HOME > Index >

障害者施設で入所者19人刺殺 2017年1月〜3月

障害者殺し関連事項・声明・他/報道一覧(2016年7月〜現在)

Tweet
last update: 20170126


関連事項・声明・他

収録した記事から発信者サイトの記事へリンクしています。すでに発信者サイトではアクセスできない記事もあります。


◆2017/01/01 東京新聞 <いのちの響き>優しさは強さ 宮城まり子さん「障害者にきめ細かい施策を」
◆2017/01/01 読売新聞 相模原殺傷 施設建て替え素案、初旬にも
◆2017/01/03 東京新聞 <いのちの響き>元気な姿だけで幸せ 相模原事件の被害者家族(上)
◆2017/01/04 東京新聞 <いのちの響き>この子の親でよかった 相模原事件の被害者家族(中)
◆2017/01/04 現代ビジネス 自分は健常者だと思っている私たち全員が抱える「ある重い障害」 相模原障害者殺人事件から考える
◆2017/01/05 中日新聞 〈いのちの響き〉相模原事件の被害者家族 (下) 苦労した分かわいいの
◆2017/01/06 カナロコ 「やまゆり園」再生 入所者の意向確認を DPI日本会議、尾上浩二さんに聞く
◆2017/01/07 nikkei.com やまゆり園に最新防犯設備 神奈川県、施設建て替え案
◆2017/01/07 asahi.com やまゆり園を「開かれた園に」 神奈川県が建て替え構想
◆2017/01/07 カナロコ 開放と防犯両立へ 地域との交流にも力点 やまゆり園再生構想
◆2017/01/08 nikkei.com 措置入院制度 退院後の指針作成
◆2017/01/08 nikkei.com 医療の課題、動き出す17年 がん闘病中の就労支援…
◆2017/01/10 神奈川県保健福祉局福祉部 津久井やまゆり園再生基本構想に関するヒアリング(公聴会)の実施について
◆2017/01/10 nikkei.com 相模原殺傷、施設建て替えへ公聴会 神奈川県
◆2017/01/11 カナロコ 「県の議論は拙速」 やまゆり園建て替え巡り公聴会
◆2017/01/11 カナロコ 全面建て替え、疑問続々 やまゆり園再生で県公聴会
◆2017/01/11 カナロコ 当事者が事件考え発信を 障害者団体が集会、相模原殺傷から半年
◆2017/01/11 asahi.com 神奈川)公聴会で反対相次ぐ 津久井やまゆり園建て替え
◆2017/01/11 東京新聞 【神奈川】県、やまゆり園建て替えでヒアリング 150人規模維持に疑問
◆2017/01/11 福祉新聞 【相模原殺傷事件】「衝撃的な事件だった」 かながわ共同会の米山理事長が心境語る
◆2017/01/12 カナロコ 黒岩知事、異議に「心外」 やまゆり園建て替え構想で
◆2017/01/12 東京新聞 やまゆり園建て替え 異論噴出に知事「非常に心外」
◆2017/01/12 カナロコ 「責任痛感」と理事長辞意表明 やまゆり園運営の共同会
◆2017/01/12 カナロコ 〈時代の正体〉黒岩知事「心外」発言が波紋 やまゆり園建て替え問題
◆2017/01/12 カナロコ 措置入院患者支援へ財源支援を 相模原市長ら国に要望
◆2017/01/13 nikkei.com 職員縛った容疑で追送検 相模原殺傷
◆2017/01/13 asahi.com 拘束した職員にけが、逮捕致傷の疑いで追送検 相模原殺傷
◆2017/01/13 asahi.com 相模原殺傷、容疑者を追送検 PTSDで復職できぬ人も
◆2017/01/14 カナロコ 相模原事件受け 防犯対策講演会
◆2017/01/17 asahi.com 命の重さ、差つけないで(震災22年 障害者と共に)
◆2017/01/17 カナロコ 〈時代の正体〉「入所者に選択肢を」 やまゆり園建て替え 脳性まひの東大准教授・熊谷さん講演会
◆2017/01/17 毎日新聞 相模原殺傷:元職員の鑑定留置延長 2月20日まで
◆2017/01/17 カナロコ 鑑定留置期間の延長請求へ 相模原障害者施設殺傷で横浜地検
◆2017/01/17 asahi.com 鑑定留置の延長請求へ 相模原殺傷
◆2017/01/17 asahi.com 植松容疑者の鑑定留置、4週間延長 相模原殺傷事件
◆2017/01/18 カナロコ 「スピード」か「理念」か やまゆり園建て替え
◆2017/01/18 nikkei.com 相模原殺傷、容疑者の鑑定留置延長 2月20日まで
◆2017/01/18 カナロコ 鑑定留置4週間延長 相模原殺傷、2月に起訴判断
◆2017/01/19 asahi.com (ひと)奈良崎真弓さん 相模原事件を語る会を主宰する知的障害者
◆2017/01/20 カナロコ 黒岩祐治知事、合意形成へ意欲 やまゆり園建て替え 本人意向は「検討」
◆2017/01/22 よこはま福祉実践研究会 第7回福祉を創る学校「津久井やまゆり園の家族の心、あの時と今」 津久井やまゆり園家族会「みどり会」会長・大月和真さん招き勉強会@港南台ひの特別支援学校
◆2017/01/23 カナロコ 「まだ回復できない」 やまゆり園家族会会長講演 遺族の心境明かす
◆2017/01/23 asahi.com 19人の生きた証し、訪ねて 匿名の被害者、思い出集める 相模原殺傷事件、元職員2人
◆2017/01/24 毎日新聞 相模原市の障害者施設殺傷:福祉施設団体、入所者受け入れ表明へ 「地域で自立を」
◆2017/01/25 毎日新聞 相模原殺傷半年:「生きた証し」集め奔走 風化させぬ
◆2017/01/25 毎日新聞 Listening:<相模原の障害者施設殺傷>あす半年 防犯と開放、両立模索
◆2017/01/25 相模原殺傷:事件半年 傷負って確かめた絆
◆2017/01/25 NHK 「津久井やまゆり園」建て替え 見直し含め再検討
◆2017/01/25 tvkニュース(テレビ神奈川) 津久井やまゆり園 県が施設の建て替え案見直しを検討
◆2017/01/25 asahi.com 元職員2人、匿名19人の生きた証し訪ねる 相模原殺傷
◆2017/01/26 神奈川障害者自立生活支援センター(KILC) 『津久井やまゆり園事件を考える』1.26神奈川集会@かながわ県民センターホール
◆2017/01/26 毎日新聞 相模原の障害者施設殺傷:半年 障害者との共生考えよう 横浜で26日、追悼集会 /神奈川
◆2017/01/26 カナロコ 「何だこれは、ありなのか」 相模原事件半年で捜査員の胸中
◆2017/01/26 カナロコ 時代の正体〈433〉なぜ弟は死ななくてはならなかったのか やまゆり園で弟が事故死した姉の問い
◆2017/01/26 NHK 殺傷事件から半年 元職員は障害者冒とくの供述続ける
◆2017/01/26 NHK 障害者殺傷事件から半年 犠牲者の“素顔”は…
◆2017/01/26 【相模原殺傷】「地域で生きる場を」 障害者団体が横浜市で集会
◆2017/01/26 京都新聞 相模原殺傷、障害者ら追悼集会 事件から半年
◆2017/01/26 東京新聞 やまゆり園事件からきょう半年 「共生」めぐり揺れる再生
◆2017/01/26 asahi.com やまゆり園、建て替えに異論噴出 大施設「時代に逆行」
◆2017/01/26 asahi.com 「忘れないで」 殺傷事件から半年、献花続くやまゆり園
◆2017/01/26 asahi.com やまゆり園建て替えに異論 障害者団体「地域共生に逆行」 「再生の象徴」県困惑
◆2017/01/26 asahi.com みんなの姿、思い出して 相模原殺傷事件から半年
