HOME >

2009年2月

これからあること


>TOP

■国際セミナー 「障害者の一般就労を成功に導くパートナーシップ」
日時:平成21年2月1日 (日) 10:30-16:40
場所:全国社会福祉協議会・灘尾ホール
地図
◆企画趣旨
障害者自立支援法の施行に伴い、障害者の潜在能力を市場経済において発揮する方策についての関心が高まっている。しかし、障害者の一般就労については、賃金の保障、人事管理、就業時間への配慮、職場環境の整備、福祉機器の活用、障害者の多様性への対応などさまざまな課題がある。これらの課題を解決するためには、企業、非営利団体、公的機関などの組織連携が必須である。本セミナーにおいては、障害者の一般就労における組織連携の先進地域である英国とドイツ等から関係者を招聘し、障害者の一般就労の形態として普及してきているソーシャルファームの組織連携の取り組みとあり方について学び、日本の障害者雇用関係者との意見交換会を行う。

◆プログラム
10:30-10:40 開会挨拶 
鴨下重彦(国立国際医療センター名誉総長、日英高齢者・障害者ケア開発機構委員長)
        10:40-11:20 基調講演 「日本におけるソーシャル・ファームの発展に向けて」
炭谷茂 (社会福祉法人恩賜財団済生会理事長、前環境事務次官、日英障害者・ケア開発機構副委員長)

11:20-12:20 講演1 「英国でのソーシャル・ファームの設立とパートナーシップ」
キャシー・ベイカー(ソーシャル・ファームUK クオリティ開発部長)

12:20-13:20 休憩
13:20-14:20 講演2 「ドイツにおけるソーシャルファームとパートナーシップ」 ゲーロルド・シュワルツ氏 (国際移住機関(IOM)経済開発局プログラムマネージャー、前ソーシャル・エンタープライズ・パートナーシップ(SEP)所長)

14:20-14:35 休憩

14:35-16:35 パネルディスカッション
ファシリテーター:山内繁(早稲田大学人間科学部特任教授)
炭谷茂
フィリーダ・パービス(リンクス・ジャパン会長)
ゲーロルド・シュワルツ氏
キャシー・ベイカー
寺島 彰 (浦和大学総合福祉学部学部長・教授)
上野容子(東京家政大学文学部)
河村宏(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 特別研究員)

16:40 閉会挨拶 v 財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事片石修三

◆申込
定員:200名(定員になり次第締切)
参加費: 無料
パソコン要約筆記あり。手話通訳・点字資料・磁気ループが必要な方は申込みの際 にご記入ください。

申込先・問合せ:
日本障害者リハビリテーション協会 情報センター内
TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615 メール: dinf-j@dinf.ne.jp(@→@)
URLはこちら
担当:有田・野村

下記にご記入の上、FAX(03-5273-0615)またはメーでお申込下さい。

お名前(ふりがな)
ご所属
ご連絡先
□〒
□住所 
□Tel
□FAX
□e-mailアドレス
下記に該当します(該当するものに○を付けてください。)
1)車イス使用
2)手話通訳が必要
3)点字プログラムが必要
4)磁気ループが必要
5) その他
主催: 財団法人 日本障害者リハビリテーション協会・日英高齢者・障害者ケア開発協力機構
助成:大阪府民共済生活協同組合




>TOP

■「人間の尊厳概念」に関する講演会
日時:2009年2月 3日(火)午後3時から午後5時30分
場所:場所:京都大学 吉田キャンパス 文学部新館第6講義室
会場までのアクセス:http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/sogo/access.html

講演者:Markus Stepanians(アーヘン工科大学)氏
演題:Gleiche Wuerde, gleiche Rechte
通訳:エーファ・カペラ(富山大学)さん

M.Stepaniansの著書:Frege und Russell ueber Urteilen und Denken,  Paderborn 1998,
Gottlob Frege zur Einfuehrung、Hamburg 2001, 等。W.Hinschと「主観 的権利概念」でプロジェクト研究。

参加費無料・事前申込不要(直接会場へお越しください)
尚、詳細は、盛永(富山大学)mailto: snantaro@las.u-toyama.ac.jp(@→@) にお聞き下さい。




>TOP

■セミナー
「DAISYによる教科書づくりを考える」
欧米から学ぶ

[趣旨]:
 マルチメディアDAISYによる教科書は、読み書きに困難を抱えている児童や生徒が「読んで理解する」ための「代替教科書」として
米国や北欧では広く使われている。しかし、日本では、発達障害に関する社会的認知の遅れと、日本語教科書をDAISY化するための
技術上の困難などのために、まだ普及が進んでいない。
 そこで、DAISYの開発と普及を進める国際非営利団体であるDAISYコンソーシアムの理事会が京都で開催されるのを機に、DAISYによる
代替教科者の提供やさらに進んで教科書そのもののDAISY化について欧米等の経験や計画から学び、日本におけるDAISY版教科書普及
について討議する。

[主催]:財団法人日本障害者リハビリテーション協会、NPO法人支援技術開発機構、日本DAISYコンソーシアム
[助成]:教職員共済生活協同組合
[期日]:平成21年2月5日(木)
[会場]:京都市国際交流会館 イベントホール

[プログラム]:(同時通訳、要約筆記付き)
13:00     開会挨拶 片石修三((財)日本障害者リハビリテーション協会常務理事)

13:05-13:20  基調講演 河村宏(DAISYコンソーシアム会長)
13:20-15:00  セッション1: 各国のDAISY版教科書提供の現状(各20分)
        オランダ:エドマー・シュット (デディコン)
        アメリカ:ジョージ・カーシャ (DAISYコンソーシアム事務局長RFB&D)
       スウェーデン:シェル・ハンソン(スウェーデン国立録音点字図書館)
        イギリス:リチャード・オーム(王立盲人援護協会)

15:00-15:20  休憩

15:20-16:55  セッション2:パネルディスカッション
        「DAISY版教科書製作をどう促進するか」
         コーディネータ:河村宏
            オランダ:エドマー・シュット(デディコン)
            アメリカ:ジョージ・カーシャ(DAISYコンソーシアム事務局長RFB&D)
          スウェーデン:シェル・ハンソン(スウェーデン国立録音点字図書館)
            イギリス:リチャード・オーム(王立盲人援護協会)
          フィンランド:マーク・レイノ(セリア図書館)
              日本:神山 忠(岐阜県立関特別支援学校教諭)

16:55-17:00  閉会の辞

[定員]:100名(定員になり次第締め切りとする)

[参加対象者]:図書館関係者、教育関係者、支援者、障害当事者、福祉事業従事者、一般の方々

[参加費]:無料

[申込方法]:必要事項を記入の上、メール、郵送、ファクスにて申込受付

[情報保障]:同時通訳、要約筆記、希望に応じて手話・磁気ループなどを用意有り

[申込締切]:平成21年2月2日(月)

[参加申込先]:財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
       担当:吉広・長田
       〒162-0052 新宿区戸山1−22−1
       TEL: 03-5273-0796 FAX: 03-5273-0615
       MAIL: daisy_c 1@dinf.ne.jp(@→@)




>TOP

■国際シンポジウム 「地域における障害者のインクルーシブな情報支援」
日時:2008年2月6日7日
場所:京都 京都市国際交流会館

◆企画要旨
デイジー(DAISY: Digital Accessible InformationSystem)は、読みに障害がある人々も読んで理解できる電子出版物の国際標準規格として欧米を中心に急速に普及が進んでいます。このデイジーを開発し普及するデイジー・コンソーシアム(スイス法人)の約20カ国の代表者が2月はじめに京都に集まる機会を利用して、下記の二日間にわたるシンポジウムを企画しました。
 シンポジウムでは、まず世界の国々でどのようにデイジーを活用して「印刷物を読んで理解するのが困難な人々」の問題を解決しているのかを、実例を中心に発表をしてもらいます。
 幼稚園から高校までの教科書の出版者に、連邦法でデイジー規格の電子図書の提供を義務づけた米国と、教科書はもとよりあらゆる出版物をデイジー図書にしてオンラインネットワークで提供するために奮闘するスウェーデンの国立図書館から、その活動の全容を紹介してもらいます。
 日本にも国際的に注目されるデイジーを活用したすぐれた実践があります。その中から、精神障害と津波防災、ディスレクシアと教科書、脳梗塞による失語症と言葉の回復、に関わる活用事例を紹介していただきます。
 地域で誰もが自分の役割をもって、安心と安全を確保しながら豊かに暮らすためには、電話を含む通信や放送のアクセスも大切です。盲ろう者の携帯電話を使った通信や英国BBCのデジタル放送のアクセスの工夫についても、最新の状況の報告があります。
 すべての学校へのデイジー図書の提供の態勢が整い、読みに障害がある生徒のデイジー教科書利用が飛躍的に伸びているノルウェーからは、ディスレクシアの15歳の少女が日本のディスレクシアの同世代との交流を楽しみに来日してメッセージを述べます。
 二日目の最後には、カナダ、オーストラリア、タイ、日本のデイジーコンソーシアムの会員団体の代表によるパネルディスカッションです。地域に根差しつつ全国さらにはグローバルな連携の中で、一人も取り残すことなく知識を共有するための新しい出版と情報流通のしくみの実現について、会場のすべての参加者と共に議論を深めます。

