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「2014年電子書籍フォーマットのアクセシビリティ対応状況に関する実態調査」

立命館大学衣笠総合研究機構 青木 千帆子

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last update:20160229


青木 千帆子, 201502, 「2014年電子書籍フォーマットのアクセシビリティ対応状況に関する実態調査(★1)」
(201602追記)後続調査を実施し、以下に公表いたしました。よろしければご覧ください。
◇青木千帆子 2016 「電子書籍ビューアーのアクセシビリティ機能に関する関係者会議報告書」
◇青木千帆子 2016 「2015年電子書籍フォーマットのアクセシビリティ対応状況に関する実態調査」

■調査の背景と目的

 電子書籍が普及し始めて以後、様々な機器や方法で本を利用することが可能になった。このことは、本を点字や音声で読む人々にとって大きなチャンスである。なぜならば、点字や音声による出力機能がある機器を用いれば、図書館に点訳や音訳を依頼せずとも、電子書籍を購入したその日にそのまま読むことができるからだ。
 しかし現時点では、日本で流通している電子書籍の多くは点字や音声で読むことができないままである。電子書籍のアクセシビリティは、フォーマットとビューア、デバイスの組み合わせによって変わる。例えば、電子書籍が文字情報を保持していたとしても、点字や音声出力機能のないデバイスを用いれば、それを生かすことはできない。また、電子書籍自体も、点字や音声出力機能がアクセスできないフォーマットであったり、アクセスできたとしてもキーボードや音声で操作不可能なビューアであったりする。
 そこで本調査では、電子書籍のアクセシビリティの要素である、フォーマット、ビューア、デバイスのうち、電子書籍フォーマットに注目し、その実態について調査を実施した。

■調査の概要

  調査対象:
 2014年度上半期(4月〜9月、あるいは5月〜9月)に販売された電子書籍で、有料のもの、かつ「文字もの」とよばれる文芸書、ビジネス書等の電子書籍を調査対象とした。ただし、2014年に発売される電子書籍すべてのフォーマットを確認することはできない。このため、電子書籍を販売するウェブストアの売上ランキング上位を占める電子書籍を調査対象とした。

  調査項目:
1)電子書籍販売ウェブストアの売上ランキング上位を占める電子書籍の配信時フォーマット
2)電子書籍販売ウェブストアにおける電子書籍の配信フォーマットに関する表示の有無
3)電子書籍販売ウェブストアの売上ランキング上位を占める電子書籍のアクセシビリティ機能(★2)対応状況
4)電子書籍のアクセシビリティに関する現状と今後の展望について

