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2010年11月

これからあること

last update:20101127



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■「神経障害と身体の現象学」


◆概要
日時:2010年11月3日(水・祝) 16:00〜18:00
場所:立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階
 〔外部リンク〕http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

◆講演者
ジョナサン・コール(Jonathan Cole)
英国プール病院臨床神経生理学医長、
イギリス臨床神経生理学会前会長
「内側から見たメビウス症候群(Inside Mobius)」

川口 有美子 (Yumiko Kawaguchi)
日本ALS協会理事、ALS/MND国際同盟会議理事
「人工呼吸療法をめぐる法政治 ――ALSの場合」
→「共生と連帯のブレインマシンへ」

コール氏は、表情が出せなくなってしまう神経性の難病、メビウス症候群の症例を通して、身体的表現のもつ意味についての考察を発表していただきます。
川口氏は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患した母親の介護経験を通して、人工呼吸器法をめぐる政治性の問題を論じていただきます。
お二人の貴重な経験を踏まえたご発表をうかがい、身体の現象学的分析と身体の政治学を結びつけることを試みたいと思います。

参加費無料、通訳付き、懇親会あり。
ECOTEC/ECOCOM HP
 〔外部リンク〕http://ep.human.waseda.ac.jp/index+.html



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■秋季連続講座「グローバル・ヒストリーズ――国民国家から新たな共同性へ」第1シリーズ
 「トランスアトランティック―トランスパシフィック」
日時:2010年11月5日 12日 19日 26日(金)16:30〜19:00
場所:立命館大学衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム

◆各回プログラム
 ◇11月5日 「グローバル・ヒストリーズとは何か
        ――トランスアトランティック・トランスパシフィックな視点をもとに」
  司会 崎山 政毅
  基調報告 米山裕
   「海を越えることの意味――トランスアトランティック・トランスパシフィックな歴史研究の成果と可能性」
  コメント 小澤 卓也
 
 ◇11月12日 「日本を≪太平洋≫から眺める」
  司会 崎山 政毅
  報告 石原 俊 「小笠原-硫黄島から日本を眺める」
     森 宣雄 「沖縄-奄美から日本を眺める」
  コメント Charles FOX

 ◇11月19日 「平和構築のために――ジェンダー・アプローチの可能性」
  司会 池内 靖子   報告 柴田 修子 「戦時性暴力の被害者から変革の主体へ
            ――中米グァテマラにおける民衆裁判の取組」
     坂本 利子 「南アフリカの真実和解員会と女性たちの証言」
  コメント 崎山 政毅

 ◇11月26日 「カリブは周縁か」
  司会・コメント 西 成彦
  報告 中村 隆之「『高度必需』とは何か?――フランス海外県からポストコロニアル状況を考える」
     久野 量一 「キューバでアンティールを考える」
     鈴木慎一郎 「カリブ海のユートピア/ディストピア」



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■ラウンドテーブル「エヴァ・キテイ著『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』(邦訳:白澤社)を めぐって」

◆概要
日時:2010年11月12日(金)午後4時から6時半
会場:東京大学教育学部第一会議室(東大本郷キャンパス赤門入ってすぐ左の建物の1階)

来日されている著者と監訳者の岡野八代さん&牟田和恵さんを囲んでじっくり論じ合いたいと思います。

コメンテータ:山根純佳(山形大学/社会学)&白石さや(東京大学/文化人類学)
通訳:片山勝茂(東京大学/教育哲学)&山辺恵理子(東京大学/修復的正義・実践)
司会・進行:川本隆史(東京大学/社会倫理学)

主催:教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターおよび科研(B)
「教育における「力」の概念の学際的研究」グループ(研究代表者:今井康雄)

*会場の収容人員に制限があります。参加希望者は事前にバリアフリー教育開発研究センターまでメール(cbfe@p.u-tokyo.ac.jp)(@→@)かファックス(03-5841-1406)でご一報ください。

なお終了後、同じ会場でささやかなレセプションを開く予定 です。



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■国連世界食料安全保障委員会オブザーバー参加報告「今も続く食料危機:国際社会はどのように取り組んでいるのか?」