◆プログラム(案)
【2月6日 (1日目)】
★ 09:30-10:00 受付
10:00-10:10  開会と主催者挨拶 
支援技術開発機構理事長、早稲田大学教授 山内 繁
10:10-10:30  基調報告と趣旨説明 
DAISYコンソーシアム会長 河村 
10:30-11:30  記念講演 高等教育における合理的配慮
AHEAD(障害のある大学生支援センター全米組織)会長 ジム・マークス
11:30-11:45  休憩
11:45-12:15  モンタナ大学とミズーラ市周辺における障害者への情報支援
モンタナ大学障害学生サービス部コーディネータ 渡辺・テイラー・美香
12:15-12:45  アメリカにおける図書館サービスネットワークとDAISY規格
DAISYコンソーシアム事務局長 ジョージ・カーシャー
12:45-13:00  ミズーラ市の情報支援の現場を見て思うこと
  岐阜県立関支援学校 神山 忠
13:00-14:15  昼食休憩
14:15-15:15 スウェーデンにおけるDAISY
TPB(スウェーデン国立点字録音図書館) シェル・ハンソン
15:15-15:30  携帯電話と体表点字による盲聾者への支援
社会福祉法人桜雲会体表点字研究プロジェクト代表 長谷川貞夫
15:30-15:45  休憩
15:45-16:45 デジタルテレビと映像のアクセシビリティ
RNIB(英国盲人協会)ケビン・ケリー + リチャード・オーム
16:45 1日目閉会

【2月7日土曜日 (2日目)】
★ 10:00-10:15  1日目の概要 河村 宏
10:15-11:15  自分たちの津波避難マニュアルで安心を手に入れた経験の報告
浦河べてるの家
11:15-11:45  自閉症児のDAISY活用 フィリピン自閉症協会
11:45-12:15  マルチメディアDAISY版教科書の活用
兵庫県LD親の会たつの子 山中香奈
12:15-13:30  昼食
13:30-14:00 ノルウェーのDAISY利用者たち
メイ・リン(DAISY利用者)+アーニー・シルシェブー(ノルウェー盲人図書館)
14:15- 14:45 私の失語症回復とDAISYの活用
山本内科小児科 山本 義久 14:45-15:00 休憩
15:00-16:40 パネルディスカッション
「地域におけるインクルーシブな情報支援: ニーズ、資源、政策」
パネリスト:マーガレット・マクグローリー(カナダ視覚障害者支援協会)
トリシュ・イガン(ビジョン・オーストラリア)
モンティアン・ブンタン(タイ国上院議員)
ジョージ・カーシャー (DAISYコンソーシアム・RFB&D)
村井明人(近畿視覚障害者情報提供施設協会・日本ラぅ肇魯Ε后
モデレーター:  河村 宏(DAISYコンソーシアム・支援技術開発機構)
16:40-16:45 閉会

◆両日、同時通訳(日・英)、パソコン要約筆記、手話通訳、点字プログラムによる情報支援を行います。

◆申し込みなど
定員:200名
参加費:無料
申し込み(当日参加も歓迎いたします)
ご連絡先(名前、住所、所属場所、電話、E-mail)を明記の上、メールもしくはFAXにて下記宛先にお送りください)
メール:atdoinfo@gmail.com (@→@)
ファックス:03-5384-7207 NPO法人 支援技術開発機構(ATDO) 担当:服部・小山
プログラム内容は若干変更の可能性があります。
ATDOブログ 最新のアップデートはこちらでご確認ください
http://blog.normanet.ne.jp/atdo/
★主催 NPO法人 支援技術開発機構(ATDO)
  ★協力 DAISYコンソーシアム、日本DAISYコンソーシアム
★会場 京都市国際交流会館 (地下鉄蹴上駅徒歩6分)
(厚生労働省平成20年度障害者自立支援調査研究プロジェクト助成)



>TOP

■Touching the Images ふれる写真展 (URLはこちら)

日時:2月6日(金)〜2月15日(日) 11:00-19:00
会場:三軒茶屋キャロットタワー 世田谷文化生活情報センター
   ワークショップB(4F)/生活工房ギャラリー(3F)

東京都立久我山盲学校の生徒たちと撮った写真を、立体加工した「ふれる写真」で紹介します。
「写真」という言葉を聞いて、どのような形ものを連想しますか?
ひと昔前なら、カメラで撮り終えたフィルムを現像屋さんに持っていき、
同時プリントで出来上がる、長方形のつるつるとした紙の集まり。
最近なら、デジタルカメラやケータイの画面、データとして
パソコンの中に保存された画像を思い浮かべる人もいるでしょう。
しかしもし目が見えなかったら、それらの写真はどれも触るだけでは
分からない=「手がかりがない」ものとなってしまいます。

撮った人の感動や記憶を他人と共有するためのコミュニケーションツールで
あるはずの写真。「手がかりがある」写真を作ることができたならば、
私たちが感じ、共有できる世界は、もっと広がるはずです。
写真を撮るという行為は、写真という窓を通した自分との対話であり、
他者との対話でもあるからです。

生活工房では2008年11月から12月にかけて、東京都立久我山盲学校中学部の
生徒たちと、美術の時間に写真を撮りました。
ただ撮るだけでなく、グラフィックデザイナーがその場で線画におこし、
黒い部分が熱で盛り上がる立体コピー機にかけて、ふれられるようにしました。
大切なのは、どんな写真が写っているのか本人が認知し、
何かを感じるということです。
ぜひ、彼らの紡ぎ出したイメージにふれてください。

<関連イベント>
@「見えない人とのデジカメワークショップ」
  見える人・見えない人が一緒に街を歩き、撮影した写真を、
  京都大学のオリジナルシステムで即時に立体加工して味わいます。
   ※2月1日申し込み締切のため、締切終了

A「ふれる写真館」
  撮った写真をその場で立体加工する写真館が出現します。
   ※2月7日、8日 13::00-17:00
  当日先着順20名、1回約15分、参加費200円

B講演会「第三の眼−盲目の写真家ユジェン・バフチャルについて」
   ※2月14日 14:00-15:30
  講師:港千尋(写真家)、服部貴康(写真家・聞き手)




>TOP

■一般公開セミナー「視覚障害者GPS歩行支援システムの開発」
日時:2009年2月7日(土)13:30〜16:00(受付 13:00〜)
場所:日本点字図書館
   〒169-8586 東京都新宿区高田馬場1-23-4
【TEL】03-3209-0241 (代表)

◆セミナー概要
視覚障害者の歩行を支援する機器には、視覚障害者誘導用ブロックを始めとして様々なものが存在していますが、現在も最新の技術を駆使したシステム開発が日々行われています。 その中でも、GPS(Global Positioning System)を使用した歩行支援システム開発は、最も注目を集めている分野であるといっても過言ではありません。
このセミナーでは、3人の講師がGPS歩行支援システム開発の現状・問題点、また今後の可能性についてお話しいたします。多数の方のご参加をお待ちしております。

◆プログラム

石川 准 (静岡県立大学 国際関係学部 教授)
「ブレイルセンスGPSナビの紹介」
青木 恭太 (宇都宮大学 工学研究科 情報システム科学専攻 准教授)
「画像処理技術による歩行支援の未来」
村山 慎二郎 (宇都宮大学 工学部・NPO法人SPAN)
「方位加速度センサーによる誤差補正技術の可能性」

◆定員等
定員:50名程度
参加費:無料
お申し込み先 : 静岡県立大学 国際関係学部 石川研究室 担当/山下
【e-mail】yamashita@sheep.u-shizuoka-ken.ac.jp(@→@)
※ 席に限りがありますので、事前にメールにてお申し込み頂けると幸いです。
※ お名前とご連絡先を明記ください。
お問い合わせ先 : 静岡県立大学 国際関係学部 石川研究室
【TEL・FAX】054-264-5325

◆主催/共催
主催 : 静岡県立大学 国際関係学部 石川研究室
共催 : 宇都宮大学 工学研究科 青木研究室



>TOP

■高等教育における障害学生支援に関するセミナー「日米のネットワーク構築をめざして」
日時:平成21年2月8日(日曜日) 13:00〜16:30
場所:東京大学山上会館 大会議室(東京都文京区本郷731)
URL:こちら

◆趣旨要旨
厚生労働省障害者自立支援調査研究助成「地域におけるインクルーシブな情報提供サービスによる情報障害者への支援に関する研究」(代表:河村宏)により招聘するジム・マークス氏(米国モンタナ大学障害学生支援部長、次期AHEAD会長:Association of Higher Education and Disability)・渡部美香氏(同大学障害学生支援コーディネーター)と日本で高等教育における障害学生支援に関わる人々の交流と情報交換を目的とします。オブザーバーとして、当事者学生、家族、支援学生、教育機関教職員(小学校から大学)等の皆様にご参加いただきたくご案内申し上げます。