◆2017/01/26 nikkei.com 相模原殺傷から半年、心の傷癒えず 現場で献花
◆2017/01/26 nikkei.com 「生きた証し」聞き取り続ける元職員 相模原殺傷から半年
◆2017/01/27 熊本日日新聞 相模原事件の教訓
◆2017/01/27 信濃毎日新聞 障害者施設 在り方見つめ 相模原殺傷事件から半年
◆2017/01/27 asahi.com 企画特集 1【ともに生きる やまゆり園事件から】思いがある、話せなくても
◆2017/01/27 asahi.com やまゆり「戻らぬ日常」 園建て替え、障害者ら議論 相模原殺傷半年
◆2017/01/27 nikkei.com 命は同じ、伝えたい 相模原殺傷から半年
◆2017/01/28 カンテレ 1月28日深夜放送「そよ風が残したもの」障害者殺傷事件の波紋
◆2017/01/28 asahi.com 京都)相模原殺傷事件半年でシンポ 優生思想根深さ指摘
◆2017/01/28 asahi.com 企画特集 1【ともに生きる やまゆり園事件から】同じ「いのち」わかり合えたら
◆2017/01/28 東京新聞 【考える広場】相模原事件からみる「養育」 佐藤直子論説委員が聞く
◆2017/01/29 asahi.com 企画特集 1【ともに生きる やまゆり園事件から】「優しい社会」差別覆い隠す
◆2017/01/30 東京新聞 ハンセン病元患者が相模原殺傷に憤り 78歳平野さん「差別の歴史を今伝えねば」
◆2017/01/30 愛媛新聞 社説:障害者殺傷事件半年 忘れず、諦めず共生社会の構築を
◆2017/01/30 asahi.com 障害者はなぜ人里離れた施設で生涯を送らなければならないのか?
◆2017/01/30 asahi.com やまゆり園事件から半年(1)〜「ともに生きる」とはどういう意味なのか
◆2017/01/30 asahi.com 企画特集 1【ともに生きる やまゆり園事件から】「老障介護」家族任せは限界
◆2017/01/31 asahi.com やまゆり園事件から半年(2)〜生きることだけに一生懸命な「いのち」を理解する
◆2017/01/31 asahi.com 障害者働く「ともしびショップ」 各地に広がる
◆2017/02/01 asahi.com やまゆり園事件から半年(3)〜差別の見えづらい時代に
◆2017/02/01 asahi.com 相模原事件の再発防止を決議 自民党
◆2017/02/02 asahi.com やまゆり園事件から半年(4)〜福祉の「家族依存」、脱却を
◆2017/02/02 カナロコ 時代の正体〈436〉私が黒岩知事の「心外」発言にこだわる理由
◆2017/02/03 福祉新聞 【相模原殺傷事件】「第1に考えたのは家族の分裂回避」 やまゆり園家族会長が講演
◆2017/02/03 asahi.com 相模原46人殺傷から半年余、やまゆり園が会見
◆2017/02/03 カナロコ 入所者受け入れ「尽力」 横浜施設協議会申し入れ
◆2017/02/03 カナロコ 【詳報】「事件は施設職員の勇気をも奪った」 相模原殺傷から半年で理事長が会見
◆2017/02/03 nikkei.com 「やまゆり園」の在り方検討 神奈川県が部会設置
◆2017/02/04 asahi.com 犠牲者の名、呼ぶ人いまも 相模原殺傷事件、施設側が会見
◆2017/02/04 カナロコ 〈時代の正体〉「大規模」に再び異論 やまゆり園再建問題
◆2017/02/04 nikkei.com やまゆり園側「施設は建て替え必要」 相模原殺傷
◆2017/02/04 黒岩秩子の大地塾 相模原事件を忘れない緊急集会in新潟
◆2017/02/07 福祉新聞 【相模原殺傷事件】やまゆり園の建て替え構想、夏に延期 「入所者の意向確認すべき」と異論続出で
◆2017/02/07 カナロコ 〈時代の正体〉「障害者主体の生活を」 支援の在り方議論 保健福祉大でシンポ
◆2017/02/09 asahi.com 相模原事件、再発防止へ 厚労省が法改正案 今国会提出
◆2017/02/09 asahi.com 措置入院後の支援、自治体に義務づけ
◆2017/02/12 東京新聞 【神奈川】<ニュース読者発>いじめや恋愛、率直に 知的障害者の久保さんが自叙伝
◆2017/02/13 nikkei.com 施設建て替え要望相次ぐ 相模原殺傷で住民説明会
◆2017/02/13 asahi.com 東京)知的障害 緊急時助けて
◆2017/02/13 カナロコ 〈時代の正体〉やまゆり園「県立直営に戻す考えは」 再建巡り地元説明会 住民ら県の姿勢ただす
◆2017/02/15 asahi.com 措置入院直後に妥当性の評価へ 相模原事件受け改正案
◆2017/02/15 asahi.com 措置入院直後に第3者審査へ 精神保健福祉法改正案
◆2017/02/16 asahi.com 共生社会とは、国会で議論 「生きていいと、党派超え発信を」 相模原事件、犯行予告1年
◆2017/02/19 公益社団法人子ども情報研究センター 障害者殺傷事件と向き合う−障害児の生活と共育を考える部会からのお知らせ−:【障害者殺傷事件と向き合う−共生共育を進めるために】の開催
◆2017/02/20 TBS系(JNN) 相模原殺傷、建て替え構想の延期について家族に説明
◆2017/02/20 カナロコ 【詳報】〈時代の正体〉障害者家族の苦境訴え やまゆり園再建で説明会
◆2017/02/20 asahi.com 神奈川)やまゆり園構想延期、家族「先が見えない」
◆2017/02/20 NHK 障害者殺傷事件 元施設職員の精神鑑定終了
◆2017/02/20 時事通信 植松容疑者を起訴へ=刑事責任能力あり−鑑定留置終了・横浜地検
◆2017/02/21 nikkei.com 相模原殺傷、「元職員に責任能力あり」鑑定 起訴へ
◆2017/02/21 asahi.com 「完全な責任能力」元職員を殺人罪で起訴へ 相模原殺傷
◆2017/02/21 asahi.com 相模原殺傷、起訴へ 容疑者精神鑑定「完全な責任能力」 パーソナリティー障害と診断
◆2017/02/21 東京新聞 措置入院見直し、自公了承 改正案、今国会提出へ
◆2017/02/21 毎日新聞 相模原殺傷:元職員の責任能力認める 殺人罪などで起訴へ
◆2017/02/23 asahi.com 女性職員3人の労災認定 相模原殺傷、PTSDなど
◆2017/02/23 asahi.com 相模原殺傷、労災認定 職員3人、PTSDなど
◆2017/02/23 nikkei.com 相模原殺傷、施設職員3人に労災認定 PTSDで初
◆2017/02/24 nikkei.com 相模原殺傷、元職員を起訴 横浜地検「刑事責任問える」
◆2017/02/24 asahi.com 相模原殺傷、植松容疑者を殺人罪などで起訴 横浜地検
◆2017/02/24 asahi.com 「暴力団に追われる」思い込み実行か 相模原殺傷容疑者
◆2017/02/24 asahi.com 相模原殺傷、容疑者を起訴
◆2017/02/24 asahi.com 「暴力団に狙われる」思い込み実行か 相模原殺傷容疑者
◆2017/02/24 認定NPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボ 共同代表 宇田川健 相模原事件の容疑者が起訴されたことについて
◆2017/02/24 カナロコ 【速報】相模原殺傷事件で元職員起訴
◆2017/02/24 カナロコ 〈時代の正体〉「正直に話し、誤りを認めて」 植松被告に被害者家族の思い
◆2017/02/24 時事通信 元施設職員を起訴=障害者襲撃、殺人罪など−完全責任能力あり・横浜地検