◆趣旨
2008年5月、TICADW最中に横浜で開かれた食料安全保障に関するハイレベル会合、同年6月ローマで開かれた食料サミットを経て国連全体の取り組みとなった、国際連合食糧農業機関(FAO)の世界食料安全保障委員会(CFS)の第36回セッションが先月11日〜14日、16日にローマで開かれ、上記ハイレベル会合、食料サミットに参加した冨田さんが、このCFSにオブザーバー参加しました。
本報告会では、国連機関の取り組みの現状と課題、市民社会組織が担っている役割と問題提起について報告を受け、討議を行います。日本でも、国際機関、政府、市民社会組織、企業、学校等が一緒になって、飢餓と栄養不良をなくす活動を進める連帯ネットワーク「Alliance against Hunger and Malnutrition:AAHM」作りが進められています。
国際社会の動きを知ることは、こうした取り組みにとっても、重要です。
どうぞご参加下さい。

◆概要
日時: 2010年11月19日(金) 18:30〜20:30(18時10分、受付開始)
会場: JICA地球ひろばセミナールーム402
 住所:東京都渋谷区広尾4-2-24
 電話:03-3400-7717
 交通案内:東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(A3出口)徒歩1分
 地図:http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
定員: 36人
報告者:冨田沓子さん(AJF食料安全保障研究会)
今年9月までHFWベナン、ブルキナファソ事業担当
三原香恵さん(FAO日本事務所企画官)

主催:(特活)アフリカ日本協議会食料安全保障研究会
 〔外部リンク〕http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/
協力:(特活)ハンガー・フリー・ワールド
 〔外部リンク〕http://www.hungerfree.net/
国際連合食糧農業機関(FAO) 日本事務所
 〔外部リンク〕http://www.fao.or.jp

◆問い合わせ・参加申し込み:AJF事務局・斉藤
 メール info@ajf.gr.jp(@→@)
 電話  03-3834-6902
※ 定員のある会場です。事前申し込みをお願いします。
(1)名前、(2)(あれば)所属、(3)連絡先、(4)(あれば)質問などを上記アドレスへ送ってください。



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■クィア学会・第3回研究大会

日程:2010年11月20日(土)、21日(日)
場所:中京大学・名古屋キャンパス
URL:http://www.queerjp.org/

◆シンポジウム情報
タイトル: 社会制度から/への介入― 過去、現在、未来
日時:11月20日(土) 13:00-16:00(開場12:00)
場所:中京大学・名古屋キャンパス0号館(センタービル)0603教室 

◇シンポジスト:
鶴田幸恵 (奈良女子大学大学院人間文化研究科)
原美奈子 "ミナ汰" ("共生社会をつくる"セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 代表)
堀江有里 (立命館大学ほか非常勤講師)
司会:谷口洋幸(中央大学ほか非常勤講師)

シンポジウム趣旨:
性的マイノリティを含む人間の生活は社会制度とのせめぎ合いの中にあるといえるでしょう。医療や社会保障、法律、教育、福祉など、家父長制や性別二元論/異性愛主義のもとで確立してきたさまざまな社会制度は、ときに性的マイノリティの人間性を根源から否定し、ときに生活の質の向上に資する方策として立ち現れています。
家族/戸籍制度、労働環境の諸問題、国籍制度などは、女性や他のマイノリティだけでなく、性的マイノリティにとっても抑圧的な側面をもつものです。こうした中で、同性愛の 精神疾病分類からの除外、性同一性障害や性分化疾患に対する医療の介在、エイズ予防法や人権擁護法案などの審議、性同一性障害者特例法の制定とその影響の検討、性教育の是 非をめぐる攻防、同性カップルへの法的保障にかんする議論など、性的マイノリティの生きやすさへの挑戦も行われています。

社会制度とのかかわり方は、それぞれの立場や考え方によりさまざまでありえます。たとえば社会制度によって一方的に不利益や不都合をおしつけられることもあれば、社会制度 に対する変革を要求することもあり、さらには、不利益や不都合を回避して生き抜く方法が模索されたり、社会制度に内在する抑圧性や権力性自体を問い直そうとする試みがなされることもあるでしょう。