◆プログラム
13時
開会あいさつ
  山内繁(NPO法人支援技術開発機構理事長)
開催趣旨
  河村宏(NPO支援技術開発機構、国立障害者リハビリテーションセンター研究所、DAISYコンソーシアム会長)
13時20分
 Jim Marks「障害学生支援と支援者のネットワーク:米国の状況」
 【参考】Jim Marks氏執筆論文(日本語)
13時50分 〜16時10分
障害学生支援:日本の状況(各10分程度、タイトル・講演順は仮)
  殿岡翼(障害学生支援センター)  障害学生支援における官庁・大学・民間の役割分担
  山本幹雄(広島大学 アクセシビリティセンター)  広島大学の取り組み
  高橋知音(信州大学)  信州大学における発達障害学生支援
  水内豊和(富山大学)  富山大学における発達障害学生の包括的支援
  鈴木昌和(九州大学、数学)  視覚障害学生への理科教育をすすめるサマーキャンプ
  近藤武夫(東京大学先端研)  発達障害学生への情報支援について
  渡辺哲也(国立特別支援教育総合研究所)  学会・研究会での情報保障
  立命館大学  グローバルCOE生存学創成拠点
  広瀬洋子(放送大学)  障害学生とe-learning
  石川准(静岡県立大学)  学生として教員としての経験と意見
  コメント:渡部Taylor美香(モンタナ大学障害学生支援コーディネーター)
       George Kerscher (DAISYコンソーシアム事務局長、RB&D代表、盲導犬利用者)
 【参考】 目に見えない障害のある大学生の就学支援:アメリカモンタナ大学の実例(渡部氏執筆論文)
 【参考】 研究会 発達障害のある大学生への支援(渡部氏が講師を担当した研究会)

16時10分〜16時30分
 討議

◆情報保障:同時通訳、PC要約筆記、手話通訳
◆主催:NPO支援技術開発機構(ATDO: Assistive Technology DevelopmentOrganization)協力:東京大学医学教育国際協力研究センター
◆募集人員:100名
◆参加費:無料
◆登録:氏名(日英)、所属(日英)、住所、電話、メールアドレス、必要な情報処理、活動資料の配布希望、自己紹介&活動紹介をFAX(04-2995-3132)またはメール(kitamura-yayoi@rehab.go.jp  @→@)でできるだけ1月15日までにお送り下さい。
自己紹介・活動紹介が日本語の場合は主催者が翻訳し事前に英語版ファイルをJim Marks氏とGeorge Kerscher氏にお渡しします。
その後の申し込みも定員に達するまで承ります。
連絡先はAHEADとの交流のためにファイルでJim Marks氏と渡部美香氏にお渡しする予定です。

◆申し込み・問い合わせ先
〒359−0045
 埼玉県所沢市並木4−1 国立障害者リハビリテーションセンター研究所
担当:北村弥生
FAX:04-2995-3132
E-mail:kitamura-yayoi「@」rehab.go.jp
(メールを送る際は@前後の「」をとってご利用ください。)



>TOP

■NPO法人医療的ケアネット シンポジウム「当事者の目線で語る医療的ケア」
 (URL→http://www.mcnet.or.jp/index.shtml

◆日時:2009年 2月8日(日)13:30〜17:00
◆会場:京都アスニーホール(4F) 地図はこちら
◆プログラム

【第1部】
 講演1:日本ALS協会・NPO法人さくら会 川口 有美子さん
 (テーマ:「医療を必要とする在宅・高齢・重度身体障害の難病患者と家族の支援をどのようにおこなうか?」)
 講演2:人工呼吸器をつけた子の親の会(パクパクの会) 佐藤 温子さん・有未恵さん
【第2部】
 シンポジウム 座長:NPO法人医療的ケアネット理事長 杉本 健郎さん

◆定員:350人
◆参加費:会員1000円、非会員1500円
◆お申込み・お問い合わせは、事務局までどうぞ
  TEL:075-693-6604  FAX:075-693-6605
  e-mail mcnet-info@mcnet.or.jp(@→@)

案内チラシ



>TOP

■講演会のご案内
「DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業」成果報告会
 〜DAISY教科書提供体制の確立を目指して〜

趣旨
アクセシブルな情報システムDAISY(Digital Accessible Information SYstem)は、
視覚障害者だけでなく、印刷された文字や印刷物を読むことが困難な人々にとって
有効であることが国際的に認められてきている。

日本でも2008年9月に著作権法が改正され、発達障害等で普通の教科書が読めない
または読みにくいお子さんのためにニーズに合わせて教科書を複製できることが明示された。

当協会では、ディスレクシア(字を読むことに困難がある人)への
より良い支援を行うための地域活動やネットワークを奨励することを目的とし、
平成19年度・20年度の2年に渡り
「DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業」を行なってきた。

今年度は、ディスレクシアの読みの学習を支援するために、
マルチメディアDAISYで教科書を製作して、提供するプロジェクトを開始した。

本報告会では、DAISY教科書製作提供プロジェクトを中心に、
この2年間の事業の成果を報告し、
ディスレクシアに対するマルチメディアDAISYを活用した支援の到達点と課題を明確にし、
今後の活動の方向性について意見交換を行う。

主催:(財) 日本障害者リハビリテーション協会
助成:独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」
日時:2009年2月11日(水・祝日) 13:00〜17:00
会場:戸山サンライズ 大研修室
   http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/tizu.htm
定員:250名(定員になり次第締め切りとする)
参加費:500円
情報保障:パソコン要約筆記あり。ご希望に応じて手話通訳・点字資料・磁気ループなど。

プログラム(予定):
*変更の可能性があります。

13:00-13:10
開会挨拶 
 財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事 片石修三

13:10-14:30
セッション1「ディスレクシア当事者のニーズと求められる支援」
 神山忠(岐阜県立関特別支援学校教諭)
 藤堂栄子(NPO法人EDGE 会長)
 品川裕香(ジャーナリスト)

14:30-14:45
ワークショップ報告及びビデオ上映
 川本雅子(武蔵野美術大学非常勤講師)

14:45-15:30
セッション2「マルチメディアDAISY教科書の製作・提供」
 中村芬(NPOデジタル編集協議会ひなぎく 事務局長)
 濱田滋子(NPO法人奈良DAISYの会 代表)
 野村美佐子(財団法人 日本障害者リハビリテーション協会)

15:30-15:45 休憩・展示

15:45-17:00
パネルディスカッション「DAISY教科書提供体制の確立を目指して」
 モデレータ:河村宏(DAISYコンソーシアム 会長)
 指定討論者:井上芳郎(NPO法人全国LD親の会)
       山内薫(墨田区立あずま図書館)
       寺島彰(浦和大学総合福祉学部 学部長・教授)
       山中香奈(兵庫県LD親の会たつの子 副代表)
17:00 閉会


■2009年2月11日「DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業」成果報告会 お申込み■

下記にご記入の上、FAX(03-5273-0615)またはメール:daisy-seminar@dinf.ne.jp(@→@)までお申込み下さい。
□お名前(ふりがな)
□ご所属
□ご連絡先
□〒
□住所 
□Tel                  
□FAX
□e-mailアドレス

下記に該当します(該当するものに○を付けてください。)
1)車イス使用
2)手話通訳が必要
3)点字プログラムが必要
4)磁気ループが必要
5)パソコン要約筆記が必要
6)その他

※手話通訳、点字プログラム、磁気ループは、ご希望があった場合にご用意いたします。
 パソコン要約筆記は、ご希望の有無に関わらずご用意いたします。

※ご提供いただいた個人情報は、日本障害者リハビリテーション協会の個人情報保護方針に従い、厳重に管理いたします。また、この情報に基づきシンポジウム、講習会等のイベントの開催案内、書籍のご案内その他当協会が有益であると判断する情報をご案内させていただくことがあります。ご案内を希望されない場合はその旨お知らせください。

■申込先・問合せ:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター内
TEL:03-5273-0796 / FAX:03-5273-0615 /e-mail: daisy-seminar@dinf.ne.jp(@→@)
URL: http://www.normanet.ne.jp/info/seminar090211.html
担当:吉広・太田・野村



>TOP

■インクルーシヴな社会をめざす実践
「都市型中間施設(居場所・たまり場)づくりとその困難に焦点を当てて」
日時:2009年2月14日(土)10:00-16:00
場所:神戸大学発達科学部大会議室等


◆企画要旨

都市型中間施設
 中間施設というのは、近代社会でさまざまに分化した機能を再統合した施設である。障害のある人やその家族、高齢者、幼児や児童、勤労者、主婦、青年層、外国人など、多様な人々と等距離にあるという意味、すなわち誰かが独占したり排除されたりしないという意味での中間施設でもあるし、親密圏と厳しい競争社会との橋渡しをするという意味での中間施設、ボランタリー精神に特徴づけられた市民社会の連帯を重視しつつ専門的知識や技術も使用可能であるという意味での中間施設、公共的でもあるし私事も排除されないという意味での中間施設、多様な課題を視野に収めつつ特化した課題解決にも対応できるという意味での中間施設でもある。
このような概念を提示するのは、国家が国民の中に問題を発見し対応することで社会の均衡を保とうとしてきた近代社会が、人と人とを分断し、社会の問題発見・解決能力を低め、社会的排除の問題を顕在化させたという認識があるからである。障害を個人的な問題として捉える近代社会においては、障害のある人たちの支援は、私的空間である家族で行われることを基本とし、私事である家族による支援を国家による支援が補足するという形態へと発展してきた。障害のある構成員がいる家族の中にいまだに根強い入所施設建設の要望、それに専門家への容易い依存傾向は、このようにして育まれてきた。その分、社会の問題解決能力は低下する。実際に社会は、自らの抱える問題の解決を国家に委ね、社会に備わっていたはずの公共性を自ら薄めていった。少なくとも日本社会はそのような方向に進んできてしまったように思う。
障害のある人たちの地域生活支援は、障害のある人たちだけの問題として扱うのではなく、社会の中にある多様な問題の一部として把握するべきである。そのように捉えることによって、多様な問題を抱えた人たちどうしが出会い、連帯し、協働して解決する素地ができる。特に地域という限定された空間に多様な人間が混在する状況を前提にすると、多様な問題を視野に入れることは現実的な課題でもある。
実際に、障害のある人たちの地域生活支援において、障害の問題だけを扱うことなどできない。必ずといってよいほどジェンダー問題が大きな影を落とし、少なからぬ「困難事例」の背景にDVや虐待が見え隠れする。老いた両親と障害のある子どもの両方のケアに明け暮れる女性は一般的に見られるし、障害の有無とは関わりなく多くの青年が対人関係の形成に多くの課題を抱えている。そもそも障害のある人たちは、障害者である以前に子どもであり青年であり老人であり主婦であり勤労者である。多様な人たちが集まり、その中で多様な社会的な問題が顕在化することによって、社会の課題発見・解決能力が鍛えられる。障害の問題はそのような環境のもとに置かれることによって、個人的な問題ではなく社会的に取り組まなければならない課題となるのである。

