C.結果
1、家族介護者からの問い合わせ
@ TPPV移行に関するインフォームド・コンセントがきちんと行われていない。いつ切開するのか、わからない。
A 地元ではパルスオキシメーターの給付がない。パルスオキシメーターは医療なのかわからない。
2、 ヘルパーからの問い合わせ
@ 一人暮らしの療養者なのに深夜帯の見守りが利用できない。
A 鼻マスクやカフマシーンの操作は医療行為なのか。
B ミニトラックからの吸引はしたくない。
C 微熱が続くが異常なのではないか。
3、 患者からの問い合わせ
@ カフマシーンは保険適用にならないのか。
A そろそろ重度訪問介護を利用したいが、ヘルパーを派遣してくれる事業者がいない。
(注2)参考文献(2)
(注3)平成19年5月「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン解説編」*注5、注6
(注4)Brasio GD et al :Palliative care in amytorophic later clerosis,J.Neurol 244(suppl):11-17,1997.
(注5)Massen et al :END-OF-LIFE PRACTICES IN ALS IN THE NETHERLANDS,ALS/MND International Symposium.
(注6)中島孝[2007:10]「TPPVでの実際の吸引回数はNPPVの終末期より多いとは言えず、この不安感を解消することが重要である」参考文献(6)