本シンポジウムでは、3人の登壇者を迎え、性的マイノリティの生活と社会制度とのかかわりについて、具体的な実例や理論的な考察をご報告いただき、今後のありうる方向性を 検討していきます。



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■全国障害学生支援センター相模原市・町田市地域交流会「障害をもちながら学ぶということ――より高く登れば さらに遠くがみえます」

 〔外部リンク〕ttp://www.nscsd.jp/chiikikoryu.htm

◆趣旨
 障害をもつ学生として・卒業後は社会人として活躍されている方の話を聞き、障害学生の進路の可能性を広げ、学びを通して障害者のイメージを深めていただく地域の集いを企画しました。障害をもつ高校生・大学生はもちろん、障害をもつ子ども達、ご家族、学校の先生、地域のボランティア団体の方など幅広い方に、ぜひお越しください。(参加費無料)

◆概要
日時:2010年11月20日(土) 午後7時開始 9時終了
【講演】
・障害をもちながら学ぶということ ・学生生活での体験談
・障害をもって大学に行ったことが、今の自分にどう活きたか。など
  講師 山本 篤さん  (東海大学卒業  聴覚障害)
     篠田 翔太郎さん(明治大学卒業  肢体障害)
     鈴木 沙耶さん (桜美林大学卒業 視覚障害)

【質疑応答・交流】
  参加者を交えて、講師への質問や意見交換などの時間を設けます。
  講演内容をさらに深めていきましょう。
※ 情報保障は、PC通訳を実施します。必要な方は申し込みの際にご連絡ください。

会場:まちだ中央公民館学習室1・2
     〒194-0013 東京都町田市原町田6-8-1
(町田センタービル6階)
     電話042-728-0071 FAX042-728-0073

◆申し込み先:
全国障害学生支援センター
参加希望の方は、氏名・所属・障害の状況をお書きの上、当センターまでご連絡ください。
 〒252-0318 神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-14-22 田園コーポ3号室
   電話・FAX 042-746-7719  E-mail info@nscsd.jp(@→@)
この交流会は「相模原市域ボランティアグループ等福祉活動助成」を受け実施しています。



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■関東・関西同時開催企画 どんな命も大事にしたい「着床前診断を考える」ワークショップ

日時:11月21日(日) 13時〜17時30分 (受付は12時30分より)
東京会場:国際ファッションセンタービル(11階)
   〒130−0015 東京都墨田区横網一丁目6番1号
   アクセス:地下鉄大江戸線「両国駅」直結、JR「両国駅」徒歩7分
京都会場:メルパルク京都(第5研修室)
   〒600−8216 京都市下京区東塩小路町676番13
   アクセス:JR京都駅 中央改札(北)から出て東隣

参加費/500円
定員/各会場共に30名

◆連絡先
さいたま市中央区下落合6−15−18
NPO法人自立生活センターくれぱす気付 神経筋疾患ネットワーク
TEL:048−840−0318 FAX:048−857−5161
Eメール:mikata@kurepasu.org(@→@)
担当: 見形 信子

 チラシ・表(pdf)・チラシ・裏(pdf)
 →出生前診断



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■ビルマの捕虜収容所で作曲された幻の楽譜「戦場の京都交響曲」再現コンサート


出演:京都フィルハーモニー室内合奏団
どん底の戦場 飢餓 強制労働… 敗残の兵士は捕虜収容所で音楽を始めた
武器を置き  楽器を作った

日時:2010年11月21日(日)  午後2時開演 (開場:午後1時半)
会場:京都市立 京都堀川音楽高等学校 音楽ホール
   (京都市中京区油小路通御池上ル 地下鉄「二条城前」駅 2番出口すぐ)

