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懇親会挨拶

長尾 義明 2009/02/21
東アジアALS患者在宅療養研究シンポジウム
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  皆さんこんばんは、私は日本ALS協会の副会長、長尾義明です。本日は、海外からのお客様のご参加で、懇親会を設けて頂きなお一層の親睦を深めることが出来切に有難く思っています本当に有難うございます。さぞお疲れのことと存じますが、ALS患者にならなかったら、お会いできなかったでしょう。これが本当のALSのご縁ですね。
  私事になりますが、ALSの告知から19年目になりました。過ぎてみれば長かったような、短かったような気がします。それにしても、大勢の人格者にお会い出来たことはALSのお陰と感謝しています。人間は身勝手なもので今が一番不幸と思えば不幸ですし、今が最高の幸せと思えば人一倍幸せです。私はパソコンで絵を描き始めてから7年を過ぎました。よく妻が「どうしてそんなに絵ばかり描くの」と言いますが、寝たきりで何処も動かない私にとっては1ミリか2ミリしか動かない足の指の存在が、どんなに嬉しいことか。健常者には説明に言い表せないものがありますが、上向きに寝て足にセンサーを付けて全身を動かすので、絵を描くことで今は趣味とリハビリを兼ねてしています。私は趣味を持つことが生きがいになると思います。
  今も先生方が、iPSの研究にご尽力を尽くされていますが、ALSが難病でなくなる日を家族含め何人もの人が、今か今かと待っています。先般も神経内科の先生に話を聞くと、あと10年の辛抱と言われてました。半信半疑で聞いていましたが、人間死ぬまで夢を持ち続けるものだと思います。本日ご参加の皆さん10年後にこの場所で、この席でお会いできることを首を長くして待っていますから病気を治して歩いてお会いしましょう。ぜひご参加下さいね。クジラの丸焼きを用意してお待ちしています。
  各国のALS協会がどんな大きな荒波でも防波堤となり、身動きの取れない弱者を守ってあげて下さい。マスコミや情報のお陰で、地球は小さくなりました。 東アジアと言えば広く感じますが、隣国どおしです。隣りどおしのお付き合いと思い今後とも宜しくお願いします。
  以上失礼しました。

  長尾義明「女王の村里」(JPG 677kb)
  長尾義明「エッフェル塔」(JPG 570kb)
  長尾義明「8027アレッチ」(JPG 594kb)

◇2009/02/21 東アジアALS患者在宅療養研究シンポジウム

UP:20090223 REV:20091123
長尾 義明  ◇日本ALS協会
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