  手続き:
 1.2014年5月〜2014年9月の5か月間、Amazon Kindleストア、i Book Store、楽天Kobo、紀伊國屋書店 Kinoppy、BookLive!の5つの電子書籍を販売するウェブストア(以後、ストア)のページにアクセスし、以下の手続きで売り上げ上位書籍タイトルの情報を収集した。
 (ア)Amazon Kindleストア:平日23〜24時時点の「文学・評論」および「ノンフィクション」売り上げランキング各上位20件
 (イ)i Book Store:平日23〜24時時点の「フィクション(2014年6月以後は小説/文学)」および「ノンフィクション」売り上げランキング各上位30件
 (ウ)楽天Kobo:平日の「小説・文学」「ビジネス・経済」「社会科学・時事問題」新着売り上げランキング上位10件
 (エ)紀伊國屋書店 Kinoppy:月間「電子書籍一般」売り上げランキング上位30件
 (オ)BookLive!:月間「文芸」売り上げランキング上位40件
 また、売上上位書籍タイトルに関する情報を集約する際、電子書籍フォーマットに関する記載の有無も併せて確認した。
 2.2014年10月に1における手続きにて収集したランキング情報を集約し、売り上げランキングに繰り返し入る回数の多い書籍順に、フォーマットに関する照会をかけるタイトルをストアごとに選定した。
 (ア)Amazon Kindleストア 185タイトル
 (イ)i Book Store 213タイトル
 (ウ)楽天Kobo 159タイトル
 (エ)紀伊國屋書店 Kinoppy 64タイトル
 (オ)BookLive! 62タイトル
 なお、公表しているランキング件数や繰り返しランキングに入る書籍がある関係から、照会をかけるタイトル数を全ストアで統一することはしなかった。また、ランキングには販売数が表記されているわけではない。このため、売り上げランキングに繰り返し入る回数の多い書籍と実際の売り上げ数上位書籍とは一致しない。
 3.2014年10、12月にかけ、2)の情報に基づき、販売している時点でのフォーマットに関する情報提供を、電子書籍を販売するウェブストアに対し申し込んだ。また、情報提供を依頼する際、対応可能なストアに関しては、電子書籍のアクセシビリティに関する現状と今後の展望について聞き取りを実施した(★3)。
 なお、上記依頼に関し協力を得られないストアがある可能性を考慮し、この情報提供を依頼する時点において2014年度上半期(4月〜9月)売り上げランキングを公表しているストアであるBOOK☆WALKERを対象に追加し、情報提供を依頼した。
 (カ)BOOK☆WALKER 100タイトル
 4.2015年1月時点で、上記ストアのうち、結果としてAmazon Kindleストア、楽天Kobo、紀伊國屋書店 Kinoppy、BookLive!、BOOK☆WALKERから回答を得た。楽天Koboからは、実売り上げ上位300件に関する情報提供を受けた。
 5.2015年1月に、本調査において協力依頼をしたすべての電子書籍販売ウェブストアにおいて売上ランキング上位に入り、かつEPUBリフロー形式で販売されている電子書籍を対象に、アクセシビリティ機能対応状況を確認した。確認に際しては、オペレーションシステムとしてAndoroid5.0.1を搭載したNEXUS 5、及びオペレーションシステムとしてiOS8.1.2を搭載したiPod touchを使用した。確認したアクセシビリティ機能は、文字拡大機能、フォントの変更機能、文字色と背景色の変更機能、画面輝度の調整機能、行間の調整機能、余白の調整機能、音声出力機能である。なお、弱視や上肢に障害のある人、高齢の人々にとってはいずれのアクセシビリティ機能も活用可能であるが、全盲の人にとっては音声出力機能が必須となる。また、Andoroid5.0.1およびiOS8.1.2には、それぞれTalkBack、VoiceOverとよばれる音声出力機能が、いずれも標準装備されている。

■結果

1)電子書籍販売ウェブストアの売上ランキング上位を占める電子書籍の配信時フォーマット


表1 売上ランキング上位の電子書籍フォーマット
フォーマット 件数 割合
EPUBリフロー 385 54.1%
Kindleリフロー 184 25.9%
EPUBフィックス 67 9.4%
.book 46 6.5%
XMDF 23 3.2%
HyC 5 0.7%
Kindleフィックス 1 0.1%
MCC 0 0.0%
テキスト付PDF 0 0.0%
画像PDF 0 0.0%
711
 各ストアから寄せられたフォーマットに関する回答総数は711件であった。なお、これらのうち同一タイトルかつ同一フォーマットであることが複数のストアから報告されたものは32タイトル(★4)、同一タイトルで2種類のフォーマットのあるものが55タイトル、同一タイトルで3種類のフォーマットがあるものが18タイトルあった。本調査においてフォーマットが明らかになった電子書籍タイトル数としては、605タイトルである。
 表1に売上ランキング上位を占める電子書籍のフォーマット一覧を示した。最も多いフォーマットはEPUB(★5)リフロー(★6)形式で385件(54.1%)であり、続いてKindle(★7)リフロー形式が184件(25.9%)、EPUBフィックス(★8)形式が67件(9.4%)、.book形式(★9)が46件(6.5%)、XMDF形式(★10)が23件(3.2%)、HyC形式(★11)が5件(0.7%)、Kindleフィックス形式が1件(0.1%)であることが示された。列挙したフォーマットのうち、アクセシビリティ機能に必要な文字情報を含むと断定できるフォーマットはEPUBリフロー形式とKindleリフロー形式である。重複するタイトルがあるため単純に加算することはできないが、現在販売されている書籍の売り上げランキング上位を占める電子書籍の8割が、アクセシビリティ対応可能なフォーマットで販売されているといえる。
 なお、EPUBリフロー形式が多数を占めている背景としては、販売力のある外資のストアが日本旧来のフォーマットに対応しておらず、EPUBしか受け付けていないことから、同じ書籍をいくつものフォーマット形式で電子化するよりはどのストアでも受け付けるフォーマットで作るほうが合理的であるためという理由が、複数のストア担当者に対する聞き取りにおいて指摘された。