◆スケジュール
10:00-12:00 全体会
 発題者
・山元美和(浜松・いっぽ)「知的障害のある人の自立生活を支える地域の開発とその困難」
・川上慶子(神戸・つむぎ)「学童保育における障害のある子どもの参加とその困難」
・大森八重子(みなと障がい者福祉事業団)「知的障害のある人の関わる喫茶での経験」
・小武内行雄(神戸大学・みのり)「大学における知的障害のある人の就労支援の意義と困難」

13:00-15:20
 分科会1(鼎談と自由討議)
  倉本智明(東京大学)
  三井さよ(法政大学)
  津田英二(神戸大学)

 分科会2(本人たちの集い)
報告者
竹内妙(浜松・いっぽ)

15:30-16:00 全体会

【Guest Speakers紹介】
三井さよ
それぞれに固有の「生」を生きる患者にどう対するかといった問題意識から、看護をめぐるさまざまな問題を追究してきました。法政大学准教授。主著に『ケアの社会学』(勁草書房)などがある。

倉本智明
日本に障害学を根づかせるべく、自らの経験と明晰な頭脳を武器に奮闘してきました。東京大学特認講師。主著に『障害学を語る』『障害学の主張』『セクシュアリティの障害学』(いずれも明石書店)などがある。

竹内 妙
地域生活支援を受けながら自立生活をする知的障害者です。生涯を地域で生きるという当たり前の願いさえ叶えられない現実に抵抗しながら、浜松の「いっぽ」で支えあいのコミュニティをつくっています。

◆問い合わせ・申し込み
郵送 〒657-8501 神戸市灘区鶴甲3−11 神戸大学発達科学部 津田英二宛
ファックス 078-803-7971 
E-mail zda@kobe-u.ac.jp(@→@)

主催 
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 ヒューマン・コミュニティ創成研究センター
後援 
大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」事務局


◆参加費  無料 申込:お名前、ご連絡先の他、どのような方かが分かるような情報を一筆いただき、郵送、ファックス、メールでお申し込み下さい。その際、必要な方はお弁当をお申し込みいただけます(飲み物込みで600円)。



>TOP

■第2回”QOL”を考える勉強会

日時:2009年2月14日(土) 11:00-15:00
場所:立命館大学 学而館2階 先端院生共研202(通称生命部屋)
主催:出生をめぐる倫理研究会・難病の生存学研究会

「QOL勉強会」
第1回勉強会

◆内容:
報告@ 池端祐一朗(先端研生命領域1回生)
テキスト:David Armstrong, Richard Lilford, Jane Ogden and Simon Wessely, 2007,"Health-related quality of life and the transformation of symptoms," Sociology of Health & Illness, Volume 29 Issue 4, Pages 570-583

報告A 各分野における”QOL”分析(報告)



>TOP

■東京大学社会科学研究所 パネル調査プロジェクト
 「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」
研究成果報告会2009「東大社研パネル調査とワークライフバランス」
日時:2009年2月20日 13:30〜
場所:東京大学農学部弥生講堂(一条ホール)
地図はこちら
◆プログラム
第1部 社研パネル調査の成果報告 13:30-15:20
コーディネーター
  佐藤香 (東京大学社会科学研究所・准教授)
報告
 石田浩「社会科学研究所におけるパネル調査の位置づけ」(東京大学社会科学研究所・教授)
 戸ヶ里泰典「若年者のライフコースのパターンとメンタルヘルスとの関連性」(山口大学大学院医学系研究科・専任講師)
 元治恵子「若年者のキャリアデザイン・ライフデザイン」(立教大学大学院ビジネスデザイン研究科・准教授)
 大島真夫「大学から職業への移行と大学就職部」(東京大学社会科学研究所・特任研究員)

第2部 シンポジウム 15:35-17:20
テーマ:「ワークライフバランス研究の最新動向と社研パネル調査」
コーディネーター
 佐藤博樹 (東京大学社会科学研究所・教授)
パネリスト
 脇坂明 (学習院大学経済学部・教授)
 原ひろみ (労働政策研究・研修機構・研究員)
 島津明人 (東京大学大学院医学系研究科・准教授)
 三輪哲 (東京大学社会科学研究所・准教授)

◆参加申込
参加申込みを受付中です。参加される方のお名前とご所属を下記までお知らせください。
定員に達し次第、受付を締め切りいたします。
申込先:JLPS*iss.u-tokyo.ac.jp 担当:大島
お手数ですが*を@に変えてご送付ください。

主催
東京大学社会科学研究所 『働き方とライフスタイルの変化に関するパネル調査プロジェクト』
共催
東京大学社会科学研究所『ワーク・ライフ・バランス推進・研究プロジェクト』
文部科学省・近未来課題解決実証的研究推進事業『生涯成長型雇用システム』プロジェクト社会科学研究所
グローバルCOEプログラム『グローバル時代の男女共同参画と多文化共生』東京大学社会科学研究所連携拠点



>TOP

■情報バリアフリーを目指して〜社会企業ベンチャーの挑戦〜

日時:2009年2月20日(金)13:30-17:00
会場:静岡県立大学看護学部棟13411教室
主催:静岡県立大学国際関係学部石川准研究室
共催:財団法人長寿科学振興財団
    グローバルスタディーズ研究センター
    バリアフリーリソースセンター
入場無料・聴講自由・事前予約不要(先着200名様まで着席可能)

このたび、「情報バリアフリーを目指して〜社会企業ベンチャーの挑戦〜」というテーマで一般公開シンポジウムを開催します。講師として米国よりBenetech代表のジム・フラクターマン氏とDAISYコンソーシアム会長の河村宏氏をお招きし、ビジネスや経営のスキルを生かして誰もが情報を得られる社会をめざす社会企業ベンチャーの活動を報告します。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*当日は駐車場がございません。公共交通機関をご利用の上ご来場ください。
*会場までの介添えが必要な方はご連絡ください。
*情報保障は要約筆記と逐次通訳を準備します。

◆お問い合わせ先
〒422-8526  静岡市駿河区谷田52-1
  (054)264-5325 (担当:山下)
 yamashita@sheep.u-shizuoka-ken.ac.jp(@→@)

URL→http://fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp/~ishikawa/seminar/20090220/index.html


>TOP

■ピープルズ・プラン研究所 オルタキャンパス OPEN「正義と公正と社会変革」
 第8回「金井淑子:女の経験を語る/記憶を耕す 自己へのケア」

◆趣旨
この講座はリレー形式で、一回の議論が次回のテーマに続くよう構成してあります。前半はどちらかといえば「正義」について、後半はどちらかといえば「公正」について話し合い、全体で、「それが現在私たちが生きる社会を変えていくことにどう関係するのか」をイメージできるものにしたい、と講師一同考えています。「多様な存在を保証する連帯」がもう一つのキーワードでしょうか。活動家、理論家、勉強家、遊び人のみなさま、どしどしご参加ください。

◆内容
親密な関係やケア関係に働く権力、暴力のもっともモクロレベルでの発動において、女性が加害者であることも免れがたい。なぜなのかを考えたい。今日における「親密圏」を〈自己へのケア〉の場としてとらえ返す視点から、身体・セクシュアリテ・、生活、それらを「まるごと生きる」ことを課題としたウーマン・リブの運動の意味にも遡って、議論します。

◆日時:2月20日19:00〜21:00
◆場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
◆参加費:会員/1000円
 非会員/1200円
 自己申告貧乏人/800円

◆講師プロフィール
金井 淑子(かないよしこ):神奈川県生まれ。倫理学から、女性学・フェミニズム・ジェンダー研究に踏み込み、両領域を架橋する問題意識から発言。最近の関心は、「親密圏、身体性、暴力 トラウマ」の問題に、とりわけ「秋葉原事件」以降は気持ちはそこに釘付け。ネオリベ・男女共同参画同道批判はもとより、フェミニズムにも厳しく自己反省的なまなざしが向けられるべきかと。近著『異なっていられる社会を 女性学/ジェンダー研究の視座』(明石書店2008年)。