◆2017/02/24 読売新聞 相模原殺傷、元職員を殺人罪などで起訴
◆2017/02/24 nikkei.com 相模原殺傷、元職員の男を起訴 殺人罪などで横浜地検
◆2017/02/24 nikkei.com 事件起きたやまゆり園 建て替え、なお議論
◆2017/02/24 nikkei.com 相模原殺傷「動機解明を」 元職員起訴に関係者ら
◆2017/02/24 nikkei.com 相模原殺傷、初公判まで1年以上か 再度の精神鑑定も
◆2017/02/24 nikkei.com 相模原殺傷事件、真相解明へ問われる「司法の力」
◆2017/02/24 NHK 「障害者殺傷事件 悲劇を繰り返さないために」(時論公論)
◆2017/02/24 神奈川県 津久井やまゆり園で発生した事件について
◆2017/02/25 asahi.com 相模原殺傷が投げかけたものとは 2氏が対談
◆2017/02/25 カナロコ 時代の正体〈447〉「私の施設で彼が働いていたら、事件は起きなかったか」 ある施設長の告白
◆2017/02/25 カナロコ 「完全な責任能力」地検 相模原殺傷、元職員起訴
◆2017/02/25 カナロコ 人格障害、影響は限定的 相模原殺傷
◆2017/02/25 カナロコ 独善思想に一貫性 元職員起訴 相模原殺傷
◆2017/02/25 カナロコ 被害者、裁判も匿名か 家族らに懸念の声、地検明かさず
◆2017/02/25 カナロコ 「自分が死ぬまで事件は終わらない」 相模原殺傷事件の被害者家族
◆2017/02/25 読売新聞 相模原事件起訴 身勝手な大量殺人が裁かれる
◆2017/02/25 nikkei.com 主な起訴内容
◆2017/02/25 asahi.com 服に靴に、娘を探す 父「寂しさ変わらない」 相模原殺傷事件
◆2017/02/25 asahi.com 相模原殺傷、起訴内容(要旨)
◆2017/02/25 asahi.com 相模原殺傷起訴、動機の解明焦点 裁判員裁判へ
◆2017/02/26 津久井やまゆり園事件を考える大阪集会・有志 津久井やまゆり園事件を考える2・26大阪集会@立命館大学大阪茨木キャンパス
◆2017/02/26 カナロコ 「そばにいる」当たり前に 知的障害者グループホーム建設断念
◆2017/02/27 NHK 津久井やまゆり園 再建 入所者らの意向確認し方向性決定へ
◆2017/02/27 特定非営利活動法人さざなみ会就労継続支援B型シャロームの家 津久井やまゆり園と事件について 尾野剛志家族会前会長が語る
◆2017/02/28 asahi.com 協議会設置、自治体義務に 措置入院後のフォロー強化 厚労省方針
◆2017/02/28 asahi.com 措置入院後の支援強化 協議会設置 自治体義務に 厚労省
◆2017/02/28 asahi.com 相模原・障害者殺傷事件の再発防止策を閣議決定
◆2017/02/28 asahi.com 措置入院後も支援義務化 相模原の事件受け、法改正案閣議決定
◆2017/02/28 nikkei.com 措置入院、退院後の支援計画作成を自治体に義務付け
◆2017/02/28 asahi.com 障害者施設、虐待告発者を非難「外部発信が本当の虐待」
◆2017/02/28 カナロコ やまゆり園建て替えか、地域移行か 基本構想策定へ初の部会
◆2017/03/01 東京新聞 相模原殺傷 植松被告と本紙記者接見 犠牲者へ謝罪なし 遺族には「おわび」
◆2017/03/01 asahi.com 相模原殺傷「身勝手な考え」 植松被告、面会で語る
◆2017/03/01 asahi.com 措置入院解除後、支援へ法案提出 相模原殺傷受け
◆2017/03/01 asahi.com 植松被告が謝罪「申し訳ない」 相模原殺傷、記者と面会
◆2017/03/01 asahi.com 相模原事件の再発防止策法案を国会提出
◆2017/03/01 asahi.com 中絶勧められ「絶対に嫌」と泣いた 障害者の出産に偏見
◆2017/03/02 カナロコ 緊急支援の推進、修正素案に追加 県犯罪被害者支援計画
◆2017/03/03 カナロコ 記者が見た植松被告の変化 「不適な笑み」が穏やかに
◆2017/03/03 カナロコ 「遺族に深くお詫び」植松被告、接見応じる 相模原殺傷
◆2017/03/03 カナロコ 【社説】相模原殺傷起訴 なぜ独善に陥ったのか
◆2017/03/04 asahi.com 岐阜)障害者の社会参加に情熱 柚木馥さんしのびシンポ
◆2017/03/06 WEBRONZA 漂流キャスター日誌[22]目の前の現実は筋が全く通っていない
◆2017/03/08 asahi.com (耕論)「内なる差別」見つめて 亀山郁夫さん、立岩真也さん、田口亜希さん
◆2017/03/09 asahi.com 精神保健福祉士、全国200人配置へ 保健所など 相模原事件受け
◆2017/03/09 asahi.com 全国の保健所に精神保健福祉士200人配置へ
◆2017/03/09 カナロコ 入所者の意向確認へ支援チーム やまゆり園再生へ県が骨子案
◆2017/03/10 yomiDr 相模原事件再考(上) 差別思想は、精神障害から生まれない
◆2017/03/12 自由の森日記 2016年度 自由の森学園高等学校 卒業式 校長の言葉
◆2017/03/12 カナロコ 「差別のない社会を」 藤沢、相模原殺傷巡り講演会
◆2017/03/13 カナロコ 地元住民ら招き「感謝の集い」 津久井やまゆり園
◆2017/03/17 yomiDr 相模原事件再考(下)「乱暴な正義」の流行が、危ない素地をつくる
◆2017/03/18 「国際障害者年」連続シンポジウム運営・実行委員会 第31回「国際障害者年連続」シンポジウム:相模原障害者殺傷事件 どう受け止め どう考えるか@京都テルサ 大会議室
◆2017/03/18 京都新聞 「変わるべきは社会」 京都で相模原殺傷事件考えるシンポ
◆2017/03/18 神戸新聞NEXT 障害者施設に危害予告 神戸市HPに書き込み
◆2017/03/19 カナロコ 【紙面拝見】障害者の意思尊重を 弁護士 延命政之
◆2017/03/20 カナロコ 時代の正体〈454〉共生を目指す学校(上) 能力を分かち合う
◆2017/03/21 nikkei.com アパートに女性遺体 北九州、母「殺した」と通報
◆2017/03/21 北九州・女性殺害 容疑で母親を逮捕「介護に悩み」
◆2017/03/21 カナロコ 時代の正体〈455〉共生を目指す学校(下) 身構えず興味津々
◆2017/03/21 asahi.com 私たちの社会の「暴言」を読み解くヒント。 『ミシェル・フーコー講義集成』
◆2017/03/22 カナロコ 共生フェスタ疑問続出 「当事者不在」予算に縛りも
◆2017/03/23 asahi.com (声100年 一粒の思いから:3)支える、支えられる私たち
◆2017/03/25 カナロコ 精神医療で治安維持「筋違い」 精神保健福祉法改正案に反対集会
◆2017/03/27 カナロコ 共生社会実現へ 周辺住民が集会 相模原・やまゆり園事件
◆2017/03/27 神奈川県 神奈川県障害者施策審議会 津久井やまゆり園再生基本構想策定に関する部会(第2回)
◆2017/03/28 カナロコ やまゆり園入所者の意思聞き取りへ 支援チーム構成員決まる 相模原殺傷
◆2017/03/30 nikkei.com 措置入院患者の情報、転居先自治体 相模原殺傷受け神奈川県
◆2017/03/31 カナロコ 県社会福祉審議会、入所施設の在り方議論