◆紹介
雨。ジャングルに雨が降り続け、濁流は大河となり、人も血も飲み込んで流れる。泥水の中をはいずり回り、腐敗する傷、まんえんするマラリア。「衛生兵さん薬をくれ、水を飲ましてくれ」。手をのばす兵の群れに何もできず、異国の土で息絶えていく。京都市伏見区で編成され京滋の人が多かった「安(やす)」師団(陸軍第53師団)はビルマ(現ミャンマー)戦線に派兵され、死者は1万1千人にのぼる。生還はわずか3割だった。
 白骨街道と、兵たちはビルマから撤退する行軍の道を呼んだ。
 4年前、安師団の野戦病院衛生兵だった波多野一雄さん(89)=左京区=に会った。マラリアの特効薬キニーネを軸に軍部と京都帝大、植民地政策のつながりを追う連載取材の一環だった。
 「病院の機能はなかった。薬は奪い合い、地獄でした。爆撃でできた穴に遺体を次々に投げ込んでいく。同化して無表情、無感動になります。あすワシがそうなると。ドンパチではなく、病人の世話と雨の中の逃亡ばかり。鬼哭啾々(きこくしゅうしゅう)でした…」
 インタビューは予定の時間を大幅に越えた。帰り際、ふと波多野さんが漏らした。
 「私は収容所でマンドリン弾きでした。京都をしのぶ望郷の曲もビルマで生まれ、楽団で演奏したもんです」

 戦場に音楽? おびただしい死のイメージと言葉が結びつかない。
イギリス兵の目を盗み強制労働の間に物資を調達し、バイオリンや歌声が収容所の夜に響いたらしい。
 「トイレットペーパーに楽譜を書いて。楽器や楽譜を日本に持ち帰った人もいる。どこかにあるはずです」
 誰が作詞作曲し、兵たちのどんな想いが響き合って楽団が誕生したのだろう。戦争で何があったのか。
 気にかかりながら、歳月が過ぎた。4年ぶりに波多野さんに連絡すると、体調を崩し退院されたばかりで、長く話を聞くことはかなわなかった。 65年前の戦地で生まれたメロディを聴きたい。 失われた楽譜を探して、ビルマ戦経験者を訪ね歩くことにした…(京都新聞朝刊記事)


◆趣旨
京都新聞の連載「戦場の京都交響曲を探して」では、65年前の幻の交響曲「京の春」とはどんな曲だったのか、失われた楽譜を求めて、記者が関係者を訪ね歩きました。
京都の町衆の技と文化の蓄積を生かした楽団の誕生、収容所生活を癒し再生への希望を込めた音楽の力。
極限の戦場をくぐり抜けた人間のたくましさとの出会い。
幸いなことに収容所で手書きされた当時の楽譜やギターも発見され、連載は大きな反響を呼びました。「発見された幻の楽譜を、音楽として耳で聴きたい」の声が元兵士やご遺族の方のみならず、さまざまな世代から寄せられました。
今回、皆様のご協力を得て、その再現コンサートを開催する運びとなりました。
数々の望郷の曲を作曲した青山政雄氏が創設に関わった京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏で、望郷の音楽がいま、甦ります。

◆出演
出演:京都フィルハーモニー室内合奏団
客演:大谷圭介.(バリトン)・井上泰信(マンドリン)
演奏曲:京の春、アーロン・ブルース、面影、アーロン・キャンプのうた ほか

□ 元楽団員の回想インタビュー/絵画で振り返るビルマ戦線と収容所
□ 収容所で作成された手作りギター実演
入場料  無料(先着250人) ※資料代500円

協 力  京都フィルハーモニー室内合奏団
呼び掛け人    岡本晃明/三好吉彦
京都新聞COM 地域貢献センター(担当:岩崎・棟方)
京都市中京区烏丸通夷川上ル  п@075(255)9760



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■AJF公開セミナー「ニジェールでのマラリア対策:経験と課題――山形茂生さん帰国報告会」

◆趣旨
サハラ砂漠が大半を占めるニジェールでも、マラリアは病因・死因の最大部分を占める大きな脅威です。これまでも土木工事や殺虫剤を駆使してマラリアによる被害をなくそうと対策が試みられては挫折してきました。
そのような経験を踏まえ、住民レベルでの取り組みを強化しようとする「マラリア対策プロジェクト」が取り組まれました。
先日終了した3年間のプロジェクトに関わった山形さんから、プロジェクトの概要・結果の報告を受け、今後の課題について討議します。
どうぞ、ご参加下さい。

◆概要
講師:山形茂生さん(元JICA派遣専門家)
日時:2010年11月24日(水)午後7時〜9時(午後6時45分受付開始)
会場:丸幸ビル2Fオックスファム会議室
 AJF事務局の隣です。
 地図 〔外部リンク〕http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/contact-us.html

