「ひとこと 復興への活気感じて」
京都新聞朝刊市民版 2011/01/20
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last update:20110120
内戦で失われつつあったカンボジア伝統の絹織物を復興させた森本喜久男さんの活動を紹介する写真展を企画した立命館大学の中倉智徳さん(30)=京都市下京区
昨秋、カンボジアの「伝統の森」を訪れたのがきっかけとなりました。同国北部のシェムリアップ郊外にある森は、森本さんが荒れ地を買い取り作った村です。織物を生活基盤とする35世帯が暮らしており、子どもが多く活気がありました。
写真展ではカメラマンの内藤順司さんが伝統の森で撮影した写真をお借りしました。内藤さんは、人々が内戦から復興する様子を伝えようと、撮影したそうです。展示中の親子らの笑顔から、それが感じ取れます。