潔 2017/09/29
last update: 20170929
◇kiyoshi murakami（@travelinswallow）
9/28《Kyoto Decadence vol.23》@Ur_BANGUILD：非風（袋坂ヤスオ・たなかたかし）：日本の企業社会と土俗的因習文化、そのいずれもが違ったかたちで人を「縛る」ものであることをコミカルかつグロテスクに描く。初めは焦燥と正気の往還のように見受けられる＞続
［2017年9月29日1:07 https://twitter.com/travelinswallow/status/913434952531709953］
◇kiyoshi murakami（@travelinswallow）
9/28《Kyoto Decadence vol.23》@Ur_BANGUILD：非風（袋坂ヤスオ・たなかたかし）：続＞様態が、実は常態的な狂気のもとにあることが露わになる。そこには希望も絶望もない。ただ急かされ、惑い、反転を繰り返し、硬直させされ、呻きを上げる男たちの姿がある。
［2017年9月29日1:12 https://twitter.com/travelinswallow/status/913436347544694784］
◇kiyoshi murakami（@travelinswallow）
9/28《Kyoto Decadence vol.23》@Ur_BANGUILD：Sociedad de Carne y Hueso：フォトジェニックで、断片的な短編映画のような構成。陰影の濃さ、様式の明示性、意匠の凝り具合が、ラテンアメリカ／スペイン語圏らしさを感じさせる。＞続
［2017年9月29日1:19 https://twitter.com/travelinswallow/status/913438133575860224］
◇kiyoshi murakami（@travelinswallow）
9/28《Kyoto Decadence vol.23》@Ur_BANGUILD：Sociedad de Carne y Hueso：続＞地下の闇、支配と隷従、頽廃と悦楽。聖女と魔女の役柄を3人が入れ替わり演じたのち、全員が屈託ない（淫靡さを覆い隠した）聖女性へと昇華される。＞続
［2017年9月29日1:28 https://twitter.com/travelinswallow/status/913440372839157760］
◇kiyoshi murakami（@travelinswallow）
9/28《Kyoto Decadence vol.23》@Ur_BANGUILD：Sociedad de Carne y Hueso：続＞では魔女性は無効になったのか。その答えは示されないが、おそらくそうではない。最後に見せる聖女性の展開は、その偽りの装いを強調しているのだろう。
［2017年9月29日1:32 https://twitter.com/travelinswallow/status/913441273293316097］
■Kyoto Decadence vol.23
2017/09/28 19:00〜22:00
於：UrBANGUILD
・Sociedad de Carne y Hueso (from Mexico)
・きんとと
・非風（袋坂ヤスオ・たなかたかし）
照明：竹ち代毬也
http://www.urbanguild.net/ur_schedule/event/928-thu-kyoto-decadence-vol-23
＊作成：村上 潔