◆問い合わせ:AJF事務局 担当:斉藤
 電話:03-3834-6902
 e-mail:info@ajf.gr.jp(@→@)
◆参加申し込み:事前に参加申し込みをいただけると助かります。
 e-mail:info@ajf.gr.jp(@→@)もしくはFAX 03-3834-6903に、「11月24日セミナー参加」とタイトルして、以下をお知らせ下さい。
1)参加者名:
2)AJF会員:会員 非会員
3)質問など:
主催:(特活)アフリカ日本協議会(AJF)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
URL: 〔外部リンク〕http://www.ajf.gr.jp/



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■ベーシックインカム・現在から未来へ――ベーシックインカム若手研究者と語り合おう
日時:2010年11月27日(土) 18:30〜21:00 場所:下北沢タウンホール3階ミーティングルーム(70名予定) 地図:http://kitazawatownhall.jp/map.html
◆話し手 
堅田香緒里さん、小林勇人さん、村上慎司さん(順不同)
※プロフィールは下記ご参照
◆司会・コーディネーター 白崎一裕  (ベーシックインカム・実現を探る会) 

◆参加費 500円〜1000円
(自己申告で、非正規雇用・生活保護受給者・失業者・野宿者など自由と生存確保困難の方は500円)

◆企画要旨
 これまで、ベーシックインカム・実現を探る会では、関曠野さん、古山明男さん、小沢修司さんよりトータルなベーシックインカムについての問題提起を受けてきました。今後は、ベーシックインカムの具体的な運動論を共通理解にしていきたいと考えます。運動論を構築していく際に重要なのは、さまざまな個別運動課題とBIとの関連・分析などが重要です。
 今回は、BIをめぐって研究されている若い研究者の皆さんをお招きし、堅田さんからはジェンダー、小林さんからは労働、村上さんからは財源というテーマでお話し頂きます。また報告事項として、BIENのブラジルにおける世界大会のご報告もお願いします。
 更に今回の企画では、参加者の抱える個別・個人的問題を意識化して、それをBIと関連づけるためワークショップ方式をとります。それぞれの問題提起の後に参加者をカテゴリー別に3グループに分けディスカッションをします。市民が能動的な主体となるきっかけづくりとしたいと考えています。
 
主催:ベーシックインカム・実現を探る会
協賛:ベーシックインカムを考える会
後援:BIJN(ベーシックインカム日本ネットワーク)
◆お申込みは下記の申し込みフォームまで。参加を希望するディスカッショングループ(ジェンダー、労働、財源)をお知らせ下さい。
http://bijp.net/entry002/

話し手プロフィール
◆堅田香緒里(かただかおり)さん
所属:埼玉県立大学保健医療福祉学部 助教(助手)
論文:「分類の拒否―自立支援ではなくベーシック・インカムを」『現代思想』2006年12月号(山森亮との共著)
「ベーシックインカムとフェミニスト・シティズンシップ―脱商品化・脱家族化の観点から―」『社会福祉学』50-3(2009)
「ベーシックインカムに女性の視点を」『We』164号(2010)(インタビュー)
研究テーマ:貧困の政治、女の貧困、ベーシックインカム

小林勇人(こばやしはやと)さん
立命館大学 衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー
研究テーマ:ワークフェア、就労支援、所得保障
著書・論文など:
2007「冗談でも、本気ならなおさら、"Don't Kill Me!"」『VOL』2: 108-15.
2010「就労支援・所得保障・ワークフェア」『現代思想』38(8): 182-95.
2010「第2章 カリフォルニア州の福祉改革」渋谷博史・中浜隆編『アメリカ・モデル福祉国家T』昭和堂,66-129. HP:http://workfare.info/

村上慎司さん(むらかみしんじ)さん
所属:立命館大学 衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー
研究テーマ:経済哲学、社会保障の基礎理論
著者・論文等:
「福祉政策と厚生経済学の架橋についての試論」『経済政策ジャーナル』、2008年
立岩真也・橋口昌治との共著 『税を直す』青土社、2009年
トマス・ポッゲ著・立岩真也監訳・その他との共訳書 『なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか――世界的貧困と人権』 生活書院、2010年



