生存学 E-mail Magazine No.20
2012年03月27日
[Korean]
立命館大学GCOEプログラム「生存学」創成拠点では、メールマガジン韓国語版を定期的に配信し、情報発信、研究交流に努めていきます。
本拠点は立命館大学の大学院・先端総合学術研究科の活動とともに
活動をしてきています。
この、この研究科に学んでこられたじょん・ひぎょんさんが論文「韓国における障碍人運動の現代史――
当事者主義の形成過程」を提出し、博士号を授与され、修了されました。
歴史を見る見方には様々がありえますが、今回のひぎょんさんの論文は
そうした議論を喚起するための基本的な文献としても広く読まれる価値の
あるものと思います。韓国語・日本語での公刊がなされるものと期待しています。
また、安孝淑さんは博士予備論文「ALS患者の意思伝達――日韓の歴史と現在状況」を提出し、審査に合格し後期課程に進むことになりました。韓国と日本でのALSの人たちのコミュニケーション手段についてまとめたこれもたいへん貴重な研究です。今後の研究のさらなる進展が期待されます。
* 本研究科は基本5年間の一貫制大学院ですが、他の大学院で修士号をとって
後期=3年次に入学する人も多く、また前期から入学する人も2年目に「博士予
備論論文」を提出することになっており、それを修士論文として認め修士号を出す
ことも行なっています。
2012年度にも私たちはあたらに韓国からの留学生を迎えます。今後とも
私たちの拠点と研究科が韓日両国の研究の進展・交流に寄与できればと
願っています。(文責:立岩真也)
・その他の生存学が関わっている催しについては、下記をご覧下さい。
http://www.arsvi.com/a/e2011a-k.htm
・韓国語メールマガジンは前月の第10号から arsvi-korea@hanmail.netで発送されています。
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・過去のメールマガジンについては、下記を御覧ください。
http://www.arsvi.com/a/emk.htm
監修: 立岩真也
編集担当: 中倉智徳・ 安孝淑・李旭
立命館大学生存学研究センター資料更新: 鄭喜慶・ クァク・ジョンナン ・ 林徳栄・ 安孝淑・李旭
刊行: 立命館大学生存学研究センター
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