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[Lecture & Workshop]アクティヴィズムとZINE
――マージナルな立場からの発信とその共有

Theme: "Activism and Zines: Publishing from Marginal/Marginalized Standpoints and Sharing That"
Date:January 29, 2017 (Sunday) 14:00-16:00
Venue:京都YWCA[Kyoto YWCA](Kyoto, Japan)
Held as Part of:《丹後もちフェス2017》[Tango Mochi Fest 2017]
Lecturer & Facilitator:村上 潔MURAKAMI Kiyoshi

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last update: 20170130

【Index】
開催要項 ■趣旨 ■事前情報 ■開催報告 ■参加者のレポート ■関連情報

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■開催要項

◆日時:2017年1月29日(日)14:00-16:00
 ◇14:00-15:00 レクチャー[Lecture]
 ◇15:00-16:00 ワークショップ[Workshop]

◆会場:京都YWCA(京都市上京区室町通出水上ル近衛町44)

◆開催形態:《丹後もちフェス2017》のワークショップ企画として

◆講師/ファシリテーター:村上 潔(立命館大学生存学研究センター客員研究員/神戸市外国語大学・立命館大学非常勤講師)

◇参加費:500円(《丹後もちフェス2017》の参加費)
◇予約不要
◇問い合わせ先:〈スワロウカフェ〉Mail: noarmydemo@gmail.com

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■趣旨

 非営利・少部数の参加型自主制作メディアであるZINE(ジン)は、海外ではアクティヴィズム[activism]の一要素として積極的に活用されています。このレクチャー&ワークショップは、ローカルなコミュニティの内外で/アクティヴィズムの内外で、主にマージナル[marginal/marginalized]な立場の人たちにとってジンがどのように機能するのかを――特にセクシズム[sexism]・レイシズム[racism]の観点から――学び、そのうえで実際にジンを作成してみよう、という取り組みです。完成したジンはみんなで閲覧し、制作意図や感想を共有することも実践したいと思います。ジン制作に必要な道具などはこちらで準備しておりますので、お気軽にご参加ください。【文責:村上潔】

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■事前情報

◆スワロウカフェ(2017年1月5日18:15)[Facebook]
今日は「丹後もちフェス」会場の京都YWCAにお邪魔し「うららかふぇ」http://kyoto.ywca.or.jp/cafe/ でおいしいランチをいただきました。
その後、村上潔さんとフェスでのZineワークショップの打ち合わせを。村上さんからZineが欧米の社会運動やカウンターカルチャーとつながっていることを伺いました。
当日のワークショップ(2時間)では、Zineが生まれた背景や意義、こめられている思想についてのレクチャーのあと、後半は実際に自分の手でZineをつくってみます。SNS全盛の時代に、気になることや考えていることを手書きの小さなメディアで表現してみる。うーん、わくわくします。それって小さな自前のコミュニティをつくるようなことでもあるんですね。
村上潔さんは国内外のZineフェスに参加され、海外の運動とZineのつながりにもすごく詳しいです。もちフェス当日はいくつかZineを見せていただき、海外の映像や写真も見せていただけるとのこと。1月29日(日)フェスは10時半から、ワークショップは14時スタートです!乞うご期待★
ちなみに村上さんは京都や名古屋でもZineワークショップをされています。その様子は http://www.arsvi.com/d/2016mzc.htm や https://goo.gl/ma8Spv や http://www.arsvi.com/2010/20161120mk.htm をご覧下さい。いやー、楽しみです。
[https://www.facebook.com/noarmydemo/posts/1067333316709725]

◆スワロウカフェ(2017年1月6日14:51)[Facebook]
1/29(日)「丹後もちフェス」
《出店してくださることになったカライモブックスさんからメッセージをいただきました。》
西陣で古本屋をしています。水俣、社会運動、人文、文芸、育児など、いろんなジャンルを取り扱っています。もちフェスでは、古本のほかに、水俣の海産物・お茶・ジャム・石鹸などを持っていきます。
スワロウカフェのひとたちを思うと、ほんとうに、心が静かになる。思うと、ゆっくりとできる。ひとり勝手に、救われている。さあ、だからだ。今回はほんのすこしは恩返ししたいと、わくわくしております。村上さんのzineのワークショップも楽しみです。
みなさま、ご来場お待ちしております。
Web:http://www.karaimobooks.com/
[…]
[https://www.facebook.com/noarmydemo/posts/1067967546646302/]

