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新聞記事「丸山豊現代詩賞に森崎和江さん」

2005年3月31日 『西日本新聞』


■丸山豊現代詩賞に森崎和江さん

 福岡県久留米市が創設した丸山豊記念現代詩賞の実行委員会(会長・岸チズ子久留米大文学部教授)は、三十日、本年度受賞作に、同県宗像市の詩人・作家、森崎和江さん(七七)=写真=の詩集「ささ笛ひとつ」(思潮社)を選んだと発表した。贈呈式は五月十四日に久留米市の石橋文化会館で行う。
 同賞は久留米市で活躍した詩人丸山豊氏(故人)にちなんで設けられ、毎年、国内で発表された現代詩の刊行物から選出される。受賞作は、亡き両親と自死した弟にささげた作品で「リズム感の懐かしさだけでなく、現代的なきらめきを内包し、心の根底に横たわる歴史的・社会的矛盾への思いなどが、読む者の胸を強く揺さぶる」と評価された。
 森崎さんは韓国大邱市生まれ。福岡女子大卒業後、一九五〇年に丸山氏主宰の詩誌「母音」同人となった。九四年に西日本文化賞、県文化賞創造部門賞などを受けた。森崎さんは「公私にわたり恩恵を受け、心の底から師と仰ぐ丸山先生の賞をいただいて、たいへんうれしい」と話している。

●2005年3月31日『西日本新聞』

cf.
森崎 和江 20041030 『ささ笛ひとつ』,思潮社,96p. ISBN-10: 4783719403 ISBN-13: 978-4783719403 2100 [amazon][kinokuniya]


*作成:村上 潔
UP: 20120103 REV:
全文掲載  ◇森崎 和江
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