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■ワークショップ「ゆたか福祉会の歴史と現在」


◆趣旨
テーマ:ゆたか福祉会の歴史と現在――「ゆたか共同作業所」設立とその前後を中心に
今回は、秦安雄先生に、ゆたか福祉会立ち上げに際し、その関わりや歴史的変遷、当時の社会状況や福祉事情についてお話いただきます。多くの方にご参加をいただき、秦先生との意見交換ができればと思っております。

講師:秦安雄(中部学院大学大学院人間福祉研究科教授、日本福祉大学名誉教授、ゆたか福祉会顧問)
指定討論者:時岡新(金城学院大学)・渡辺克典(名古屋大学)
司会:伊藤葉子(中京大学)

◆概要
日時:2010年11月27日(土)13:30〜16:00
会場:名古屋大学 大学院情報科学研究科1階
 地下鉄名城線「名古屋大学」駅1番出口 徒歩3分
 地下鉄駅からのエレベータは3番出口となります
 〔外部リンク〕http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/
 (地図上の左下、42番の建物です)

参加費:無料

※参加を希望される方は、準備の都合上、下記の連絡先までお申込ください。手話通訳を準備する予定です。情報保障、会場までの案内等が必要な方は、11月13日(土)までにお知らせいただきますようお願いいたします。

障害学研究会中部部会
申し込み・問い合わせ先: ds.chubu@gmail.com(@→@)(渡辺)
ウェブサイト
 〔外部リンク〕http://www.nabe-labo.jp/ds-chubu/



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■「ジャーナリズムフェスタ2010」

 〔外部リンク〕http://journalism-festa.com/
「ジャーナリズムフェスタ2010」では、デジタルメディアが拡大、進化する一方で、多様化と個人化がより一層進むというメディア変革期を迎えたいま、独立系の表現者にとってこの機をチャンスとすることができるのか、またチャンスとするために必要なことは何かを探ります。

◆プログラム
□第1部「ジャーナリズムはどこにいるのか」
12:30 〜 15:30
出演者(敬称略)
花田達朗(早稲田大学教授/ ジャーナリズム研究)
藤代裕之(ジャーナリスト/ ブロガー)
奥村倫弘(ヤフー株式会社メディア編集部)
石丸次郎(アジアプレス)

□第2部「新しいジャーナリズムを創る」
15:30 〜 18:30
出演者(敬称略)
山中速人(関西学院大学総合政策学部メディア情報学科教授)
玉置泰紀(関西ウォーカー編集長)
岡田智博(NPO クリエイティブクラスター代表/ 跡見女子大学講師メディア芸術/ コンテンツ産業論)
玉本英子(アジアプレス)
宇田有三(フォトジャーナリスト)

□第3部「異論、反論 発言と交流」
18:30 〜 20:00
出演者(敬称略)
原一男(映画監督)
矢野宏 (ジャーナリスト/ 新聞うずみ火発行人)
石丸次郎(アジアプレス)ほか
プログラムならびに出演者は変更する場合があります。ご了承ください。
事前予約は不要です。当日会場にて受付いたします。

◆企画詳細
日時:2010年11月27日(土) 12:00〜20:00(開場12:00)
会場:大阪市立住まい情報センター 3階ホール
 大阪市北区天神橋筋6丁目4−20
定 員: 300名
参加協力費: 一般1,000円、学生500円 入替えなし、入退場自由
主 催:ジャーナリズムフェスタ2010実行委員会
協 賛:アジアプレス大阪事務所、新聞うずみ火、自由ジャーナリストクラブ(JCL)、DAYS JAPAN関西サポーターズクラブ
後 援:ジャーナリスト・ネット
協 力:市民社会フォーラム
お問合せ : アジアプレス大阪事務所
Tel(06) 6373-2444  e-mail info@journalism-festa.com