◆問い合わせ・連絡先
ピープルズ・プラン研究所
〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2F
電話: 03-6424-5748
FAX : 03-6424-5749
Email: ppsg@jca.apc.org(@→@)
ウェブサイト:http://www.peoples-plan.org

◆第9回目の講義についてはこちら→



>TOP

■障害学生支援フォーラム2009
日時:2009年2月21日(土)10:30〜17:00
場所:日本福祉大学 名古屋キャンパス 南館 401
地図:こちら

◆趣旨
わが国の大学では、現在5千人以上の障害学生が学んでいます。障害学生は、大学で学ぶ上で、様々な困難に直面しています。障害学生が大学生活を送るためには、それらに対して様々な支援が必要となります。現在、障害学生への支援は、各大学がそれぞれの考え方や支援体制に基づいて実施しています。しかし障害学生や支援に関わる学生にとっては、他大学の状況を知る機会は極めて少なく、自らの大学の支援の状況を客観的に把握することが難しい状況にあります。
そのような状況のなかで、2007年11月、立命館大学において「第1回サポートフォーラム」が開催されました。同フォーラムにおいては、近畿地区を中心に全国各地の大学の障害学生と支援に携わる学生が一堂に会し、各大学の障害学生援体制や支援に対する考え方等について情報を交換し、大学を超えた障害学生支援への取り組みの第一歩を踏み出しました。
そこで、この「サポートフォーラム」の流れを受け継ぎ、東海地区をはじめとする各地の大学で学ぶ障害学生とその支援に携わる学生が一同に会するフォーラムを実施したいと考えます。本フォーラムでは、各大学の障害学生支援の考え方や支援体制、障害学生の修学・学生生活の現状をもとに、より良い障害学生支援のあり方について検討したいと考えます。それらを通して、参加者がそれぞれの大学の現状を客観的に捉え、各大学の障害学生支援の発展に生かすことを目指したいと考えます。また大学を超えた障害学生支援の研究・交流のネットワークを形成するとともに、研究・交流を継続的に行うことにより、東海地区のみならず、わが国の大学における障害学生支援のあり方を模索し、その発展に寄与することを目指したいと考えます。

                    「障害学生支援フォーラム2009」実行委員会
                       日本福祉大学 障害学生支援センター


◆プログラム
10:30〜10:40 開会挨拶

10:40〜12:00 第1部(講演)
テーマ:「障害学生支援を考えるということ、研究するということ」
講師:井上友裕氏(広島大学大学院・国際協力研究科)
12:00〜12:50 昼食休憩
12:50〜14:20 第2部(テーマ別交流会)
共通の興味・関心を持つ参加者で小グループを作り、各グループに配置する
ファシリテータの進行でフリーディスカッションを行います。

14:20〜14:40 休憩

14:40〜16:50 第3部(パネルディスカッション)
「よりよい障害学生支援に向けて
〜障害学生・教員・支援者のよりよい関係と関わり方〜」
【登壇者】
障害学生の立場から:本城令子氏(立命館大学・理工学部3年)、倉田瑞穂氏
(日本福祉大学・社会福祉学部3年)
支援学生の立場から:井上恵梨子氏(日本社会事業大学・社会福祉学部3年)
教員の立場から:パネリスト依頼中
コーディネータ:安田真之氏(日本福祉大学・社会福祉学部4年)

16:50〜17:00 閉会挨拶

18:00〜 交流会
会場:とりとり亭鶴舞店(JR・地下鉄鶴舞駅より徒歩1分)
料金:3,000円(飲み放題付コース料理)

◆テーマ別交流会詳細
【テーマ1:支援者養成・広報について考える】
皆さんの大学では、どのような形で支援者の養成を行っていますか。また、どのような広報活動をして参加を呼びかけていますか。様々な場面で困難があるのではないでしょうか。皆さんの大学での取り組みを出し合いながら、より良い支援者養成や広報活動のあり方について、一緒に考えてみませんか。

【テーマ2:障害学生の大学選びから障害学生支援を考える】
障害学生が大学受験をする時、自分の勉強したい学科や専攻がある大学を選べているでしょうか。自分の興味より、障害者に配慮がされている大学を優先して選ぶことも多いのではないでしょうか。そのようにして進学した大学で、障害学生はどのような思いを持ち、どのような学生生活を送っているのでしょうか。障害学生が本当に入学したい大学を選び、受験し、進学できるようにするためには、何が必要なのか、一緒に考えてみませんか。

【テーマ3:心地よい大学環境について考える】
自然に送っているようでありながら、大学生活には人間関係や学習など、様々な場面において困難なことが多いのではないでしょうか。そんな学生生活をより良いものにするためには、どのような条件が必要でしょうか。ハード面・ソフト面や障害の有無にこだわらず一緒に考えてみませんか。

【テーマ4:障害学生支援の理念・運営について考える】
皆さんは日ごろ支援を受けたり行ったりするなかで、どんな葛藤やジレンマに直面していますか。そしてそれをどのように打開しようとしていますか。異なる様々な大学等から参加される皆さんの思いや経験を共有し、障害学生支援の理念や運営の実態に目を向けながら、よりよい支援のあり方について一緒に考えてみませんか。


◆参加申し込み等
参加対象:1)高等教育機関で学ぶ障害学生及びその支援に携わる方。
      2)障害学生支援に興味・関心のある方。
      *学生に限らず、どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料
定員:50名(申し込み先着順)
その他:
 ・当日は手話通訳・ノートテイカーの配置等、参加される方のご要望に応じて情報保障  その他必要なサポートを準備します。
 ・配布資料については、2009年2月16日(月)までに、フォーラムホームページにて公  開します。各自ダウンロードのうえ、当日、使い勝手のよい媒体でご持参ください。  また、参加申込をされた方全員に、「参加者一覧」を事前に電子メールにてお送りし  ます。印刷資料(点字資料を含む)の配布は原則として行いません。なお、印刷資料  を特に必要とされる場合は実行委員会までお知らせください。
  フォーラムホームページ:こちら  ・当日は、会場最寄の鶴舞駅公園口及び2番出口に案内スタッフを配置します。
 ・会場には駐車場がございませんので、可能な限り公共交通機関をご利用になってお越  しください。車でお越しの方は、鶴舞公園駐車場(有料:30分180円)をご利用くだ  さい。
 ・会場建物内には飲食店・売店はございません。昼食については各自でご持参いただく  か、参加申し込みの際にお弁当(9百円、お茶付)をご注文ください。
 ・交流会の参加取り消しは2月13日(金)まで受け付けます。それ以降に取り消しされ  る場合は所定のキャンセル料をいただきますので予めご了承ください。
 ・当日、会場内にて、各大学等の障害学生支援関連の資料等の配布・展示等を行うこと  が可能です。希望される場合は実行委員会までお知らせください。


参加申込:後述の「参加申込必要事項」をご覧のうえ、2009年2月13日(金)まで
     に実行委員会へお申込ください。

◆お問い合わせ先
「障害学生支援フォーラム2009」実行委員会
〒470-3295 愛知県知多郡美浜町奥田 日本福祉大学 障害学生支援センター内
tel:0569-87-2432
fax:0569-87-2239
e-mail:supportforum09@yahoogroups.jp (@→@)
担当:矢島・安田・笹
*本フォーラムに関するお問い合わせ及び参加申込につきましては、電子メールにてお願いいたします。電話等によるお問い合わせには対応できない場合がありますので予めご了承ください。

◆主催:「障害学生支援フォーラム2009」実行委員会
◆共催:日本福祉大学 障害学生支援センター


□「障害学生支援フォーラム2009」参加申込必要事項
下記の必要事項を明記した電子メールを、2009年2月13日(金)までにお送りください。その際、メールの件名を「フォーラム参加申込」としてください。
申込電子メールの送り先: supportforum09@yahoogroups.jp(@→@)
申込電子メールには、以下の事項を漏れなくご記入ください。選択肢のあるものについては該当するものの左に○を付けるか、該当しないものを全て削除してください。

◆基本情報
氏名:
氏名フリガナ:
所属:
PCメールアドレス:
当日の緊急連絡先(携帯電話番号、携帯メールアドレス等):
◆テーマ別交流会の希望(参加を希望されるテーマ番号を第2希望までご記入ください)
第1希望:テーマ
第2希望:テーマ
◆サポート、昼食、交流会
手話通訳・ノートテイク等の情報保障、その他必要なサポートがあればご記入ください:
昼食(弁当・お茶、900円):注文する・注文しない
交流会(3,000円):参加する・参加しない
◆参加者情報
*以下の内容はフォーラムの運営の参考にさせていただく他、参加者に配布する「参加者一覧」に掲載させていただきます。
自己紹介(障害学生支援との関わり、受けている/行っている支援の内容、障害学生支援に関して興味・関心のあること等):
◆その他
フォーラム参加者に配布する「参加者一覧」に、あなたの氏名・所属及び自己紹介を掲載してもよろしいですか:はい・いいえ
その他、実行委員会への伝達事項があればご記入ください



>TOP

■人と関わる仕事をする人のための
  「身体表現と非言語コミュニケーションワークショップ」
日時 2009年2月21日(土), 22日(日) 2日間のコース
   21日(土) 14:00〜18:00 ・ 22日(日)  9:30〜15 :00
会場 あいホール トレーニング室 (浜松市中区幸3−3−1TEL053-473-4501)

