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Workshop with Professor Philippe Van Parijs
2006/07/07 於:立命館大学衣笠キャンパス
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2006/0707.htm
last update: 20151224
◆立命館大学大学院先端総合学術研究科からのお知らせ
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2006/0707.htm
◆こちらが衣笠キャンパスの地図のURLです。↓
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/annai/profile/access/kinu_l.html
このURLから開いていただき、出てきました地図上の
立命館大学衣笠キャンパスのRitsマークを
クリックしていただきますと、衣笠キャンパス内のマップ(PDF)を
ご覧になることができます。
◆ベーシックインカム
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/d/b03.htm
◆Philippe Van Parijs(ファイル作成中)
◆Philippe Van Parijs 1995
Real Freedom for All: What (If Anything) Can Justify Capitalism?
, Oxford Univ Pr, 330p. ASIN: 0198293577
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◆
メモ
(立岩 作成予定)
http://www.arsvi.com/0w/ts02/2006072.htm
◆cf.
◇立岩 真也 20060701 「不払い労働」について・1――家族・性・市場 10」,『現代思想』2006-7
資料
註01「ベーシックインカムの理論的正当化を試みた著作(Parijs[1997])のある(ヴァン=)パレースの講演が立命館大学(京都・衣笠キャンパス)で七月七日にある。詳細については立命館大学大学院先端総合学術研究科あるいは私のホームページをご覧いただきたい。」
◇立岩 真也 200606
『希望について』
,青土社,320p. ISBN4791762797 2310
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V「労働」2「ニートを生み出す社会構造は」に新たに付した註05
文献表
「ベーシック・インカムについての代表的な著作としてよくあげられるのはParijs[1995](近く齊藤拓による訳書が刊行される予定)、翻訳が出ているものとしてFitzpatrick[1999=2005]。日本では、書籍として小沢[2002]、論文では宮本[2002]、山森[2002][2003]、小沢[2004]、齊藤[2005]。他に例えばCallinicos[2003=2004:181-182]に「過渡期のプログラム」の一つとしてあげられている。南アフリカ共和国での試みについて牧野[2002]、フランスについて都留[2004]。一国単位の制度からの拡張の可能性についての議論の紹介として齊藤[2004]。また一括給付金を与えようという資産ベース政策、それとベーシック・インカム政策との異同について齊藤[2006a][2006b]。
注03との関連では、ベーシックインカムを主張する人たち(のある部分)は、「働かない権利」を主張するという。Parijs[1997]の表紙にはサーフィンをする人の写真があって、働かず(金を稼がず)一日サーフィンをしている人であってもベーシックインカムは受け取れるのだいうメッセージだともいう。そしてそれが批判の論点になってもいるようだ。どのような意味で「働かない権利」が言われているのか。前の注に私が記したことにどのように対しているのか、あるいは対していないのか。検討してみたいと思う。
さらに、こうしたアイディアはとくに最近現われたのでないことも、当たり前のことなのだが、確認しておく必要はある。つまり、どれほどの理屈が上乗せされていたかは別として、みなが暮らせるだけの所得保障をという主張はずっとあったのであり、それをことさらに新しいものとして取り上げることは恥ずかしいことだと言うべきだろう。例えばフェミズニズムとの関連では小倉・大橋編[1991]における小倉の提起。またここでは、人間の活動はすべて労働だと言ってしまうという方向と労働に重みを置くことをやめようという方向と、実際にはあまり変わらないところもあり、また同時に差異もある二つの言い方がなされたのでもある。このことについても過去の議論を検証し、考えておく必要がある。(家事労働、性別分業については[2005-b]で考えてみている。「主婦論争」を再考しようとする試みとして村上[2006a][2006b]。)
UP 20060614
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