◆企画趣旨
今年もやるぞ、ジャーナリズムフェスタ!
「ジャーナリズムフェスタ2010」 開催のご案内

 独立系ジャーナリスト・表現者の現在を見つめ、未来を探るイベント「ジャーナリズムフェスタ」を昨年に続き開催いたします。
 第1回は、2009年10月に大阪で開催、300人を超える方に参加していただきました。 メディアの東京一極集中が進む中で、非東京圏を活動拠点とする独立系のジャーナリスト、写真家、ドキュメンタリスト、作家が、取材や発表の機会と場所をより拡大し、経済的にも自立していくための情報共有の場を作ろうという趣旨でした。
 第2回目となる本年は、デジタルメディアが拡大、進化する一方で、多様化と個人化がより一層進むというメディア変革期を迎えたいま、独立系の表現者にとってこの機をチャンスとすることができるのか、またチャンスとするために必要なことは何かを探ります。
 新聞、テレビ、雑誌といった旧来のマスメディアから、ルポルタージュ、調査報道やドキュメンタリーといったジャーナリズムの領域が急速に縮小する中、独立系ジャーナリストの活動と発信の場も激減の一途です。
 この背景には、紙媒体、電波媒体を中核としてきたマスメディアが、インターネットやデジタルメディアへの対応に遅れを取っている一方、Webや携帯電話、車載ナビなど、メディアの多様化とともに進む利用者のマスメディア離れがあります。
 「情報はタダで手に入る」という常識がまかり通っているインターネットの世界で、はたして独立系のジャーナリストが生きる世界はあるでしょうか。 形を変え、コストの最小化と合理化を図った旧来の延長線上にある広告ビジネスモデルの上で、ジャーナリズムやドキュメンタリーという表現に対して、正当な対価は支払われるでしょうか。
 2010年、iPadや電子ブックという新しいネット端末の登場と普及によって、独立ジャーナリズムは、表現と発信において、新しい局面を迎えています。 WebやデジタルTVだけでなく、ゲーム、携帯コンテンツ、電子書籍、iPad,iPhoneアプリなど、利用者に届けられる媒体の選択肢が広がり、多様化が進んでいるからです。
 第2回ジャーナリズムフェスタは、このようなメディア大変革期にあって、どうすれば独立ジャーナリズムは進化を遂げられるのか、どのような方法で経済的自立を獲得していけるのかを、徹底的に突き詰める場にします。
 今回は実際に電子書籍の制作、販売などを通じて、課題や検討事項などについても討論する予定です。 11月27日は、ぜひ大阪天六へ。 語ろうジャーナリズムの未来、作るぞ新たなネットワーク!


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■「障がいと共に生きる〜義手で紡ぐ障がい者運動」

日時:2010年11月28日(日)13:00〜15:30
場所:新所沢東公民館 第6・7研修室
(所沢市美原町1―2922―16 04―2943―0909)

◆趣旨
「6年前の春、前日まで大手食品会社の営業マンとして元気に働いていたが、突然歩けなくなってしまった。」と、語る講師苅谷さんの病名は、¨電撃性紫斑病¨という難病でした。しかも、生死の狭間をさまよったあげく両手両足を切断してしまうことになりました。 今は、苦しい闘病生活・リハビリを乗り越えて、義手義足・車いすを駆使しながら活動されています。「生きているこの今を大切に!」をモットーに障がい者運動にも意欲を燃やしておられます。

◆講師 苅谷 浩三 氏(狭山市障害者団体連絡会 代表)

4 参加費 500円(当日受付にてお支払いください。)

◆お問合せ先
  自立生活センター 所沢ファントム
NPO法人市民サポートなかま
 〒359-0045 所沢市美原町5−2026−7
 Tel 04−2992−1310
 Fax04−2946−9705

主催:自立生活センター 所沢ファントム
    NPO法人市民サポートなかま
後援:所沢市社会福祉協議会


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■第8回生命倫理研究会
日時:2010年11月29日(月) 15:00〜
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館415


テキスト

日本社会事業大学,1967,『戦後日本の社会事業』勁草書房.

報告1
第三章「保護請求権と争訟権の成立」,159-194.
報告者 西沢いづみ

報告2
第四章「保育所制度の変遷をめぐる諸問題」,245-261.
報告者 吉田一史美

報告3
第四章「青少年問題の社会学的解明」,281-308.
報告者 村田千津子

テキストは、416(書庫)を入って右の棚、「出生研」の青い箱の中にあります。

各自、コピーをして、お持ちください。



UP 20100916 REV:随時
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