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閉会の辞

松原 洋子 2008/02/29
立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点 20080229
『PTSDと「記憶の歴史」――アラン・ヤング教授を迎えて』
立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告1,157p. ISSN 1882-6539 pp.110-111

last update: 20151225

閉会の辞
松原 洋子(立命館大学大学院 先端総合学術研究研究科 副研究科長)

 本日は、長い時間にわたってヤング先生、宮坂先生、北中先生、そして皆様、どうもありがとうございました。いろいろな意味で感銘を受けた機会だったのですが、一つだけ申し上げたいと思います。院生の報告について、彼、彼女たちが問題の現実を生きながら研究しているということで、「エリート」という過分なお言葉をいただきました。最後の宮坂先生のご紹介にもありましたように、ヤング先生ご自身がまさに問題の現場にとどまって、研究のエシックスと方法を模索してこられた。そして今もそれを続けておられるということを非常に強く感じ、私どもが「生存学」創成拠点をスタートさせるに当たって、大変励まされるご講演であり、コメントであったと思います。深く感謝申し上げます。
 このたびは、冒頭の宮坂先生のご紹介にもあったように慶應義塾大学のグローバル COE「論理と感性の先端的教育研究拠点形成」と先端総合学術研究科の「生存学」との共同開催という形で開催させていただきました。いろいろな経緯の中でこのような幸運が巡ってきたということで、二つの拠点が発進するにあたり非常に記念になるイベントだったと思っております。宮坂先生、北中先生、機会を作っていただき、ありがとうございました。それから大阪大学の池田先生、立命館大学の天田先生、本当にお忙しいところ、非常にスリリングなコメントをいただきまして感謝申し上げます。また非常に複層的、複合的で過去と未来を行き来するような難しい議論の通訳を務めてくださった岩崎さん、ありがとうございました。最後になりましたが、今日は聴覚障害の方の情報保障ということで、京都市要約筆記サークル「ひよこ」の皆さんにご協力いただきました。キーワードを事前にインプットして準備するなど、翻訳に近いような困難な作業でしたが、大きな助けになりました。ありがとうございます(拍手)。
 それでは、これでこの長いプログラムをお開きとしたいと思います。最後に司会の佐藤さんもありがとうございました。「も」とは、ごめんなさい(笑)。
 最後になりましたが、ヤング先生、それから前でずっと聞いていらっしゃった Mrs. Young, Thank you very much for a long time(拍手)。これで終わりとさせていただきます。

(佐藤) どうもありがとうございました。これにて本日のシンポジウムを終了とさせていただきます。


□立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点 20080229 『PTSDと「記憶の歴史」――アラン・ヤング教授を迎えて』,立命館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告1,157p. ISSN 1882-6539


UP:20100410 REV:
生存学創成拠点の刊行物  ◇テキストデータ入手可能な本  ◇身体×世界:関連書籍 2005-  ◇BOOK
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