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生存学 E-mail Magazine No.55

2014年11月18日
[Korean]


立命館大学生存学研究センターでは、メールマガジンコリア語版を定期的に配信し、情報発信、研究交流に努めていきます。

● 目次 ●

1 【 障害学国際セミナー 2014 in Korea:プログラム最終版 】
2 【 障害学国際セミナー 2014 in Korea:中国の障害者・市民社会組織の初参加 】
3 【 生存学研究センターFacebookページの紹介 】

■1 【 障害学国際セミナー 2014 in Korea:プログラム最終版 】

2014年11月20日(木)に、韓国・ソウル市にあるイルムセンターで、「障害学国際研究セミナー 2014」が開催されます。そのプログラムの最終版が確定しましたので、お知らせいたします。以下のページをご覧ください。

◇障害学国際研究セミナー 2014 http://www.arsvi.com/a/20141120-k.htm

■2 【 障害学国際セミナー 2014 in Korea:中国の障害者・市民社会組織の初参加 】

「障害学国際セミナー 2014」に、中国の障害者・市民社会組織が参加する意義について、当センター客員教授の長瀬修が説明します。

◆中国の障害者・市民社会組織の初参加
 長瀬修(立命館大学生存学研究センター客員教授)

 障害学国際研究セミナー2014へは、初めて中国の市民社会からの参加が実現する。その背景は、昨年(2013年)10月31日に生存学研究センターが主催し、私の科研費プロジェクト(障害者の権利条約の実施過程に関する研究)が共催した、「中国と障害者に関する研究会――中国の市民社会における障害者の権利条約への取り組みに焦点をあてて」である。
 この研究会に招聘したワンプラスワン障害者文化開発センター(ワンプラスワン)とイネーブル障害学研究所は共に障害分野で中国を代表する市民社会組織である。
 ワンプラスワンは2006年に設立された草の根の障害者組織(DPO)である。ここでわざわざ「草の根」というのは、政府と密接な関係を持つ障害者組織が他に存在するからである。ワンプラスワンには身体障害者と視覚障害者が加わっている。
 イネーブル障害学研究所(Enable Disability Studies Institute: EDSI)は、市民社会組織として障害者権利条約(CRPD)の実施に取り組んできた。ワンプラスワン同様、CRPDに関するシャドーレポートを国連の障害者権利委員会に提出した実績を持つ。これは中国における非常に先駆的な取り組みである。EDSIは、とりわけ知的障害分野での活動に積極的に取り組んできた。主に事業者を中心とする知的発達障害者ネットワーク(CIDDN)の事務局を務めるほか、知的発達障害者の家族のネットワークや、知的障害者本人グループの支援も行っている。
 昨年秋の立命館での研究会開催がきっかけとなり、日韓中の東アジア障害学ネットワーク構想が浮上し、その一環として、ワンプラスワンとEDSIを中心として、従来の日韓交流という枠組みに中国も加わることになったのである。関連して、本年10月18日に沖縄国際大学で開催された第11回障害学会大会プレ企画「東アジアの障害学の展望――中国・沖縄・日本」には、ワンプラスワンとEDSIが招聘されている。
 ソウルの会議には、ワンプラスワンとEDSIに加えて、EDSIが支援しているCIDDNとハンディキャップインターナショナル(HI)からも参加がある。HIは、フランスを本拠として特に途上国の障害分野で活動している大手のNGOである。HIは中国でも多くの活動を展開していて、今回の中国からの参加のスポンサーである。
 障害学分野の日韓中のネットワーク構築に向けて、ソウルでの障害学国際研究セミナー2014が貴重な機会となることを心から願っている。

◇長瀬修 http://www.arsvi.com/w/no01-k.htm

■3 【 生存学研究センターFacebookページの紹介 】

9月1日に開設したコリア語版Facebookページは、本センターの企画・刊行物・開催報告などを紹介しています。
[コリア語版]https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi.ko
生存学にかかわる様々な情報が、コリア語で紹介されていますので、ぜひ一度訪問してください。応援の「いいね!」をクリックしていただきますよう、お願い申し上げます。
[日本語版]https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi
[英語版]https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi.en

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監修:村上潔・渡辺克典
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   56-1 Kitamachi, Tojiin, Kita-ku, Kyoto, Japan 603-8577

UP: 20141118 REV:
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