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「ベ平連研究の現在――社会運動論の再検討」

於:立教大学 池袋キャンパス 6号館6404教室

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last update:20151204


■ベ平連研究の現在――社会運動論の再検討

日時:2015年12月5日(土)13:30〜17:00
場所:立教大学 池袋キャンパス 6号館6404教室
 キャンパスマップ:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
 立教大学へのアクセスマップ:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/

■趣旨

 ベ平連が東京で誕生してから50年が経ちました。安保法制反対運動のなかで「ベ平連」への言及が度々なされているように、ベ平連運動の原理・実践・思想はいまもって参照可能なものとして生き続けています。

 しかし、ベ平連に関する研究や言説の多くが、東京を中心としたもの、小田実や鶴見俊輔といった知識人の言動を中心としたものになりがちであるとの指摘もなされています。ベ平連は確かに東京で結成されましたが、相前後して日本各地で独自のベトナム反戦運動が起こり、ベ平連と名乗った場合にもそうでない場合にも、それぞれの地域で独自な活動が展開されたようにも思われます。具体的な地域で、どのようにベ平連(的なるもの)が誕生し、いかなる活動や思想を生み出し、何を残したのか? 地域独自の社会問題や先行する運動、また同時代の文化状況とどのように関わったのか? これら点について、精緻な検証が待たれています。

 このような問題意識から、2013年、私たちは「地域ベ平連研究会」をつくり、福岡、岩国、沖縄、埼玉、千葉などのベ平連運動について、資料を集め、聞き取り調査を行い、分析を進めてきました。共同研究を進めるなかで、それぞれの地域独自の活動の姿が明らかになるとともに、東京を経由せずに、ダイレクトに海外の運動や思想とつながり、国境を越えた人・情報・思想のやりとりが経験されていたことが明らかになってきました。つまり、ベ平連を考えるにあたって、東京を中心に設定する方法論や一国主義的な方法論では不十分です。狭く社会運動という枠組みでとらえることも、問い直さなくてはならないかもしれません。世界との同時代性や国境を越えたやりとりとともにローカルな運動と空間を人びとの経験から考察することーーこれが本研究会の課題であり、さらにいえば、日本の社会運動論を練り上げていくための普遍的な課題でもあると思います。

 そこで、この公開研究会では、本研究会メンバーによる研究成果の中間報告を行うとともに、ベ平連研究の今後の課題を提起し、検討することを目的とします。ベ平連研究の現状と課題を共有しながらも、社会運動論の課題をも照らし出すような場になればと思います。
 
 多くの方々の参加をお待ちしております。

■プログラム

(1)趣旨説明――ベ平連研究の現在と本研究会の射程

(2)研究報告
 市橋秀夫(埼玉大学)
 木原滋哉(呉工業高等専門学校)
 大野光明(大阪大学)

 コメンテーター: 安藤丈将(武蔵大学)

(3)総合討論

■主催

地域ベ平連研究会
 URL:http://chiikibeheiren.jimdo.com/

■お問い合わせ

大野(mitsuakick[at]hotmail.com → [at]を@にかえてください)


*作成:安田 智博
UP: 20151204 REV:
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