 
 
>TOP

津久井やまゆり園事件を考える2・26大阪集会@立命館大学大阪茨木キャンパス

津久井やまゆり園事件を考える大阪集会・有志

日 時 : 2017年2月26日(日) 14時00分〜7時00分
場 所 :立命館大学大阪茨木キャンパスB棟3階
(〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町2-150)
講演:原昌平(新聞記者/精神保健福祉士) 基調:小泉浩子(日本自立生活センター)・西定春(社会福祉法人すばる福祉会)
主催 津久井やまゆり園事件を考える大阪集会・有志
連絡先:すばる福祉会(西宮市上大市5丁目1-8)
    TEL: 0798-53-0122 Email: nishi-s@ml.musubaru.info
当日連絡先 TEL 080-6004-6848(桐原尚之)
共 催 立命館大学生存学研究センター
資料代 500円

7月26日、相模原の障害者施設で「障害者は生きていても仕方ない」という動機により約50名の障害者が殺傷される事件が発生しました。このような考え方は社会の中に根付いた障害者に対する差別意識のあらわれであると思います。2016年12月8日、「相模原市の障害者支援施設における事件の検証及び再発防止策検討チーム」は最終報告書をとりまとめ、容疑者に対する措置入院の解除、退院後の監視が不十分であったかのように課題が示されました。そして再発防止の方策として、すべての措置入院者に対して退院後の計画を都道府県が作成し、保健所設置自治体が退院支援を調整こととされました。

プログラム
13:30  開場
14:00  開会の挨拶 立岩真也(立命館大学・教授)
14:05  追悼
14:15  基調1 小泉浩子(日本自立生活センター)
14:35  基調2 西定春(社会福祉法人すばる福祉会理事長)
15:50  ミニコンサート はるまきちまき
15:00  講演 原昌平(新聞記者・精神保健福祉士)
15:30  指定発言 ピープルファースト京都、ALSの本人、精神障害の本人
16:00  フロアからの発言
16:30  閉会の挨拶 立岩真也(立命館大学・教授)
司会 長谷川唯(日本学術振興会特別研究員)