◆スワロウカフェ@京都(@nobaseokinawa)[Twitter]
丹後もちフェス http://blog.livedoor.jp/noarmydemo/archives/50376879.html Zineワークショップ。村上潔さんのレクチャーの後、それぞれZineをつくります。文具はこちらで用意してますが、この紙でつくりたい、このペンで表現したい、そういうものがあればご持参&シェアいただけたら楽しくなるはず。【画像】
[2017年1月24日10:20 https://twitter.com/nobaseokinawa/status/823701909286490112]

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■開催報告

◆kiyoshi murakami(@travelinswallow)[Twitter]
◇《丹後もちフェス2017》でのZINEレクチャー&ワークショップ、とても充実したかたちで終えることができました。スタッフ・参加者のみなさん、ありがとうございました。レポートは追って〈スワロウカフェ〉のブログに掲載されると思います。掲載されたらこちらにお知らせします。
[2017年1月29日17:36 https://twitter.com/travelinswallow/status/825623646202769408]
◇《丹後もちフェス》:Zineのレクチャーでは、まず、いまジンが@ファシズムに対抗するツールとして位置づけられていること、AQTPOCのようなマージナルな立場の人々の発信に活用されていること、B社会運動について知るための信頼しうるメディアとして機能していること、を述べました。>続
[2017年1月29日20:04 https://twitter.com/travelinswallow/status/825660929773760514]
◇《丹後もちフェス》:続>そのうえで、特に運動との関係においては、運動組織の公的な広報や発信の外側にあり、文字化されにくい、よって共有されない、「個人の感情」や「「現場」周辺で見て感じたこと」といった、小さなパーソナルな内容を伝えるのがZineの特性であることを強調しました。>続
[2017年1月29日20:11 https://twitter.com/travelinswallow/status/825662705314828288]
◇《丹後もちフェス》:続>そして、その「運動“と”Zine」の関係性をとてもよく示している、2016年に発行された2つの日本語のZineを紹介し、それがいずれも女性たちによって作られていることを強調しました。それは、男性主導に陥りがちな「運動」に対する何らかの示唆を与えている、と。
[2017年1月29日20:18 https://twitter.com/travelinswallow/status/825664423947743236]
◇《丹後もちフェス》:レクチャー後のワークショップは、@参加者各人が、1時間で自分のZineを(手書き・手作業で)作成し、Aそれを知らない人と交換、Bお互いに感想を伝えあって、Zine現物を返す、という内容で行ないました。ほとんどの人が初めての制作。みんな熱心に取り組んでいました。
[2017年1月29日20:28 https://twitter.com/travelinswallow/status/825666808073969664]
◇《丹後もちフェス》:続>ワークショップ終了後、Zineを作成された参加者のみなさんには、「もしそのZineが自分の近しい人たちに読んでもらいたいものならば、コピーして運動の現場で手渡しするとか、このフェスに出店されてるお店に置いてもらうとか、してみてくださいね」とお伝えしました。
[2017年1月29日20:31 https://twitter.com/travelinswallow/status/825667715939438593]

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■参加者のレポート

◆kiyoshi murakami(@travelinswallow)[Twitter]
◇【Zine】Kiyoshi Murakami 2017/01/29 “A Day in the Tango Mochi Fest”(Kyoto; Zine; A5; 4p.)*《丹後もちフェス2017》のワークショップ(http://www.arsvi.com/2010/20170129mk.htm)にて作成 【写真×3】
[2017年1月30日11:28 https://twitter.com/travelinswallow/status/825893439522811905]

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■関連情報

ジェンダー論入門:“Grrrl / Queer / Feminist Zines”(神戸市外国語大学2016年度前期科目)[作成:村上潔]
◇MURAKAMI Kiyoshi, April 2016 - August 2016, "[Serial Publication] Notes on Grrrl / Queer / Feminist Zines"
翻訳(村上潔)
◇行司千絵(記者) 20161012 「自身の思いつづる「ZINE」――歴史的背景や意義探る:中京で14日」,『京都新聞』朝刊23〔地域〕面 *村上潔への取材記事
◇2016/10/14-(毎月第2金曜日) 《Morning Zine Circle》
 10:00〜11:00 於:Cafe Phalam(カフェパラン)
◇2016/11/20 [Lecture & Workshop]「ZINEを通して学ぶこと・できること――思いをシェアする/運動を知る/文化をつくる」
 14:00〜17:00 於:ナゴヤ駅西 サンサロ*サロン


*作成:村上 潔MURAKAMI Kiyoshi
UP: 20170106 REV: 20170107, 29, 30

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