◆企画趣旨
身体まるごとが発するさまざまな言葉を豊かに読み取り、豊かに返すこと、魅力的な表現媒体としての、身体、声の可能性に出会うことは、多分対人援助の仕事をする人にとって、とても大事なのではないだろうか。 作業療法士(河本のぞみ)として地域に関わり、マイムアーティスト(里見のぞみ)として、国内外で作品を発表してきた者が、参加者とともに漕ぎ出す、ささやかな探検。

内容 ・ 身体の動きと感覚の出会い・ 言葉を使わない表出と理解・ 身体の動きの面白さと表現の可能性・ 小作品を作ってみる
講師  里見のぞみ

◆参加申し込み等
参加費 5000円
定員  20名
申し込み   @氏名 A職種 B住所・電話番号  を明記のうえ身体表現WS参加申し込みと書いて 下記メールへ送付してください。
申し込み先  nozsatomi@hotmail.com (@→@) (里見)
問合せ   上記アドレス または TEL 053-428-6035 (河本)

里見のぞみプロフィール
ドゥクルーメソッドのマイムの基本を学び、マイム劇団での活動後この25年はフリーでソロ活動。作品を創っては、小劇場や路上で発表。’92年よりメキシコ路上演劇プログラムに関わってから、演劇の持つ社会的役割を意識するようになった。2001年路上演劇祭Japanをたちあげる。2004年アルメニアでの国際モノドラマフェスティバルに参加以来 ヨーロッパのモノドラマに招聘されている。(2006年ドイツでベスト賞受賞)。身体表現ワークショップを時々行っている。里見のぞみ(検索)にささやかな情報あり。
URL:http://white.ap.teacup.com/nozomisatomi/ 河本のぞみ  作業療法士として地域でのリハの関わる。‘96年より訪問看護ステーションからの訪問リハに携わっている。著書に「検証 訪問リハと訪問看護」(三輪書店) など。



>TOP

■シンポジウム「障害のある人への読書支援におけるデータ活用の現状と課題」

視覚障害者の読書環境は、図書館による視覚障害者サービスの充実とともに、NPO、ボランティア、専門出版社が制作する点字・音訳・デイジー・拡大図書の利用など読書スタイルの多様化が進んできました。また近年のIT技術の進化とブロードバンドの普及によって、「ないーぶネット」「びぶりおネット」といった手軽な利用手段も実現しています。
しかし、その一方で、「自分にとって必要な本が読めない」「新刊がすぐに読めない」「自分にあった読書スタイルで読めない」というマッチングやタイムラグの問題などが残されています。そして、視覚障害者の読書環境の問題に比べて、比較的取り上げられることが少なかったページがめくれない肢体不自由の人や、市販されている本のままでは内容を理解することが困難な学習障害や読字障害の人など、多くの「読書障害者」の読書環境の問題がクローズアップされるようになってきました。
今回のシンポジウムは、さまざまな立場にある「読書障害者」が、どのようなニーズをもっているのかを知り、どのようなサポートが可能なのかを考えるために企画いたしました。とくに、今回はアメリカから先進的な取り組みとして知られるブックシェアプロジェクトのジム・フラクターマンさんをお招きし、電子データとインターネットを活用した取り組みの現状と課題を講演いただくとともに、日本の現状を考えるため、昨年度実施された視覚障害者への読書ニーズ調査の結果と分析を報告いたします。
また、最後のパネルディスカッションのコーナーでは、視覚障害者向けサービスとして世界的にも先行している事例である「ないーぶネット」「びぶりおネット」のサービスを紹介するとともに、さらに読書障害者全体へのデータ利用による読書の可能性を検討します。あわせて、高等教育における障害学生への支援のためのデータ活用についても取り上げ、図書館やNPOなどさまざまな情報提供機関が連携を図りながら、読書や学習面で今後果たしていくべき役割について考えます。

日時:2009年2月21日(土)13時〜16時30分(12時30分受付開始)
会場:大阪市立中央図書館 5F大会議室
〒550-0014 大阪市西区北堀江4−3−2
電話:06−6539−3304
URL:http://www.oml.city.osaka.jp
※大阪市営地下鉄 千日前線・長堀鶴見緑地線、西長堀駅下車 7号出口すぐ
定員:300人
参加費:無料

◆主催:特定非営利活動法人バリアフリー資料リソースセンター(BRC)
◆共催:静岡県立大学国際関係学部石川准研究室、大阪市立中央図書館、大阪公共図書館協会(OLA)、日本図書館協会障害者サービス委員会・関西小委員会、特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会・近畿ブロック(予定)、近畿視覚障害者情報サービス研究協議会

◆申し込み方法
お名前、連絡先、参加人数(複数でご参加の場合のみ)、その他ご要望(点字版資料が必要、手話・要約筆記が必要等)を明記のうえ、2月10日(火)までに電子メールまたはFAXにて下記にお申し込みください

◆申し込み・問い合わせ先
・特定非営利活動法人バリアフリー資料リソースセンター(BRC)事務局
〒171-0031 東京都豊島区目白3−21−6−101
電話:03−3950−5260
ファックス:03−5988−9161
電子メール:osaka221@dokusho.org(@→@)
URL:http://www.dokusho.org/

◆プログラム
13:00 開会
バリアフリー資料リソースセンター(BRC)の紹介と本日のシンポジウムの趣旨
服部敦司(BRC理事長)
※バリアフリー資料リソースセンター(BRC)は、「出版社」と「本をそのま
まの状態で利用することが困難な読者(読書障害者)」との橋渡しをおこなう第
三者機関として、2005年10月に発足したNPO法人です。
http://www.dokusho.org/

13:15 「視覚に障害のある人の読書に関するアンケート調査」の結果から見えてきたこと
松井 進(BRC副理事長)
※BRCでは、財団法人車両競技公益資金記念財団からの研究助成を受け、昨年度、視覚障害者を対象にした読書ニーズ調査を実施し、600人の回答を得ることができました。その結果の概要と分析を報告します。

13:45 障害のある人への情報保障におけるブックシェアプロジェクトの意義 
ジム・フラクターマン(米国ブックシェアプロジェクト代表)
※ブックシェアプロジェクトとは、視覚障害や学習障害など読書障害者を対象にしたアメリカの会員制ウェブ図書館です。出版社の許諾を得た書籍の電子データを自由にダウンロードすることができるサービスを提供しています。
http://www.bookshare.org/(英語)

15:00 休憩

15:15 パネルディスカッション「データ活用によって広がる障害のある人の読書の可能性」
<パネリスト> 
ジム・フラクターマン(ブックシェアプロジェクト代表)
服部敦司(BRC理事長)
岩井和彦(全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)
青木慎太朗(立命館大学グローバルCOE「生存学」創成拠点特別研究員/羽衣国際大人間生活学部非常勤講師)
<コーディネーター> 
成松一郎(BRC事務局長)

16:30 終了



>TOP

■イニシアチブシンポジウム実施
「世界にはばたけ日本の力―障害児教育分野における青年海外協力隊派遣現職教員サポート体制の構築−」
日時: 平成21年2月22日(日)10:00〜12:30
場所: 筑波大学東京地区大塚キャンパスG501教室


◆主旨
本センターでは文部科学省の委託を受け,独立行政法人国際協力機構(JICA)の協力のもと,平成18年度より、海外で活躍する現職教員派遣隊員への支援体制構築に取り組んできました。シンポジウムでは,これまでの取組から得られた成果を総括するとともに,マレーシアにおいて展開してきた支援活動について報告します。

◆プログラム
・イニシアチブ事業の実践報告(藤原義博)
・話題提供1:マレーシアにおける隊員サポート活動の実際(安藤隆男)
・話題提供2:教育局(マレーシア・トレンガヌ州)派遣隊員の立場から
(秋田県立大曲養護学校長谷川智子氏)
・話題提供3:社会福祉局(マレーシア・トレンガヌ州)派遣隊員の立場から
(兵庫県立阪神特別支援学校吉田高徹氏)
・指定討論
(青年海外協力隊事務局ボランティア参加促進課長熊谷信広氏)
(日本貿易振興機構アジア経済研究所・主任研究員森壮也氏)

◆お問い合わせ
参加費:無料

お問い合わせ
〒112−0012 東京都文京区大塚3−29−1
筑波大学特別支援教育研究センター
TEL: 03-3942-6923
FAX: 03-3942-6938
E mail:sserc@human.tsukuba.ac.jp(@→@)
URL:http//www.human.tsukuba.ac.jp/sserc/
お申し込みは、別紙FAXかメールでお受けいたします。




>TOP
■第23回国際障害者年連続シンポジウム
 「このままでいいの?〜障害者の所得保障」
― 障害者の地域生活と所得保障のあり方を考える ―
日時:2009年2月22日(日)10:30〜16:30
於:京都アスニー 地図
行き方: JR嵯峨野線「円町」より、東へ徒歩10分。その他、
     市バス「丸太町七本松」「京都アスニー前」下車など。