 
 
>TOP

津久井やまゆり園と事件について 尾野剛志家族会前会長が語る

特定非営利活動法人さざなみ会就労継続支援B型シャロームの家

特定非営利活動法人さざなみ会就労継続支援B型シャロームの家主催2017年2月27日の講演から

事件当日から息子一矢の状態

 事件を朝知らされて、頭の中が真っ白になってしまいました。テレビはただ殺傷事件ばかりを報道して、そして植松も逮捕されていました。名前も誰かもわからないで、殺された人は15人とだけ。

 7時半に施設になんとか駆け付けました。その時、自分がどうだったのか覚えていません。一番覚えているのは、ただ大きなテーブルがあって、A4の紙が4枚ありました。それに利用者の名前が書いてありました。×、○が書いてあって。そんなことしか覚えていません。ただ、一矢が立川医療センターとあって。周りのことが何もわからなくて、とにかく行きました。どうやって行ったかわからないのですが、車に乗ったんですが、カーナビがセットできないんですよ。職員が私がやるわと言って、カーナビを教えてくれて、9時半ぐらいに病院につきました。どうやって来たかあまり覚えていませんでした。看護師さんから、今一矢さんは手術に入りましたと言われました。12時頃、先生からお話を聞きました。

 ダメだったと言われたらと思って、ちゃんと話を聞けないんですね。ここを4針、3針縫いました。こちらを5針縫いました。一番ひどいのは、お腹を刺されて大腸がおそらくちぎれるちょっと手前でした。汚物が腹の中に回っていて、腹を全部割腹して、お腹をきれいに洗って縫い上げました。一応手術は終わりました。ただ明日の朝までは予断を許さないと。明日の朝まで病院から連絡がなければ助かったと思って結構です。

 本人と会っていって下さいとのことで、会いました。一矢は麻酔が効いているはずなのに、私が看護師さんと話している時に、娘が「お父さん、お父さん、一矢が泣いてるよ。お父さんの声、聞こえるんだよ」と言って、ホントに涙が出ているんですよ。聞こえているかもしれないと思いました。その後、どうやって家に帰ってきたかわからないほどのパニックでした。23日間入院しました。

 8月15日、津久井やまゆり園から職員が迎えに行きました。丁度この時、私は以前から手術をすることに決まっていて入院していましたから、迎えに行けなかったわけです。

 その前に何回か見舞いに行きまして、「かんちゃん、(一矢をかんちゃんって呼んでいるんですが)かんちゃん、治ったらやまゆりに入るんだよ、帰るんだよ」と言ってきかせていたので、本人はやまゆりに帰ると思っていたらしい。でも、好きな職員と一緒に車に乗って着いたところが、津久井日赤だったんです。それから一矢のパニックが始まりました。

 食べない、喋らない、怒鳴る、それから先生にお腹も触らせない。すごい状態で、精神的にも落ち着かなくなって。その時のことも、放映されてしまいました。それから23日ぐらいで、津久井日赤を退院しました。退院しても、歩けないし、喋れないし、車イスで半月過ごしました。

 9月21日に、今いる厚木の七沢の県の施設(取り壊し予定)に暮らしています。その後も車イスでした。

 ある日、娘が、ひょっとしたら一矢うつかもしれないよと言ったんです。一矢がやまゆり園に来ると言ったので娘と一緒に会いに行って、4人でご飯を食べて、車イスで散歩して、「お姉ちゃん、お姉ちゃん」とごきげんになって、2、3日してから急に一矢が回復に向かったんです。これも、お姉ちゃんの力だと思います。今はもう、回復して歩いています。言葉もかなりでます。

 もともとお父さんとかお母さんとは喋らない。自分の言いたいことしか言わない、やめとく、嫌、だめとしか言わない子でした。それが、入院した時、3日めに行った時、急に「お父さん」という言葉をだしてくれて、それで私も感動したし、退院してきて、今は顔を見て「お父さん」とか「お母さん」と言って、話をしてくれるんですよ。

 この事件でたまたま、一矢を今まで愛していないとは言わないけど、一矢が私のことを愛してくれてたかどうか半分わかってなかったかも。初めて、なんか、お父さんと言われた気がしたし、20何年やまゆり園に居ましたから、ホントに自分の中で一矢に対して詫びるというかな、そういう気持ちでしたね。一矢に対して申し訳なかったかなって。一矢がこんなに私のことを愛してくれていたのに、私はそこまで愛していなかったかもしれないと。一矢を見直したし、一矢のために生きている間は頑張ろうと。笑い顔も本当に可愛いんですよ。でも今でも急に、「怖い、怖い」って言うんです。

私が知る植松

 私が知る植松ですが、彼がやまゆり園に来てから辞めるまで、私は会長でした。彼とは面識もありますし、話も2、3度しています。担当のホームが違うので、催し物などの時に会いました。「会長さん、一矢さん元気にやっていますよ」と言ってくれました。

 事件のテレビを見た時、最初は彼ではないと思ったんです。全然違う写真でした。彼は大学の時からやまゆり園に入ってからも、顔を整形しています。私の印象は、最初の頃好青年、頑張っている子に見えましたし、今と違っていましたから、犯人とは思えなかったんです。職員になりたての写真が2日めのテレビにでて、それで彼だってわかったんです。職員が200名近くいますから、顔は知っていても名前は知りませんでした。報道を見る中で、「こいつ」ってなったんです。それから憎いといったような感情が出てきた。彼が犯人だと理解するのは、つらかったですね。

報道にでるべき私の責任感

 NHKが先ず取材に来て、息子さんをテレビに出していいかって言うから、私は一矢が子どもの頃から恥ずかしいと思ったことはないので、いいですよと言いました。

 一矢のためにも全部喋る。園や家族会が取材拒否していますから、誰かが喋らないとと思っています。

匿名と取材拒否

 パニックってた私が病院に行くちょっと前に、家族会の会長や遺族の方もいらしてて、園長が津久井署に電話をしているんです。(後に判りました)匿名をお願いしたいと。遺族の方で、最初は2人だったんですが、匿名にしてくれということで警察の方に連絡しているんですよ。

