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アフリカ−世界に向かう

生存学創成拠点


■2007/07/29日 16時〜 於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館303・304
 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/kinu_l.html
 →生存学創成拠点・催・2007
 担当・聞き手:立岩 真也 聞き手:栗原一樹(青土社)

 *当日話された内容の一部は『現代思想』2007年9月号(特集:「社会の貧困/貧困の社会」(仮))に掲載される予定です。
 →掲載されました:稲場 雅紀・立岩 真也(聞き手) 2007/09/01 「アフリカの貧困と向き合う」,『現代思想』35-11(1007-9):131-155

  ■記録(ほぼ完全収録+若干の加筆版)・1
  ■記録(ほぼ完全収録+若干の加筆版)・2


  ◆稲場 雅紀

 ・本研究拠点はアフリカ日本協議会代表の林達雄氏を特別招聘教授として招聘。
 ・計画(申請書類)のV
  「V このままの世界では生き難い人たちがどうやって生きていくかを考え、示す。政治哲学や経済学の知見をも参照しつつ、またこれらの領域での研究を行い成果を発表しつつ、より具体的な案を提出する。◇民間の活動の強化につながる研究。現に活動に従事する学生を含め、様々な人・組織と協議し、企画を立案し実施する。組織の運営・経営に資するための研究も並行して行い、成果を社会に還元する。◇実地調査を含む歴史と現状の分析を経、基本的・理論的な考察をもとに、資源の分配、社会サービスの仕組み、供給体制・機構を立案し提示する。◇直接的な援助に関わる組織とともに政策の転換・推進を目指す組織に着目。国際医療保険の構想等、国境を越えた機構の可能性を研究、財源論を含め国際的な社会サービス供給システムの提案を行う。」


◆貧困について/アフリカの貧困について/現代世界であるアフリカ
◆日本国政府、諸政府、「大国」…との関わり方について
◆「社会運動」について
 (〜2007年 ドイツ サミット)
◆エイズについて、アフリカのエイズについて
◆「文化」との関わり方について
 〜cf.イスラムにおけるゲイの迫害


■貧困について/アフリカの貧困について/現代世界であるアフリカ

アフリカ

 誰もが貧困を表象する言葉としてアフリカと言う。
 もちろんそれはグローバリゼーションとの関わりで語られるのではあるが。
 端的に、アフリカに何が起こっているのか。その世界はどんな世界なのか。
 アフリカは(米国にとって、またヨーロッパでは)どのような対象なのか。
 反グローバリズムという思想・戦略について。

■エイズについて、アフリカのエイズについて

HIV/エイズ
アフリカ日本協議会(AJF)

*協力して刊行してきた冊子

◆アフリカ日本協議会+立岩 真也 編 2005.06 『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ――アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第1部 アフリカのエイズ問題』,<分配と支援の未来>刊行委員会,62p. 500円+送料
◆アフリカ日本協議会+三浦藍 編 2005.09 『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ――アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第2部 先進国・途上国をつなぐPLWHA自身の声と活動』,<分配と支援の未来>刊行委員会,66p. 500円+送料
◆アフリカ日本協議会+三浦藍 編 2005.09 『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ――アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第3部』,<分配と支援の未来>刊行委員会,p. 1000円+送料
 *第1部〜第3部の合本版:1500円+送料
◆アフリカ日本協議会 編 2007.05 『アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争 第4部 課題は克服されたのか? 南アフリカの現状報告を読む』,A4版,53p. 500円+送料 b

◆立岩 真也 2005/10/25 「『エイズとの闘い――世界を変えた人々の声』」(医療と社会ブックガイド・53)
 『看護教育』46-09(2005-10):(医学書院)
◆立岩 真也 2005/11/25 「エイズとアフリカの本・2」(医療と社会ブックガイド・54)
 『看護教育』46-10(2005-11):(医学書院)
◆立岩 真也 2005/12/26 「限界まで楽しむ」
 『クォータリー あっと』02
◆立岩 真也 2006/01/25 「エイズとアフリカの本・3」(医療と社会ブックガイド・56)
 『看護教育』47-01(2006-01):-(医学書院)


■「社会運動」について(〜2007年 ドイツ サミット)

・2007年ドイツ cf.検索してみてでてきたものを以下いくつか。
 http://eco.nikkei.co.jp/special/article.aspx?id=20070605n1001q1
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20070607/11893
 http://bund.jp/modules/wordpress/index.php?p=361
 http://www.labornetjp.org/labornet/news/2007/1180427291430staff01

 「戦術」について …エイズについては政府に働きかける、なかに入ってというやり方をとった(とらざるをえなかった、とるのがよかった…)

■「文化」との関わり方について

 文化の多様性の尊重といえばそれで片が付くようなことではないのだが、しかし、「普遍的なもの」を、というのも怪しい(かもしれない)…。
 例:アフガニスタン、イラク…におけるできごとを解放と捉えるフェミニスト
 それに反対するフェミニスト cf.多文化主義

 〜cf.イスラムにおけるゲイの迫害
◆稲場 雅紀 20021101 「難民たちの「拒絶の意志」は誰にも止められない――「ニッポンノミライ」を治者の視点から読み解かないために」  『現代思想』30-13(2002-11)  特集:難民とは誰か
 http://www.seidosha.co.jp/siso/200211/
 http://www.kt.rim.or.jp/%7Epinktri/afghan/gendaisisou.html


UP:20070726 REV:0727
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