◆シンポジウムの目的と内容
 古くから今日まで、障害をもつ人々、特に重度の障害者は、親元や福祉施設等で扶養・隔離・庇護され、地域社会の中で経済的に自立して生活することは一生を通じてほとんど不可能とされてきた。
 障害当事者やその関係者のさまざまな努力と訴えにより、少しずつ重度の障害者も地域の中で自立生活を実践できるようになりつつある現在とはいえ、障害者の経済的基盤は、相変わらず障害基礎年金、作業所工賃、生活保護、諸手当などを頼りとするほかない。
 いずれの制度もそれぞれに、受給資格が限られている・金額がきわめて低い・社会から負のレッテルを貼られている等のさまざまな問題点をかかえており、障害者が地域社会で自立して生きるための安定した経済保障にはなりえず、展望もない。
 近年、障害者自立支援法の施行とともに、就労支援の強化による所得の確保が強くうたわれているが、健常者すら十分な雇用の場が確保されない現状においては、きわめて現実味の薄い政策方針である。また、難病、軽度障害等により、稼得能力が大幅に減退し、労働市場から排除されているにもかかわらず、障害基礎年金等の所得保障がなく、生活に困窮している者も数多くいる。
 今回のシンポジウムでは、障害者、稼得能力の減退した者(働けない人/働かせてもらえない人)にとって今後いかなる所得保障のあり方がありうるのか、これまでの所得保障運動の歴史をたどり、そして既存の所得保障制度の問題点等を洗い出し、かつまた労働市場が融解しすべての人のセーフティーネットが揺らいでいる現状も配慮しながら、考えていきたい。


[基調報告]
三澤 了 氏 (DPI日本会議 議長)

[シンポジスト]
山本 創 氏 (難病をもつ人の地域自立生活を確立する会)
  片岡 博 氏 (全国青い芝の会、全国障害者の所得保障を確立する協議会)
山森 亮 氏 (同志社大学准教授,ベーシック・インカム日本ネットワーク(準)運営委員)

[コーディネーター]
矢吹 文敏 (日本自立生活センター)
渡邉 琢  (かりん燈〜万人の所得保障を目指す介助者の会)

◆シンポジストの紹介
☆三澤 了 氏 = DPI日本会議議長。現代日本で障害者運動を率いるリーダー的存在。数十年にわたり、障害者の所得保障運動にたずさわってきた。現行の年金、手当等の障害者所得保障制度の成立は三澤氏によるところが大きい。
☆片岡 博 氏 = 全国青い芝の会前会長。全国障害者の所得保障を確立する協議会代表。長年にわたり障害者の自立と解放を求め、共生教育や所得保障の運動などに取り組んでいる。
☆山本 創 氏 = 難病をもつ人の地域自立生活を確立する会代表。障害者運動のみならず、反貧困運動、生活保護費切り下げ反対運動においてもきわめてアクティブに活動している。
☆山森 亮 氏 = ベーシック・インカム日本ネットワーク(準)運営委員。各国の福祉権運動、不安定生活者の運動の中にベーシックインカムの発想を見出し、日本でベーシックインカム要求運動を広めるために研究・活動している。『障害の政治学』(M・オリバー)共訳者。『ベーシック・インカム入門』(光文社新書、近刊)

チラシ(PDFファイル) こちら(生存学HP外部にリンクします)

[連絡先]
〒601-8022  京都市南区東九条北松ノ木町13-1 日本自立生活センター気付
担当:矢吹、香田  電話:075-671-8484 
mail:jcil(a)gold.ocn.ne.jp ((a)を@に直してください)
ホームページ http://www.jcil.jp/
主催:国際障害者年連続シンポジウム実行委員会  
後援:京都府、京都市、京都府社会福祉協議会、京都市社会福祉協議会、
   京都新聞社会福祉事業団 (申請中含む)
協力:日本自立生活センター、JCILワークス共同作業所、JCIL自立支援事業所、
   主体的に生きる重度障害者の会、かりん燈〜万人の所得保障を目指す介助者の会、
   ベーシックインカム要求者組合

※国際障害者年連続シンポジウムについて
 これまでの記録
 (第22回(前回)は、「障害者の生存権と介助システムを検証する」)
※注意していただきたいこと
 この「国際障害者年」連続シンポジウムは、従来から、参加者お互いの立場を尊重し、問題に対してより建設的な討論を進めるもので、攻撃・中傷・非難をしあう場ではありません。その点を十分ご理解の上、ご参加くださいますようお願いいたします。





>TOP

■障害学研究会 関西部会 第29回研究会

◆日時: 2009年2月28日(土) 13:30〜17:00
◆会場: 茨木市民会館 第3会議室(5階)
◆交通
 阪急電鉄京都本線「茨木市」駅から西へ徒歩10分
 JR京都線「茨木」駅から東へ徒歩10分
 [アクセス・マップ] http://www.ibabun.jp/sub/sub03.htm
◆テーマ: 「軽度」身体障害者のライフストーリーインタビューからみる障害観の変容と支援の可能性
◆報告者: 太田 啓子(大阪市立大学大学院)
◆参加費: 500 円

☆点字レジュメ(自動点訳)の用意があります。
【!】点字レジュメをご希望の方は、開催日より2週間前(2/14)までにお申し出ください。
【!】手話通訳・要約筆記をご希望の方は、10日前(2/18)までにお申し出ください。
  (派遣元の方針により、利用者の参加が確実でない場合、通訳者・筆記者を派遣してもらうことができません。申し訳ございませんがご協力をお願いいたします)
【!】視覚障害その他の理由で誘導が必要な方は、3日前(2/25)までにお申し出ください。会場最寄駅よりご案内いたします。

◆連絡先: 横須賀俊司 yokosuka@pu-hiroshima.ac.jp(@→@)



>TOP

■障害学生支援に関する公開研究会
テーマ:「理系の大学院の障害学生支援を、今、変える」
〜富山大学生命融合科学教育部が発信する世界への提言〜
日時: 平成21年2月28日(土) 
会場: 名鉄トヤマホテル
〒930-0004   富山市桜橋通り2-28

◆企画趣旨
富山大学生命融合科学教育部は、これまであまり行われていなかった理系の博士課程レベルの障害学生支援を安定して行うため、そして、そのあり方を探るべく、当事者や支援に関心のある方を対象とした研究会を開催いたします。午前の基調講演では、理系の障害学生支援を作り上げたパイオニアである筑波大学障害学生支援室特任教授の鳥山由子氏、および、自ら盲ろう者でありながら博士号を取得した東京大学先端科学技術研究センターの福島智教授を招いて行います。 午後は、筑波技術大学の岡本明先生をお迎えし、テクノロジーと障害学生支援の融和に関するお話しをしていただいた後、既に理系で博士号を取 得した視覚障害・聴覚障害・肢体障害を持っている3名と、理系の障害学生3名に集まっていただき、理系の障害学生支援の課題や未来像についての討論を行います。 皆様是非ご参加下さい。


◆プログラム

10:00〜10:05
開会挨拶 富山大学長 西頭徳三

10:05〜10:20
オープニングセッション 富山大学生命融合科学教育部長 津田正明
タイトル:富山大学生命融合科学教育部への招待

10:20〜11:40
基調講演(1) 鳥山由子(筑波大学障害学生支援室特任教授)
       高村明良(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)
タイトル:今、理系の障害学生支援に求められるもの

11:45〜12:35
基調講演(2) 福島智(東京大学先端科学技術研究センター教授)
タイトル:宇宙人の「自ら発信する支援」への挑戦

(昼食休憩)

13:45〜14:15
アフタヌーンセッション  岡本明(筑波技術大学教授)
タイトル:テクノロジーと障害学生支援の融和

14:25〜15:35
公開討論会
タイトル:障害学生支援の極致を探る
参加者 
所属           氏名
東京大学数理科学研究科  田中 仁  博士(理学)  視覚障害
産業技術総合研究所    末森 明夫 農学博士   聴覚障害
             森 正   博士(学術)  肢体不自由
富山大学教育学部     守井 清吾        視覚障害
慶應義塾大学環境情報学部 児玉 英之        聴覚障害
首都大学東京大学院    藪 謙一郎        肢体不自由

15:40〜15:45
閉会挨拶 富山大学生命融合科学教育部副部長 黒田重靖

*総合司会 富山大学特命助教 伊藤聡知
*なお、開催後に懇親会を開催します(16:00〜18:00) 会費は2000円です

参加申込方法

参加者氏名(フリガナも)
所属(勤務先・学校名・団体名等)
住所、電話、E-mailアドレス、支援の必要性の有無、懇親会参加の有無をお書きの上、seimei@adm.u-toyama.ac.jp(@→@)へ、2月25日(水)までお申し込み下さい。

なお、当日は、手話通訳、PC筆記の用意があります。車椅子用のスペースも設けています。 また、希望される方には、富山駅からの移動介助を行います。



>TOP

■ 第22回東京大学社会科学研究所国際シンポジウム
「社会的排除とジェンダー:日独型レジームと北欧型レジーム」

かつてなく突然に大規模に、人々が仕事や住居、医療や教育を受ける機会などを奪われ、途方にくれるなかで、2009年が明けました。「社会的排除」が覆いようもなく露わになったのです。本シンポジウムは、ジェンダー視角とレジーム・アプローチをつうじて、日本、ドイツ、スウェーデンを主な対象に、社会的排除の実相に迫ります。

日時:2009年2月28日(土)10時30分〜16時30分
場所:東京大学本郷構内福武ラーニングシアター
定員:150名(一般参加歓迎)参加費無料/日英同時通訳つき
参加申込:下ホームページ内の申込フォームより
   http://www.prime-intl.co.jp/gcoe/
お問合せ:gcoe@prime-intl.co.jp(@→@)
*シンポジウム閉会後、レセプションを行います(レセプション参加費1000円)