 警察はこれまで前例がないので、津久井署は一旦断ったんですね。それをまた、来ている家族みんなで協議して、あらためて再度もう一度園長と家族会の会長が津久井署に電話をして、懇願したんです。要するに、遺族の方がどうしても匿名にしたいということなので、お願いできませんかということで、もちろん津久井署も本署と電話で話したんでしょうが、わかりましたと、今回はいちおう特例ということで、それは認めましょうということになり、警察の方から各報道関係者に連絡をして、匿名になったというわけです。

 匿名はわかるんですよ。それは亡くなった方ですからね。でも、怪我した人の家族は匿名とか言っているわけでもないし。ただかながわ共同会と津久井やまゆり園と家族会も、全部の家族に取材拒否してください、答えないでくださいという通達をだしたんです。ですから、家族も一切話をしなくなってしまった。だけど、こうして私一人が、私には話すなとは言わないんですよ。私は言われたって、冗談じゃないよというタイプなんで、ずっと取材を受けてきました。

 家族会が取材に応じないということを大変残念に思っています。事件の後、家族会の中がバラバラになっていることも残念です。

 遺族の2名が匿名でと。それで園長が警察に電話して。匿名が多かった。同意書にサインすることで、共同会の通達となったわけです。

 匿名の理由は、昔から知的障害者は差別されてきた、自分の子どもを殺してしまった、家族ごとどこかに追いやられた、そんな偏見が今だにとれない。家族はそんな子どもを隠しているんです。

 私の知っている人なんですが、一日だけテレビに出て顔を出したのですが、山形の田舎の方から電話がかかってきたそうですよ。それまで知らせてなかったようなんです。なぜ、皆さんなぜ?って思います?意地の悪い言い方をすると、自分本位なんですよ。自分がかわいいんです。自分の子どもより、自分がかわいいんですよ。だからこの子が障害ってわかったら、親戚、近所みんなから言われて、恥ずかしい思いをすると。いやだ、だから隠そうとする。それが匿名になった背景です。私はそういうの、嫌いなんです。

 再婚しましたから一矢は私の子ではないし、一矢が4歳の時に知り合って、私はこの子がかわいいと思って、この子がなんとかなればいいなと頑張ってきました。だから全然恥ずかしいと思ったこともないし、怖いと思ったこともないし、だからなぜ障害を持った子が自分の家族、身内なのに隠すなのかがって、私にもわかりません、はっきり言って。だから、それは自分がかわいいから、自分を守ろうということです。

 私が知っている範囲でも、夫婦でも津久井やまゆり園に一度も来ない人がいるんですよ。お父さんが、お父さんなのに、全部お母さんにやらせていて、勝手にしろと。そういうお父さんもいるんです。で、お墓もそうなんですよ。

 お墓には本人、お父さんやお母さん、親戚の人もいます。親の後を受け継いだ長男でなく、そうでなければ障害をもった家族の人たちは、障害をもった人が亡くなった時に、お墓に入れてくれないんです。これ、ホントです。私、これ実際に経験したんです。

 会長をやっている時に、要するに、遺骨を持ってどこへ行ったらよいでしょう?って。夜よなかに電話がかかってきたんです。遺骨を持って家に帰ったら、主人が、なんだっそんなものを持って来てって、それをどこかに置いてこなきゃ、家に入れない、もう一緒に帰って来るなって。会長さん、どうしたらよいでしょう?これが現実なんですよ、知的障害者の家族の方の。自分の子どもがかわいいんですけど、それを夫婦でもわかちあえないとか、親戚でもわかちあえないとか、だからしょうがなく隠すという人もいるし、表に出すのが嫌だという人もいるんです。その現状が、事件で匿名となるのです。

 取材拒否は、共同会や園が施設をあまり世間に知らせたくないというのもあるんだと。悪いイメージをだしたくない、でも私は逆だと思っているんですよ。私自身は話すことによって、話したりテレビに出ることによって、全国の人が見たり聞いたりして、津久井やまゆり園の人たちに逆に励ましをしてくれたり、支援をしてくれたりする人がいるから、私は理事長に何度も言いました。ぜひ、報道に対してきちんと話をして下さい、会って下さいと、園長と何度もケンカしました、私は。でも園長は、やっぱり言えないんです。なぜか?県の方から逆に止められているんですよ。県も要するに報道には喋るなと、県の方から言われているんです。園長がそうだから、職員ももち ろんそうで すよ。もし喋ったら、職員はこれっになっちゃうんじゃないですか。だから私に、尾野さんが喋ってくれてありがたいと思うし、私のことをみんなが応援してくれるっていうのはそういうことですよね。他の家族もそうです。理事長とケンカもしましたが、今は電話でも話しています。県庁でかながわ共同会として記者会見しました。それも私がさんざん言ったんですよ。それでやっと日にちも決めて、本来は1月最初にやる予定だったんですよ。しかし理事長は詰め腹をきらされた、やめなさいと。それで理事長が辞任表明をしたということで、テレビ報道がされているわけです。私はその日の夜に話をしてるんですよ。それで、記者会見のことで詰め腹をきらされて、今それの尻拭いを自分はしなくちゃいけないと。県はそんな感じです。

アメリカと米大使館は

 ところで、ニューヨークタイムズの記者も取材に来てくれて、それが記事になりました。写真入りで載ったんです。それをアメリカの元上院議員のトム・ハーキンさんが直接ケネディ大使に電話をかけて、私と会いたいからとセッティングしてくれました。ケネディ大使が承諾して、でも私一人で会うわけにはいかないから、障害者の人を大勢集めて、障害者と集うレセプションにお招きを受けたということです。

 塩崎大臣も、他の議員もおりました。ケネディ大使とトム・ハーキンさん、そして通訳の方との4人の写真が家にあります。

津久井やまゆり園とは

 津久井やまゆり園は県立で、指定管理団体です。全国で第一号として指定管理団体になりました。社会福祉法人かながわ共同会が指定されたのです。

 第3日曜日が面会日。県、家族会の定例会で、役員会、家族会をやって全体会と、園からの報告となります。

 やまゆり園の様子を話します。昨年(2016年)3月まで私は17年間家族会の会長をしていました。会長の私は園の鍵を持っていて、自由に出入りできました。他の家族は月1回の定例会に来るだけです。家族会の3割位は殆ど定例会にも来ません。