2)電子書籍販売ウェブストアにおける電子書籍のフォーマットに関する表示の有無

表2 フォーマット表示の有無と表示例
ストア 表示 表示例
Amazon Kindleストア あり フォーマット: Kindle版
i Book Store なし
楽天Kobo なし (取り扱いはEPUBのみ)
紀伊國屋書店 Kinoppy あり ファイル:EPUB形式
(内容説明に但し書き有)
BookLive! あり コンテンツ形式:EPUB
BOOK☆WALKER なし
 表2にフォーマット表示の有無に関する結果を示した。電子書籍販売ウェブストアのうち、配信される電子書籍のフォーマットが購入以前に確認できる形で表示されているのは、Amazon Kindleストア、紀伊國屋書店 Kinoppy、BookLive!、3つのストアである。表示内容は、例えば、「Kindle版」「EUB形式」「EPUB」といった内容である。ちなみにAmazon Kindleストアで販売されている電子書籍は全てKindle形式であり、楽天kobo電子書籍ストアで販売されている電子書籍は全てEPUB形式である。つまり、これら表記は、主に紙版ではなく、電子書籍版の書籍であることを明示することを意図した記述であるということになる。
 しかしながら、点字や音声での出力機能に対応可能なフォーマットはEPUBリフロー形式とKindleリフロー形式である点をふまえると、アクセシビリティ機能を用いて読む人々にとって購入した電子書籍が読めるものであるかどうかは、その電子書籍がEPUB形式あるいはKindle形式であることに加え、リフロー形式であるか否かを判断できることが重要になってくる。なお、紀伊國屋書店 Kinoppyに関しては、リフロー形式でない書籍の内容説明箇所に「※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。」という記述が付されている。紀伊國屋書店 Kinoppyの担当者からは、フォーマットではなく内容説明に表記している理由として、「『リフロー形式』という言い方が必ずしも読者の皆さまに馴染みのある表現ではないと思われるため」という指摘が寄せられている。

3)電子書籍販売ウェブストアの売上ランキング上位を占める電子書籍のアクセシビリティ機能に関する対応状況

 表3に音声出力機能対応状況の一覧を示した。いずれのストアとオペレーションシステムの組み合わせにおいても対応しているアクセシビリティ機能は文字拡大機能であり、ほとんどのストアとオペレーションシステムの組み合わせにおいて対応しているのが、フォントの変更機能、文字色と背景色の変更機能、画面の輝度の調整機能である。行間の調整機能と音声出力機能に関しては、Android、iOSいずれのオペレーションシステムを搭載した端末においても、Amazon Kindleストアで購入したリフロー形式の電子書籍を、Amazon Kindleストアが提供するビューアで閲覧する場合のみという結果であった。
 アクセシビリティ機能として文字拡大機能や文字色の変更機能が進んでいる点について、ストア担当者からは、「社内に色盲の人がいるということもあり、売り手責任としてその点は考えている」「拡大機能については社内からも声が大きかった。反転も同様。社員の中にそういう機能を使って作業している人もいる」といったように、一緒に働いている社員に当該機能を必要とする人がいたことが影響していたという指摘が寄せられている。
 一方、対応がそれほど進んでいない音声読み上げ機能等に関しては、「(ユーザーからの)問い合わせ自体はそれほどない」「年間数件程度」「認識している範囲ではない」といったように、音声読み上げ機能を用いて読む読者像がほとんど浮かび上がってこないという状況であることが指摘された。また、出版社からストアに対しても、音声読み上げ機能の実装に関する要望はないとのことであった。
表3 アクセシビリティ機能対応状況
文字拡大 フォント変更 色の変更 画面輝度 行間調整 音声出力
Amazon Kindleストア Android
iOS
i Book Store iOS
楽天Kobo Android
iOS
紀伊國屋書店 Kinoppy Android
iOS
BookLive! Android
iOS
BOOK☆WALKER Android
iOS

