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「第3回埼玉大学人文社会科学研究科連続シンポジウム 混成する文化:歴史と物語の交点 Intersection of History and Storytelling」

於:埼玉大学東京ステーションカレッジ (東京駅JRサピアタワー9F)

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last update:20160122


■第3回埼玉大学人文社会科学研究科連続シンポジウム 混成する文化:歴史と物語の交点 Intersection of History and Storytelling

日時:2016年2月27日(土) 10時開場
場所:埼玉大学東京ステーションカレッジ (東京駅JRサピアタワー9F)
アクセス:http://www.saitama-u.ac.jp/society/satellite.html

■趣旨

近年、人文・社会科学では公共社会学、公共考古学、公共民俗学など、「公共」の二文字を冠する新たな学術領域が生まれています。この潮流は、視点や方法の違いこそあれ、議論を学問領域に閉じることなく、市民、NGO、企業、学校、メディアなどの公共空間に開いて、学問と社会の双方にとって有益な関係を構築することを目指しています。本サロンでは、そのうち民博との関わりが深い人類学と社会学に着目し、「公共人類学」と「公共社会学」をめぐる学術潮流の紹介と議論をおこなうことを目的としています。公共○○学についての学術潮流に関心をもつ研究者から、「人類学って何の役に立つの?」「社会学って社会とどうつながっているの?」などの疑問を持っておられる一般市民の方まで、幅広い層を対象として開催いたします。

■プログラム

はじめに 山崎敬一(埼玉大学人文社会科学研究科教授) 10時20分から10時30分

日系人文化の展示と会話分析(司会)山崎晶子 10時30分から12時

ミュージアムにおける「ナラティヴ」の展示
野村奈央(埼玉大学人文社会科学研究科准教授)

全米日系人ミュージアムの会話分析
マット・バーデルスキー(大阪大学教授)
川島理恵(関西外語大学短期大学部准教授)

相互行為から見えるスティブストン仏教会における日系人文化の考察
福島三穂子(宮崎大学講師)

混成社会の歴史と語り 司会 小林亜子 1時から3時

強制収容の歴史と記憶の継承をめぐる問題
佃陽子(成城大学講師)

集団の歴史と個人の歴史―歴史学における史料と個人の言説―
小林亜子(埼玉大学人文社会科学研究科教授)

個人史から語りの集合性へ―ある日系二世の聞き取りをして―
福岡安則(埼玉大学名誉教授)

両世界大戦期フランスにおける敵性外国人と強制収容―国民国家と戦争―
渡辺和行(奈良女子大学教授)

会話分析・ナラティヴ・語られる歴史 司会 山崎敬一、やまだようこ 3時10分から5時40分

会話分析と日本人と日系人の物語
山崎敬一(埼玉大学人文社会科学研究科教授)
池田佳子(関西大学国際部教授)

大変同情しています」―自己物語における言語的行為と身体的行為の相互的構成―
山崎晶子(東京工科大学准教授)

喪失と再生のビジュアル・ナラティヴ
やまだようこ(立命館大学教授)

コメントと全体討論
鶴見太郎(埼玉大学准教授)
根川幸男(同志社大学嘱託講師)
浜日出夫(慶応義塾大学教授)

■主催

埼玉大学人文社会科学研究科

共催:
科学研究費挑戦的萌芽研究「越境する文化・還流する文化」(代表山崎敬一)
科学研究費スタート支援「帝国崩壊期のロシア系ユダヤ人における相互依存的アイデンティティ」(代表 鶴見太郎)

*作成:安田 智博
UP: 20160122 REV:
ナラティヴ・物語 
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