 私は全部の居室と管理棟に入れる鍵を持っていましたから、抜き打ちで居室に行くんです。当時の県立職員は本当に怠慢が多かったです。ホームの中でたばこを吸っているのは当たり前、横になってテレビを見ている、利用者さんがいてなんかやっているのに、利用者さんを見てないで、自分でソファに寝っ転がってたばこを吸ってテレビを見ているんですよ。そういうところへ私が行くんですよ。もうあわててみんな飛び起きますからね。園長は注意をしますと言うんですが、聞きっこないですよ。

 津久井やまゆり園は1964年の2月にできました。その時は100名の施設でした。誘致する時に、地域の皆さん方から年齢制限なく県立の職員として50何人か雇う、試験も何も無し、福祉のふの字も知らない人たちが職員になったんです。その中にだらしない人もいたのは事実です。それが何年も辞めないで指定管理になるまでいたんです。とても情けなかったです。当時会長でしたが、家族会として県から共同会に指定管理するよう、県に要望しました。県の職員は順次辞めて、共同会独自で職員採用をしました。

植松被告と事件と精神障害者

 ここでちょっと植松の話に戻って、それで事件と精神福祉のことを考えてみたい、話が行ったり来たりしますが。

 事件が精神福祉に与えるということで、やっぱり事件は植松が常軌を逸した人間であるということですよね。ですから、それが精神障害であるということで相模原市で北里大学病院に入院させられました。

 首になる前に、本人が辞めますと言って辞めちゃいました。彼の採用にあたってホーム長も関わって、審査して、最初は一生懸命やってくれたと。彼が園に入ったばかりの頃の、本人の文章をちょっと紹介します。

 「初めまして。この度のぞみホームで勤務になりました植松聖です。心温かい職員の皆様と笑顔で働くことが出来る毎日に感動しております。仕事では、毎日が分からない事だらけです。

 右も左も分かりません。経験豊富な先輩方の動きを盗み、仕事を覚えていきたいと考えています。今は頼りない新人です。

 しかし、一年後には仕事を任す事の出来る職員を目指して日々頑張っていきます。これからも宜しくお願い致します。」(家族会の会報2013年5月発行)

 一年半から二年前ぐらいに、彼が入れ墨を入れていることがわかってしまったんですよ。大学時代に入れ墨を入れていたようです。それがわかってから、園としては辞めさせるかどうかを検討したそうです。しかしその頃はすごくまじめだったんですね。一生懸命やってくれたから、まあ入浴介助の時にはウェットスーツを着てやるようにしたわけです。

 辞める前の昨年あたりからおかしくなってきて、変な言動を始めたと。利用者さんを罵倒するとか、それで職員はおかしいな?上司も彼に説教しました。最初は「はい、気をつけます」と。しかし直らないということで、昨年の2月になって、自分から辞めたというわけです。その頃、衆議院議長に「手紙」を出してる。

 津久井警察署は、議長に出した「手紙」は津久井やまゆり園に出した「手紙」ではないから脅迫文とは言えないと。だから共同会に対してはその原本は見せない。今でも警察署にあるままです。衆議院議長宛に出したから脅迫文とは言えないというのは、皆さんもおかしいと思うでしょ。あの文面は誰が見ても脅迫文です。400人、やまゆり園と厚木精華園、殺せると書いてあるわけです。事件後は精神耗弱で無罪になって5億円もらって、悠々自適に暮らすって。ふざけるんじゃねえっていう文面を書いている。あの最初の文面を読んで、脅迫文でないという方はいらっしゃらないと思います。ですから、神奈川県の検証委員会の見解が間違っていると、私は思います。私は委員会の委員長に直談判しました。そうしたら、委員長も「申し訳ありません。私もそう思います。委員会でそれを何度も言いました」と、「だけど、最終的に負けたんです」と。検証委員会の報告書は県のいいなりなんですよ。

 要するに、共同会を悪者にして納めてしまおうということなんです。警察署も相模原市も、責任があるよとなってしまうと、大きな問題になってしまう。相模原市も、神奈川県も、厚労省も、結局そう納めたいんです。

 精神障害者の人たちの大変さ、私自身も考えるようになった。私がもう少し精神障害者のことを理解しなけりゃいけないなと思います。

 精神障害者の皆さんの前で話ができて、私も大変うれしく思います。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。

※原稿の著作権は、尾野剛志・チキ子(著作)、YSP「横浜ピアスタッフ協会」/栗原那宙(編集著作)にあります。この原稿の扱いは両者から承諾を得ています。なお、今回は堀利和が原稿を起こしましたので、文責は堀にあります。



 
 
>TOP

第31回「国際障害者年連続」シンポジウム
相模原障害者殺傷事件 どう受け止め どう考えるか

「国際障害者年」連続シンポジウム運営・実行委員会

2017年3月18日(土)11:00(10時半開場)〜16:30
会場:京都テルサ 大会議室
京都駅から徒歩15分、九条駅から5分
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html
参加費:500円
■第一部(11:00-12:30)
「神奈川の現場より〜亡くなられた方々のことと、現在の神奈川の動き〜」
  西角純志 氏 (津久井やまゆり園元職員、専修大学兼任講師。犠牲者の「生きた証」を追っている)
  ピープルファースト横浜(知的障害者の当事者団体、やまゆり園入所者の地域移行を応援している)