■まとめ

 以上、電子書籍のフォーマットに関する調査の結果、2014年度上半期(4〜9月、あるいは5〜9月)に販売され、売り上げランキング上位を占める電子書籍の8割近くが、アクセシビリティ対応可能なフォーマットで販売されていることが明らかになった。フォーマットという層におけるアクセシビリティに関する要件は8割方達成されているということができるだろう。
 また、デバイスの側面からアクセシビリティ機能を見るならば、AndroidとiOSにおいて音声読み上げ機能や画面の輝度等を調整するアクセシビリティ機能が標準装備されている。2014年11月時点の日本におけるスマートフォンのOS別売上シェアはAndroid が42.4%、iOSが 53.8%であり、合計96.2%を占めている(★12)。このことから、デバイスという層においてはアクセシビリティに関する要件はほぼ達成されているといえる。
 ただし、アクセシビリティ機能を用いて本を読む人々にとって、購入する電子書籍が読めるものであるかどうかは、フォーマットがEPUB形式あるいはKindle形式であることに加え、リフロー形式であるか否かを判断できることが必要である。しかし、電子書籍を販売するウェブストアの半数がフォーマットに関する情報を商品情報として掲載しておらず、掲載しているストアにおいても、EPUB形式あるいはKindle形式であるか否かが示されていても、リフロー形式であるか否かの情報がない。つまり、ユーザーは購入してみるまでは、内容説明に但し書きのある紀伊國屋書店 Kinoppyを除いて、その電子書籍がアクセシビリティ機能に対応しているか否かは判断できない状況にあるといえる。
 また、アクセシビリティ対応が可能なフォーマットの電子書籍を閲覧するビューアに関しては、文字拡大機能や文字色の変更機能といたアクセシビリティ機能が進んでいることが示された。一方で、全盲の人が必要とする音声読み上げ機能等に関しては、対応がまだ発展の途上にある。この点については、ストアの担当者からは1)ビューアの開発全体の遅れ、2)音声読み上げ機能実装における問題点、と大きく分けて2種類の説明がなされた。
 まず、1)ビューアの開発全体の遅れについては、旧来多数を占めていた.bookやXMDFに対しEPUBが多数を占めるようになる中で、
「ビューアをEPUBのいろんな機能に対応できるよう改善していくのはまだなかなか追いついていない」
「EPUBの解釈が広く、ビューアの実装面が各社ばらばらである」
「改善が追い付かないままどんどんリリースして行って未消化の山が積もっていっている」
といった状況があるとの指摘がなされた。
 また、2)音声読み上げ機能の実装における問題点としては、
「精度を問わなければ技術的に難しくはない」が、「サービスレベルが満足できるものになっていない」
「OSの方にセキュリティホールがあるので採用できない」
といった、主に製品の質の保障が困難である点が指摘された。
 また、今後のアクセシビリティ対応に関して展望をたずねところ、各ストアの担当者からは、
「『この機能を実装しろ』と統一してもらう方がいい。ただ、やるのであればきちんと統一する必要がある」
といった具体的な方針を求める声が聞かれた。さらに、
「電子が紙の代替的な存在、等価な存在である限りにおいては紙の方が良いのではないかという声があったが、電子の方が選択肢を広げられるという事であれば、その意義を伝えていければ著者の協力も得られるのではないか」
「電子書籍として本を出すことが、アクセシビリティ対応が必要なユーザー層にも公正なアクセスを担保することにつながり、新たな電子書籍のマーケットが開拓できるのではないか」
というように、電子書籍のアクセシビリティ機能を、紙の本にはない電子書籍特有の公正なアクセスのための社会的技術として位置付けていこうとする意見も聞かれた。