◆協力
東北大学GCOEプログラム「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」
科学研究費補助金 基盤(A)「生活保障システムの比較ジェンダー分析」(代表者:大沢真理)
科学研究費補助金 基盤(A)「脱「日独型レジーム」の比較政治分析」(代表者:宮本太郎)

◆プログラム

10:30 挨拶と趣旨
 小森田秋夫(東京大学社会科学研究所所長)
 辻村みよ子(東北大学大学院法学研究科教授・グローバルCOE拠点リーダー)
 大沢真理(東京大学社会科学研究所教授・グローバルCOE連携拠点リーダー)

10:45 報告
 大沢真理(東京大学社会科学研究所教授)
 「社会の再生産の危機へ:逆機能する日本の生活保障システム」

 宮本太郎(北海道大学大学院法学研究科教授)
 「男性雇用志向型レジームの終焉」

 マルガリータ・エステベス・アベ(ハーバード大学政治学部准教授)
 「選挙制度と日本の福祉国家の将来」

昼食(12:15-13:15)

13:15 報告
 カリン・ゴットシャル(ブレーメン大学社会政策研究センター教授)
 カレン・シャイア(デュースブルグ大学比較社会学・日本社会学科教授)
 「「多様な資本主義」におけるジェンダーと技能形成」

 白波瀬佐和子(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
 「晩婚化と所得不平等に関するジェンダー格差の比較分析」

休憩(14:15-14:30)

14:30 コメント
 武川正吾(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
 ハイディ・ゴットフリート(ウェイン州立大学都市・労働問題学科教授)

休憩(15:10-15:20)

15:20 自由討議

16:30 閉会

司会:高松香奈 (東京大学社会科学研究所特任助教・GCOEフェロー)
   金井郁(東京大学社会科学研究所特任研究員)



>TOP

■研修会「社会福祉教育のナレッジデザインへの利用者の参画とコミュニティ形成」

日時 平成21年2月28日(土) 午前10時から午後4時半
場所 京都文教大学 指月ホール

社会福祉基礎構造改革以降,社会福祉サービスでは「利用者主体」の理念が強調されるようになっています。しかし,理念とは裏腹に,社会福祉サービスを取り巻く現状は,サービス利用者とサービス提供者の双方にとって一段と厳しさを増してきています。
このような現状のなかで,援助専門職の知識や技術はどのように学習されているのでしょうか。
また,大学における社会福祉教育や援助専門職の養成教育のなかで,「利用者」や「教材」という,「人」や「モノ」はどのように位置づけられてきたのでしょうか。
 本研修会では,「社会福祉教育のナレッジデザインへの利用者の参画とコミュニティ形成」と題して,援助専門職の養成教育における学習環境のデザインを検討します。そして,従来の社会福祉教育のなかでは,援助対象として受動的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた「教材」(モノ)に焦点をあてて,援助専門職の学習環境のデザインにおける「人」や「モノ」の位置づけを再考していきます。
援助専門職の現任者教育や大学における社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちしております。参加費は無料です。
   研修会実行委員会代表
   京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里

◆プログラム

【午前の部】「学習環境のデザイン」

@研究経過報告(10時〜10時半)
「ヒューマンサービスを共通基盤とする援助専門職等の現任者訓練に関わる研究」
 京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
 佛教大学社会福祉学部 所めぐみ
A講演(10時半〜12時半)
「学習環境のデザインとネットワーク指向のアプローチ」
 武蔵工業大学環境情報学部 上野直樹・ソーヤーりえこ

【午後の部】「利用者が参画する社会福祉教育」

@実践研究報告(1時半〜2時半)
その1 「車イス使用者の日常のなかに存在するバリアに関する映像教材づくり」
その2 「精神医療ユーザーと協働する視覚教材づくり」 
  科研プロジェクトメンバーたちが報告します
(NPO法人京都頸髄損傷者連絡会 木村善男,
 精神障害者地域生活支援センター きょうとWAKUWAKU座 他)
Aワークショップと懇談(2時半〜3時半)
 映像教材を活用したロールプレイの後,ティータイムを挟んで参加者の懇談を行います。
Bコメント:
「社会福祉教育の学習環境のデザインとコミュニティ形成」(3時半〜4時半)
 武蔵工業大学環境情報学部 上野直樹・ソーヤーりえこ
 関西大学総合情報学部 久保田賢一
 京都文教大学人間学部 森正美

◆参加申し込み
 別紙「研修参加申込書」を京都文教大学臨床心理学部吉村宛にFaxしていただくか,メール添付して送付ください
 Fax:0774‐25‐2409 Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@→@)
 ※「研修参加申込書」はこちらのチラシ(wordファイル)にあります。
 また、Webサイトからの参加申し込みもできます。アドレスは下記のとおりです。
 http://www.kbutmproject.org/20090228kaken-index
◆参加費は無料です。
◆昼食はご用意いただくか,大学付近のレストランなどで各自お取り下さい。
◆本研修会は平成18〜20年度科学研究助成費(3年間:基盤研究C)「ヒューマンサービスを共通基盤とする援助専門職等の現任者訓練に関わる研究」に基づくものです。



>TOP

■介護労働に公正な賃金を! 介護労働戦略会議

介護労働に関心をもつすべてのみなさんへ

2月28日(土)2:30ウィングス京都にて,介護保険報酬の表と裏をじっくり学んでケアワーカー運動の戦略を議論する集会「介護労働戦略会議」を開催します.
介護労働の低賃金はすでに社会問題化しています.均等京都では,同一価値労働同一賃金に基づいた職務評価を使って,介護労働の社会的評価を明らかにする調査研究をすすめていますが,この調査研究を,どのように実際に公正な賃金に結びつけることができるかの戦略を考える企画です.
介護労働の現場を労働側からも経営側からも知り尽くしている岡部廉さんを,福岡から講師に迎えて,介護保険報酬の仕組みを学習して,どのような戦略が可能かを議論します.
介護労働の運動に関心を持つすべてのみなさんの参加をお待ちしています.

日時:2009年2月28日(土)2:30〜5:00
場所:ウィングス京都2階セミナー室A
    地下鉄烏丸御池駅・四条駅・阪急烏丸駅 徒歩約5分
資料代: 500円 (貧困者 300円)

家庭内で「妻」「嫁」「娘」など主に女たちの手で担われてきていた介護を,社会で支える制度として2000年4月に介護保険制度がスタートした.10年目を迎えようとする中,介護労働者の労働条件の劣悪さが,ようやく社会問題として注目され始めたが,08年5月施行の「介護従事者処遇改善法」などからも,明るい未来が見えるようには思えない.
均等京都では,07年夏以降,同一価値労働同一賃金原則に基づいた手法で,介護労働を含むケアワーカーの職務評価を行ってきた.この負担・環境・技能・責任の4つの側面から職務の価値を客観的に評価する手法で調査を行えば,介護労働の価値の高さを客観的に証明することが出来る見通しが立ってきている.
京ガス男女賃金差別裁判(2001年京都地裁勝訴,2005年大阪高裁勝利和解)で,屋嘉比ふみ子さんは,女性事務職と男性監督職の職務の価値を比較し,価値の差がないことを客観的に示して,賃金是正を勝ち取り,職務評価による賃金是正が,格差や差別に対抗するための非常に強力なツールとなりうることを示した.
介護労働の場合は,伝統的な「同一社内での比較による賃金是正」では,賃金是正は望めない.介護保険制度によって,サービスごとの介護報酬が決まっているので,事業所の裁量の余地は限られており,業界全体が低賃金なのだ.
そこで,介護労働の現場を労働側からも経営側からも知り尽くしている岡部廉さんを講師に迎えて,介護保険制度の中で介護報酬は,誰の手で,いつどのように決まってきたのかを学習し,あわせて,介護労働の社会的評価を明らかにし公正な賃金を勝ち取るために,どのような戦略が可能なのかを,参加者全員で議論したい.
介護労働の運動に関心を持つすべてのみなさんの参加をお待ちしています.

◆プログラム
2:30〜 報告
・ケアワーカーの職務評価 (均等京都)
・介護保険報酬の仕組みと賃金配分のあり方を考える(岡部廉)
4:00〜 討論
5:30〜 講師を交えて交流会 (会場・参加費別)

◆講師:岡部 廉 (おかべ ただし) さん、(株)ケアリング専務取締役
大学時代から自立障害者の支援運動に関わり、地域合同労組専従を経て、1999年(株)コムスンに入社。全国からのケアマネージャー研修、サービス提供責任者の研修講師の業務にあたる。折口雅博氏ら経営陣と対立し、コムスン労働組合を結成。委員長として争議を牽引。和解後、2002年(株)ケアリング入社。2006年から現職。

◆ポスターはこちら(PDF)

◆お問い合わせ
均等待遇アクション21京都
宇治市広野町西裏99-14 第一パールビル3F
tel:0774-43-8734 fax:0774-44-3102
e-mail:k21kyoto@yahoo.co.jp(@→@)
HP:http://kinto.blog52.fc2.com/


UP 20081212 REV:随時
これからあること
TOP HOME (http://www.arsvi.com)