(昼休憩1時間、昼食は各自でご用意お願いします。)
■第二部(13:30-15:00)
「事件についてそれぞれの思いを聴き、また語る時間」」
発言予定者:下記参照
■第三部(15:00-16:30)
「事件の背景や今後の課題について」
  熊谷晋一郎 氏 (東京大学准教授・当事者研究)
    「それでも他者とつながり生きる」(仮)
  尾上浩二 氏 (DPI日本会議副議長)
    「誰も取り残さない社会をめざして」(仮)
★ シンポジウム趣旨 ★
「相模原障害者殺傷事件 どう受け止め、どう考えるか」
この「国際障害者年」連続シンポジウムは、国際障害者年のテーマ「完全参加と平等」を推進するにあたり、国際議決「あらゆることに関して企画の段階から決定まで心身障害者の参加が重要である」との趣旨を基に、現実に社会環境により多大な不利益を受けている障害者からの発言を中心に、そのときのテーマに添った専門家と討議を進めるものであります。
2016年7月26日に起きた相模原障害者殺傷事件は、私たち障害当事者や、この社会に生きる多くの人々に、大きな傷跡を残しました。この事件の後、いまだ言いようのない不安にさいなまれている人、気持ちの整理がつかない人、体調が不安定になった人などが多数おられます。
今回のシンポジウムは全体を3部に分け、まず神奈川県の現場から、「亡くなられた方々のことと、現在の神奈川の動き」について、報告をいただきます。
次いで、事件についての様々な思いを多くの人の間で共有するために、多くの人に自分が事件をどう受け止めか、その後、どう感じているか、率直に語っていただく時間を設けます。
最後に、この事件について、積極的に発信されている方々から、事件をどう考えるか、残された私たちにとっての課題は何なのかなどについて、報告をいただきます。
事件は私たちに大きな傷を残しているため、今回のシンポジウムについては、相互に議論を闘わすというよりも、それぞれの立場から思うこと、考えることをそれぞれで確認できる場にしたいと考えています。
★報告者プロフィール★
西角純志 津久井やまゆり園元職員。専修大学兼任講師。事件で亡くなられた19名のうち、7名の方の支援に従事していた。現在、事件の犠牲者の「生きた証」を追い求めて活動している。NHKハートネットTV「匿名の命に「生きた証」を」出演など。
ピープルファースト横浜 知的障害者の当事者団体。事件後、ピープルファースト大会in横浜を開催し、全国の知的障害の仲間とともに、追悼集会を開く。その後、津久井やまゆり園の建て替えに異議を唱え、入所者の声を聞いて、地域移行を進めるよう、活動している。
熊谷晋一郎 東京大学准教授。当事者研究。小児科医。脳性まひ当事者。事件直後の8月6日に東京大学で「追悼集会」を開く。被害、加害の両側面から事件の背景を見つめつつ、この事件によって隔離や分断が進み時代が逆行することに警鐘を鳴らし、新聞、雑誌、ニュースなどで頻繁に発言している。著書に『リハビリの夜』(医学書院)他。
尾上浩二 DPI日本会議副議長。大阪青い芝の会出身。障害者権利条約批准に至る近年の日本の障害者制度改革を障害当事者の立場からリードしてきた。事件によって、隔離、分断、優生思想がさらに広まることを危惧し、真のインクルーシブ社会、誰も取り残さない社会を目指して活動し、政策提言や各種媒体への発信を続けている。
第2部発言予定:佐々木和子(トライアングル)、岡本晃明(京都新聞)、平田義(重症心身障害者通所施設シサム所長)、松波めぐみ(大学非常勤講師)、猿渡達明(元相模原市民、脳性マヒ者の会一歩の会)、日本自立生活センター、ピープルファースト京都、他
(発言していただける方を募集しています。事前にご連絡いただけたら幸いです。)
★終了後、懇親会を予定してます。参加希望の方は事前に申し込み下さい。参加費4000円程度。
主催:「国際障害者年」連続シンポジウム運営・実行委員会
協力:日本自立生活センター、車いすと仲間の会
ワークス共同作業所、自立支援事業所、ピープルファースト京都
後援 京都府、京都市、京都府社会福祉協議会、京都市社会福祉協議会
助成:京都府、京都市人権文化推進課、(公財)京都新聞社会福祉事業団(申請中含む)
【問い合わせ先】
「国際障害者年」連続シンポジウム運営・実行委員会事務局
住所:京都市南区東九条松田町28メゾングラース京都十条101日本自立生活センター(JCIL)内
電話:075−671−8484  
FAX:075−671−8418
メール:jcil@cream.plala.or.jp
 ※要約筆記あり。手話通訳又は点字資料ご希望の方は、3月9日(木)までに、上記までご連絡ください。
ホームページ、PDFチラシなどはこちらから
→http://www.jcil.jp/shinpo.html



 
 
>TOP

障害者春闘2017 忘れへん!相模原障害者殺傷事件
〜障害者・家族・支援者、様々な立場から事件の本質を問う!!〜

障害者問題を考える兵庫県連絡会議

広く市民に様々な障害者問題をアピールするため、障問連では毎年「障害者春闘」を開催しています。

29回目を迎える今年のテーマは「忘れへん!!相模原障害者殺傷事件」です。

昨年7月26日未明に相模原市の障害者施設で起きた連続殺傷事件では、19名の尊い生命が奪われ、26名が負傷しました。

犠牲者が大きかったショックだけでなく、容疑者が「重度障害者は存在しない方が良い」との強い意思と目的を持って事件を起こしたことに、私たちは強い恐怖を感じ、震えが止まりませんでした。

私たちは、優生思想と障害者への嫌悪や偏見、生産性や効率ばかりを優先する社会に大きな問題があるのであって、事件を精神障害者による犯行として問題をすり替え、精神障害者や施設での管理を強くする動きに反対します。

今年度の「障害者春闘」では、この事件を受けて、今どのような状況になっているのか、身体障害・知的障害・精神障害の当事者はどう考えているのかについて話していただきます。

さらには、家族や支援者などの発言も予定しています。

それぞれの当事者などの生の声に学び、この事件について考えを深めながら、障害者と健常者とがともに生きる社会を作っていくための一歩になればと考えます。

■日時:4月1日(土)13:30〜16:00
■場所:三宮勤労会館多目的ホール(神戸市中央区雲井通5丁目1-2)
 ※各交通機関三宮駅南東へ徒歩5分 中央区役所隣
■内容:相模原事件を取り巻く情勢報告、障害当事者からのアピール、家族や支援者からのアピール
◆資料代:300円
◆情報保障:手話通訳有り
※シンポジウム終了後、差別解消を訴えるデモ行進を行います。奮ってご参加お願いします!
◇主催、問い合わせ:障害者問題を考える兵庫県連絡会議(生活支援研究会 内)
電話:078-842-3299、ファックス:078-842-3354、メール:center@co-live.net
当日連絡先:障問連事務局長 石橋(090-3166-9024)

チラシ:pdfファイル



作成:斉藤 龍一郎伊東 香純長谷川 唯桐原 尚之
UP:20170101 REV:20170103, 04, 07, 10, 11, 13, 14, 17, 18, 21, 22, 24, 26, 27, 28, 30, 0204, 05, 09, 16, 17, 21, 24, 25, 26, 0301, 12, 13, 21, 24, 25, 26, 27, 0407, 10, 0613, 0817, 20180108
障害者殺し  ◇関連事項・声明・他  ◇報道一覧(2016年7月〜現在)
TOP HOME (http://www.arsvi.com)