 本調査にご協力いただいた、BookLive!、BOOK☆WALKER 、紀伊國屋書店 Kinoppy、楽天Kobo、Amazon Kindleストア各社ご担当者に心から御礼申し上げます。

  ■注釈
★1 本調査はJSPS科研費 26730165の助成を受けた研究の一環として実施された。
★2 本稿におけるアクセシビリティ機能とは、視覚障害、上肢等の障害、読字障害等の人々が文字を読む際に用いる機能を指している。具体的には、文字拡大機能、文字色と背景色の変更機能、フォントの変更機能、行間の調整機能、余白の調整機能、音声出力機能、点字出力機能などがあげられる。
★3 ヒアリング実施日時は以下の通りである。2014年10月3日BookLive!社、2014年10月9日BOOK☆WALKER社、2014年12月3日紀伊國屋書店、2014年12月4日楽天Kobo社。なお、Amazon Kindleストアからは照会文書に加え質問事項を併せて送付し、書面にて回答を得た。
★4 うち、2つのストアから同一タイトルかつ同一フォーマットであることが報告されたタイトルは28件、3つのストアから報告されたものは3件、4つのストアから報告されたものは1件である。ただし、準備されたフォーマットが同一のものであっても、配信時にストアごと、あるいはビューアごとに何らかの工程が加えられている可能性がある。このため、本調査においては同一タイトルかつ同一フォーマットである書籍であっても合算せずに処理した。
★5 EPUB形式とは、アメリカの電子書籍の標準化団体International Digital Publishing Forumが普及促進しているフォーマットであり、英語圏における電子書籍のフォーマットとしては最も普及したものとなっている。
★6 リフロー形式とは、紙の本とは異なり、文字等のレイアウトが流動するものを指している。このため、リフロー形式のフォーマットにおいては、文字サイズを拡大すると表示される文字数が減り、次の画面(ページ)に流動するなど、端末の画面サイズや文字サイズ設定等に応じてレイアウトが流動する仕組みになっている。また、文字情報をデータで含むため、文字色と背景色の変更機能、フォントの変更機能、音声出力機能等、幅広いアクセシビリティ機能への対応が可能である。
★7 Kindle形式とはKindle端末やKindleアプリで電子書籍を閲覧する際に必要となるフォーマットである。Kindleストアにおいては、PDFやword等多様なフォーマットがKindle形式に変換され提供されているが、本調査の対象となったKindle形式のファイルは、リフロー、フィックスともに、EPUB形式のファイルを元に変換したものであり、実質的にEPUB形式と同等であるという回答が寄せられている。
★8 フィックス形式とは、「紙の本」と同じように文字等のレイアウトが固定されているものを指している。アクセシビリティ機能としては、文字拡大機能に対応可能であるが、文字サイズを拡大すると、レイアウトされた面全体が拡大され、端末の画面に表示しきれない箇所が生じてしまうといった特性がある。
★9 .bookはボイジャーが開発したフォーマットであり、携帯電話向け電子書籍で多く採用されている。
★10 XMDFとは、シャープにより提唱されているフォーマットであり、GALAPAGOS等で多く採用されている。
★11 HyC形式とは、インフォシティが開発したフォーマットであり、主にコミックに採用されている。
★12 KANTAR WORLDPANEL “Smartphone OS market share” http://www.kantarworldpanel.com/global/smartphone-os-market-share/ (最終アクセス2014年1月19日)

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*作成:青木 千帆子
UP: 20150220 REV: 20150908
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