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『テグ大学の障害学生支援ガイド』

キム・ソンエ、クァク・ジョンナン『テグ大学の障害学生支援ガイド』テグ大学障害学生支援センター

last update: 20110419

■一部抜粋:障害者の名称


◆ 障碍友(jangaeu)(X) → 障碍人(jangaein)(0)
‘障碍友'という名称は障害者に対する社会的認識が今より一層劣悪だった1980年代中後半頃、某障害者関連団体で障害者に対する拒否感を減らして行こうとの趣旨で作ったことで公式的な名称ではない。 障碍友という名称はマスコミでしばしば使われながら多くの人々が使っているが、障碍友としてしまえば、障碍人を自己紹介をしたり、自らを称する時、自分自身を友人で呼ばなければならない問題が生ずる。 障碍人が自らを紹介する時"私は視覚障碍友です"ということはできない。 もいあなたを友人と呼びながら親しいふりをするならばあなたの気持ちはどうでしょうか。 障碍人を哀れに思ったり、忌避したり、わけもなく親しいふりをしようとする社会的態度を変えないのに、かえって親近感を誘発しようとする名称で障碍人を呼ぶならば、 障碍人の反感を呼び起こす。
◆ 障碍者(jangaeja)(X) → 障碍人(jangaein)(0)
「奴」を意味する「者」よりは「人」を使えるべきという障碍人界の要求を取りまとめて1989年「 障碍者福祉法」を「障碍人福祉法」で改正した以後、障碍人という用語が公式に使われている。
◆ 正常人(jungsangin)(X) → 非障碍人(hijangaein)(0)
正常の反対語は非正常、自身を正常な人という言葉中には自身が意図しなかったといっても障害者を卑下する内容が含まれてしまうことになる(p.8)



*作成:クァク・ジョンナン
UP: 20110419 REV:
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