東アジアALS会議様へ
舩後 靖彦 2009/02/13
皆さんお世話になります。私は千葉のALS患者で、舩後と申します。どうか宜しくお願いします。さて、この度の会議ご開催本当におめでとうございます。そして貴会議のご誕生を、心よりお喜び申し上げます。
思いますに、東アジア各国のALS患者が何かしらを語り合えると言うことこれは、言葉では言い表せないほどに素晴らしくそして画期的なことです。僭越ですが私と致しましては、貴会議をこれまでのALS国際会議のごと、"各国協会の活動報告しか出来ない場"ではなく、このままの形すなわち"各国のALS患者が何かしらを語り合えると言う形"で、ご発展頂ければと思います。
この希望は、私が過去参加しました三度の国際会議での苦い経験を経、これが理想と意を固くした希望ですので「一患者の意見など!」と捨て置かず、東アジアALS会議様に於かれましてはご参考下さいますようお願いします。それを目指すことそれが、貴会議のご発展の一助になることと私は信じます。
ところで、私も昨年秋その自身の希望に基づきあるスピーチで、あくまでも私の夢として、「アジア圏に於ける『ALSサポート』網の構築をしたい」と、申し上げたことがあります。その時にはこの、素晴らしくそして画期的な会議が開催されることなど全く知りませんでしたので、今にして思えば「あんなこと、ぬけぬけと言わなければ良かった!こんなにも素晴らしい会議があるのだから」との思いで、顔を赤く染めております。
一方そんな思いの中にありながらも、その時それをお聴き下さいました方々には、そんな思いの患者もいることを知って頂けましたので、その方々だけには貴会議への興味をより深めて頂くのに、お役に立てたのかもしれないと思っております。
長くなりまして、申し訳ありませんでした。お許し下さい。では最後に、貴会議の今後のご発展を心より祈りつつ失礼致します。
2009年2月13日(金曜日)
日本ALS協会千葉県支部
実行委員 舩後靖彦
◇2009/02/21 東アジアALS患者在宅療養研究シンポジウム