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歴史社会学研究会 第1回研究会報告レジュメ
Burke, Peter 1992,History and Social Theory,Polity Press,198p.
=20060401 佐藤 公彦,『歴史学と社会理論』,慶應義塾大学出版会,392p.

松田 有紀子 2008/11/11



1.歴史社会学研究会について
 この研究会は歴史学と社会学という2つの領域にまたがった関心をもつ院生が集まり、
その方法論や課題について研究していくことを目的としたものです。

☆社会学と歴史学 (Burke 1992=2006:2)
・社会学の定義
 「[単数形の]人間社会についての研究で,その構造と発展について一般化することを重視するもの」
・歴史学の定義
 「複数の人間社会についての研究で,それらの社会の間の違いと,
  それぞれの社会において時間にそって発生した諸々の変化を重視するもの」

第1回使用テキスト
Burke, Peter 1992,History and Social Theory,Polity Press,198p.
=20060401 佐藤 公彦,『歴史学と社会理論』,慶應義塾大学出版会,392p.
ISBN-10:4766412540 ISBN-13:978-4766412543 \5800
[amazon][kinokuniya]より「第1章 理論家と歴史家」


2.本日の進行
(0)自己紹介とご挨拶

(1)歴史社会学研究会の方向性について
・目的     歴史学/社会学/社会史の定義、方法論の構築、各自の関心の確認
・内容     テキスト講読/ディスカッション/講演会/その他
・規模     少人数での研究会? 公募研究会化するか否か、顧問の有無について
・開催頻度など 月1回開催?来年度以降どうするか

(2)第1回テキストについてのディスカッション
 ・概要の確認 歴史学/社会学の齟齬、対立の過程(社会学の成立)、社会史への収斂
 ・感想
 ・本研究会にどう活かしていくか?

(3)次回テキストについて

3.今後の開催予定について
2008年12月9日(火)15:00〜 於:共生部屋


UP 20081111
歴史社会学研究会  ◇松田有紀子
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