“新年一回目のブックマークは、「女子と作文・主婦と労働」と題して、文筆家、編集者の近代ナリコさんと立命館大学講師・村上潔さんにご出演いただきます。お二人がそれぞれ追い続ける「女子」と「主婦」をテーマに語り合う刺激的な2時間の対話。
ぜひおいでください!”
■公式告知ページ
◆第76回西荻ブックマーク[西荻ブックマーク]
http://nishiogi-bookmark.org/2014/nbm76/
■リーフレット
【内容】
・イベント紹介文
・村上潔「主婦の割り切れなさと向き合う」(『週刊読書人』2945号より転載)*→
[テキスト]
・近代ナリコ「家政婦は見た?」(書き下ろし)
→
【ダウンロード】(PDF/322KB)
■報道
◆近代ナリコ×村上潔トークイベント「女子と作文・主婦と労働」−近代の女子と主婦をテーマに−
(2014年1月14日|吉祥寺経済新聞|https://kichijoji.keizai.biz/headline/1831/)
西荻窪にあるレンタルスタジオ「今野スタジオマーレ」(杉並区松庵3、TEL 03-3395-4191)で1月26日、文筆家の近代ナリコ(こだい なりこ)さんと村上潔(むらかみ きよし)さんのトークイベント「女子と作文・主婦と労働」が開催される。
近代ナリコさんは、1970年生まれの文筆家。ミニコミ誌『modern juice』では、女子の生活と表現をテーマに、手芸、インテリア、お稽古事、料理書などを特集。編著書に、『本と女の子 おもいでの1960-1970年代』、『ナリコの読書クラブ』『鴨居洋子の世界』『京おんな モダン・ストーリーズ』『女子と作文』ほか。村上 潔さんは1976年に生まれ、2002年から2005年まで『remix』誌に映画・音楽に関する記事を寄稿。その後『音の力〈ストリート〉占拠編』『VOL』誌などに寄稿。2009年、立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了。現在、立命館大学産業社会学部非常勤講師。専門は現代女性思想=運動史。著書に『主婦と労働のもつれ――その争点と運動』などがあり、論文は「「三十娘」の利害と「家」の瓦解――資源と威厳の確保をめぐって」など。
同イベントでは、女性の生活と表現の問題を入り口として主婦の問題についてのトークや、この問題について考える糸口となる本を村上さんが紹介するなど、二人がそれぞれ追い続ける女子と主婦がテーマにトークが行われる予定。
「村上潔さんは、主婦のありようとその働きについて、主婦である当事者たちが、自分たちを規定するものに向き合い、あるいは乗り越えるために、どのように考え、言葉をつむぎ、行動してきたかの歴史を著書で論じられた方」と、近代ナリコさん。「『女子』と『主婦』をテーマに語り合う刺激的な2時間の対話。ぜひおいでください!」と担当の木村さん。
16時半開場、17時開演。料金は1500円。定員は30名。
■村上潔による当日配布資料のテキスト
(1)
対談にあたって
(2)
「女子と作文・主婦と労働」文献案内
■参加者の反応
◇小澤 眞太郎(Facebook)
21世紀にはいり、主婦であり女子であるひとがあらわれてきた。70年代的なイシューがまた繰り返されてるけれど、めっちゃ理念あっても生活厳しい人は暮らしを科学する共同体に参加できない。それは、生協運動などでもよくいわれてたこと。決して文学的ではない女性執筆物についての考察「女子と作文」を上梓された近代ナリコさんは、おりあいつけず、誠実な方だなぁと思った。
その近代ナリコさんと「主婦と労働のもつれ その争点と運動」書かれた村上潔さんのトークイベント、第76回 西荻ブックマーク 「女子と作文・主婦と労働」に参加@西荻窪
[2014年1月26日22:32 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=725376850819894]
◇小嵐くぼん(@kuubonbon)
西荻ブックマークの村上潔さん×近代ナリコさんのトークに行ってくる。タイトルが主婦だの女子だのなんだけど、実は骨太もの。村上氏作成の資料抜群によし。出版土方となって久しい自分の問題は底辺の問題だと、つくづく思う。
[2014年1月26日20:19 https://twitter.com/kuubonbon/status/427400412077883392]
◇のむみち(@conomumichi)
西荻ブックマーク、近代ナリコさん×村上潔さんトークショー。映画好きな人としてしか知らなかった、村上さんの本業をみる。村上さんって・・スゴいっ!近代ナリコさんは、ハルミンさんにどことなく似ていてキュートな女性だったなあ。トーク後は同行の友人とぎゃんぎゃん飲み。これまた楽し。良き日。
[2014年1月26日22:37 https://twitter.com/conomumichi/status/427435065245585408]
■謝辞
◇kiyoshi murakami(@travelinswallow)
本日の《第76回西荻ブックマーク》「女子と作文・主婦と労働」(近代ナリコ・村上潔)、おかげさまで会場満員となりました! ご来場いただいたみなさま、スタッフの方々、本当にありがとうございました。[…]
[2014年1月27日1:44 https://twitter.com/travelinswallow/status/427482192445308928]
【補足】当初の予定では、間に一度休憩を入れてトータル2時間(=〜19:00)、ということだったはずですが、村上の記憶では、結果、休憩なし(=ぶっ通し)で2時間半話し続けたはずです。なので、終了は19:30頃だったかと思います。ご参加いただいたみなさま、長時間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
■書誌情報
◆近代ナリコ 2013/06/20
『女子と作文』,本の雑誌社,224p. ISBN-10: 4860112431 ISBN-13: 978-4860112431 1500円+税
[amazon]/
[kinokuniya]
cf.『朝日新聞』書評(2013年8月18日掲載):
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013081800005.html
◆村上潔 2012/03/31
『主婦と労働のもつれ――その争点と運動』,洛北出版,334p. ISBN-10: 490312715X ISBN-13: 978-4903127156 3200円+税
[amazon]/
[kinokuniya]
*作成:
村上 潔(
MURAKAMI Kiyoshi)