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生存学 E-mail Magazine No.62

2015年05月29日
[Korean]


立命館大学生存学研究センターでは、メールマガジンコリア語版を定期的に配信し、情報発信、研究交流に努めていきます。
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● 目次 ●

1 【 小川さやか・生存学研究センター副センター長からメッセージ 】
2 【 『Ars Vivendi Journal』第7号 刊行のお知らせ 】
3 【 『生存学研究センター報告』23号 刊行のお知らせ 】
4 【 開催報告:第3回「精神分析と倫理」研究会 】
5 【 開催報告:出生をめぐる倫理研究会 公開研究会 】


1 【小川さやか・生存学研究センター副センター長からメッセージ】
新緑が美しい時期になりました。生存学研究センターも、大地に根をはる木々のように日々の変わらない営みをしっかり継続しながら、毎年あたらしいことに挑戦して少しずつ成長していけたらと思っています。
じっさいに本年度は新たな挑戦がてんこもり!
障害を持ちながら研究をしている者たちの国際的な交流の場となるために、これまで日韓で交互に開催してきた障害学セミナーに昨年から中国の研究者も加わり、2015年度は中国での開催が予定されています。
また昨年度は、韓国の三つの大学と連携を築いたほか、東北学院大学・地域共生推進機構多文化共生・国際交流部門や南山大学・社会倫理研究所との組織間連携も進めており、関西を飛び出して多彩な共同研究を展開しようと考えています。
また、今年度はひとつの区切りの年です。
生存学研究センターが積み重ねてきた成果の公開をいままで以上に促進したいと考えています。その一環として、「生存学とはどのような学問か」をわかりやすく紹介する学術書の出版も企図しています。
当センターでは、社会学や哲学、政治学、社会福祉学、文学、歴史学、文化人類学などきわめて多岐にわたる専門分野の研究者が特定のテーマを対象に学際的な研究プロジェクトを推進してきました。
プロジェクトを推進する際の柱となる生存学の構想は、「障害や病、老い、マイノリティ当事者がこれまで生きてきた/いま生きている現場の経験を集積し、これからの生き方を構想し、あるべき世界を実現する手立てを示す」ことにあります。
その試みと企てを広く世の中に問いかける時期が来たと考えています。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

小川 さやか
http://www.arsvi.com/w/os05.htm

2 【『Ars Vivendi Journal』第7号 刊行のお知らせ】
▽本研究センター発行の多言語オンラインジャーナル『Ars Vivendi Journal』第7号が去る3月31日に刊行されました。

今号の特集は「Radiation Risk, Rationality, and Indeterminacy」です。
下記のリンク先で全文ご覧いただけます。
http://www.ritsumei-arsvi.org/en/publications/read/id/37

『Ars Vivendi Journal』のバックナンバーは下記のリンク先でご覧下さい。
http://www.ritsumei-arsvi.org/en/publications/read/id/3

3 【『生存学研究センター報告』23号 刊行のお知らせ】
▽本研究センター発行の『生存学研究センター報告』23号が去る3月25日に刊行されました。
新山智基編 20150325 『アフリカの病・医療・障害の現場から――アフリカセミナー『目の前のアフリカ』での活動を通じて』生存学研究センター報告23,168p.

アフリカセミナー『目の前のアフリカ』開催報告、アフリカの「病・医療・障害」に関する報告・レポート、そして論文および基本資料が掲載されています。
http://www.arsvi.com/b2010/1503nt.htm

4 【開催報告:第3回「精神分析と倫理」研究会】
▽2015年3月14日(土)、立命館大学衣笠キャンパス学而館第3研究室にて、第3回「精神分析と倫理」研究会―発達障害:社会と臨床のつなぎ―を開催しました。
第3回研究会では、第2回研究会(「発達障害」論の深化のために)に引き続き「発達障害」を論点として掲げ、発表者の渋谷亮さん(成安造形大学/教育思想史)、と塩飽耕規さん(NPO法人性犯罪加害者の処遇制度を考える会/臨床心理士・哲学)、コメンテーターの河野一紀さん(滋賀大学/臨床心理士)、小倉拓也さん(明治大学/哲学)をはじめ、参加者全員で上記の問題関心を共有しました。

詳細な内容は下記のリンク先でご覧下さい。
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1601059313494383

5 【開催報告:出生をめぐる倫理研究会 公開研究会】
▽2015年3月24日(火)、出生をめぐる倫理研究会(若手研究者研究力強化型プロジェクト)の公開研究会「出生をめぐる倫理と里親養育」が開催されました。
当日は松原洋子本学先端総合学術研究科教授より趣旨説明が行われた後、日本女子大学の山本真知子氏から「里親養育が実子に与える影響-きょうだい・家族とは何か-」というタイトルでご講演いただきました。次に、本学衣笠総合研究機構専門研究員の由井秀樹からのコメントを経て、ディスカッションが行われました。

詳細な内容は下記のリンク先でご覧下さい。
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1590526571214324

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監修:渡辺 克典
編集担当:高 誠晩
センターWebサイトコリア語データ更新:安孝淑 / 李旭 / イム・ドクヨン / クァク・ジョンナン
刊行:Research Center for Ars Vivendi, Ritsumeikan University 56-1 Kitamachi, Tojiin, Kita-ku, Kyoto, Japan 603-8577

UP:20150529 REV:
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