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「相模原障害者施設殺傷事件」について

2016/09/01 一般社団法人筋ジストロフィー協会

相模原市の障害者施設で入所者19人刺殺

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「相模原障害者施設殺傷事件」について

一般社団法人筋ジストロフィー協会 名誉会長 野田聖子
                 代表理事 貝谷久宣

2016年7月26日、神奈川県相模原市緑区の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で戦後最悪の19名の犠牲者をだした殺傷事件が発生しました。
 犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。また、負傷された方々にお見舞い申し上げます。

 自由に動けない障がい者に対して、過去に介護者として直接従事していた者が凶行を行ったことは、同じように動きが著しく制限され、介護者を必要とする私たち筋ジストロフィー者にとっては、非常に恐ろしいことです。また、当事者だけではなく、その家族、また関係者も、大きな恐怖と不安を抱いています。

 私たちは、ここに犯人、およびその行動に対して強く非難します。
 また、私たちはこのような事件に至った経緯や、社会的背景について司法制度の中で明らかにすることを要求します。

 さらに、今後同じような事件が起きないよう、家庭、教育現場、職場などあらゆる場において、命の尊厳と障がい者の人権擁護についての教育、啓発が一層活発に行われることを希望します。

 最後に、今私たちが必要なのは社会連帯です。一障がい者団体、または障がい者団体のコミュニティーのみではなく、多くの一般の方々も一緒にこの事件に向き合い、再発防止に取り組んで、よりよい社会を作っていきましょう。
*作成:桐原 尚之
UP:20161229 REV:
相模原市の障害者施設で入所者19人刺殺  ◇全文掲載
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