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<緊急のお願い>

ハンセン病問題の全面解決に向けて
不誠実な厚生労働省をインターネットで取り囲もう!


last update: 20160125


   期間限定:超短期決戦 11月14日〜15日
     〜時間がないけど 急げば間に合う〜
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「ハンセン病回復者とふるさとをむすぶ」HP作成委員会
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/8952/
担当窓口:清國寿朗 kwalk@geocities.co.jp
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ハンセン病問題は簡単に言うと解決していません。
全面解決のための最終協議が難航しているのです。

◆5月23日の小泉総理談話◆
 『患者・元患者の方々の失われた時間も取り戻すことができるもの
 ではありませんが、政府としては、ハンセン病問題の解決に向けて
 全力を尽くす決意であることを、ここで改めて表明いたします。』

◆全国の療養所を訪問した坂口厚生労働大臣談話◆
 『生きていて良かったと思っていただけるような施策を行ないます。』
 は、協議の窓口である厚生労働省の官僚達によって完全にブロックさ
 れている状態です。

つまり、官僚達には謝罪や反省の気持ちがまったくない!
だから、過去の過ちに対する賠償・恒久対策などについて原告・元患
者らの思いを逆なでする発言を繰り返しているのです。

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11月16日(金)18:30〜 第4回厚生労働省協議が行われます。
後述の速報にありますように最大の山場を迎えています。

 「えっ、もう解決してるんじゃないの?」
 「最大の山場なんていう認識はなかったよ」

という人が多いのではないかと思いますが、確かに全面解決に向けて
の最大の山場なのです。

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15日〜16日にかけて全国から原告・元患者らが上京します。
決して若くはありません。元気な方々ばかりでもありません。

しかし、この闘いに勝たなければこれまでの成果が台無しになって
しまうという思いから、この闘いのためにふたたび力を振り絞って
厚生労働省へ向かうのです。

この闘いを全国からインターネットを通じて支援しましょう!
インターネットを通じて全国から不誠実な厚生労働省を取り囲んで
行きませんか?

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その方法は三つあります。

←― @ 厚生労働省にメールを届けてください。

↓  A 皆さんのメールアドレス帳に載っている方々に
↓     この応援依頼のメールを転送し支援をお願いしてください。

↓  B 11月16日の行動に参加可能な方は参加してください。

↓        (文末に追加お願いあり)

■厚生労働省メール先(メール投稿形式になっています)
 投稿フォーム http://www.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
■厚生労働省トップ頁 http://www.mhlw.go.jp/index.html

 (予備:厚生労働省メールが閉鎖された場合)
■首相官邸・ご意見募集フォーム
 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
 
文面は自由です。(1000字までは投稿可能です。)
例えば・・・

厚生労働省の不誠実な態度により、入所歴なき原告や遺族原告は判決となり、厚
生労働省協議においても誠意ある回答がなく原告らの怒りを買っていますね。
5月の熊本判決、控訴断念で得た喜びをあなた方は協議の場において一つずつ踏
みにじっているのです。11月2日の熊本地裁における入所歴なき原告や遺族原
告の思いを聞きましたか?被害の大きさに国側の代理弁護人は反対尋問が出来ま
せんでしたよ。らい予防法による隔離政策や人権侵害がもたらした被害について
人間として感じるものはありませんか?感じないような人たちに国民のくらし・
けんこう・いのちに対する行政を任せることは出来ません。もう一度これまでの
被害の実態を読み返し、今年5月の熊本判決・控訴断念の経緯を踏まえ、11月
16日の第4回厚生労働省協議において原告・元患者らの求める全面解決に向け
て誠実な対応を私達国民に示してください。

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11月16日(金)スケジュールについて最新情報
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交渉団会議 16:00〜17:30
厚生年金会館 5階 みやび
最寄駅;丸の内線及び都営新宿線:新宿3丁目駅 徒歩5分

一般参加者向け説明会 16:00〜17:00
厚生年金会館 葵の間

第4回厚生労働省協議 18:30〜20:30
厚生年金会館 葵の間

13:30〜16:00 みやび 
15:00〜16:00 あおい
を控え室としてご利用できます。

12:00〜13:00 霞が関の厚生労働省前でビラマキあり。

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このメールは国宗弁護士・野間弁護士・支援者の西浦さんの情報を
整理してお届けしています。

厚生労働省をインターネットで囲むメールが全国から届けられる
ことを願います。このメールは 171名+α に配信しています。

原告は2,400名近くいます。その数字2,400のメールが
届けられるといいなーと思っています。

皆さんがアドレス帳掲載のお友達に配信していただくことによって
一人でも多くの方のメールを届けることが出来ます。

緊急対応で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

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以下参考資料です。
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●毎日新聞ニュースの速報です。
 「人間回復」の具体的な道筋が見えてこない。ハンセン病患者への国の90年
に及ぶ隔離政策を違憲と断罪した熊本地裁判決と国の控訴断念から半年。国と元
患者側が年内を目標に協議している最終解決策づくりが難航している。厚生労働
省の示す内容が元患者側の要求を大きく下回るからだ。元患者らは「小泉純一郎
首相は謝罪してくれたのに、厚生労働省の官僚たちが巻き返しの抵抗をしてい
る」と、怒りの声を上げている。予算編成をにらみ、今月16日の会合が最大の
ヤマ場になる。 【江刺正嘉】

 ■復帰支援
 「残された人生で社会復帰し、母親と一緒に暮らしたい。安心して生きていけ
るようにしてもらわなければ、らい予防法(96年廃止)が終わったことにはな
らない」。岡山県の長島愛生園に入所する千葉龍夫さん(61)が、桝屋敬悟・
副厚労相に訴えかけた。9月21日、東京都千代田区の都道府県会館。全国のハ
ンセン病療養所を退所した人や退所希望者約260人と、厚生労働省との意見交
換会でのことだ。
 厚労省は四つのテーマに分けて検討中の最終解決策のうち、「社会復帰・社会
生活支援策」の柱として来年度、療養所の退所者向けに「退所者給与金」の新設
を表明した。
しかし、支給額は1人月14万6000円で、元患者側が希望する28万円の半
分だ。
 全国ハンセン病療養所入所者協議会の調査では、全国13施設で社会復帰を希
望する入所者は82人で、約4400人の総入所者の約2%。元患者側は「国の
低額回答が社会復帰意欲をそいでいる」と指摘する。
 12歳で入園し家族と絶縁状態になっていた千葉さんは、「社会に出たい」の
一心で何度か抜け出して港湾作業に従事した際のケガが元で左足を切断、園に戻
らざるをえなかった。左手の握力はなく、視力も弱いため、介助がなければ日常
生活が送れない。

 「一人前に暮らし、母親や弟妹と再会したい」。勝訴後の8月、そんな夢を実
現させるため、千葉さんは大阪府内で一人暮らしする母親を捜し出し、40年ぶ
りに再会している。「厚労省の役人は義足1本で100万円もかかることさえ調
べていない。国は母親と一緒に暮らしたいというささやかな夢も認めてくれない
のか」と、千葉さんは話す。
 厚労省は新規退所者への給与金上積みなどの改善策を打診しているが、開きは
なお大きい。

 ■真相究明
 人権侵害の隔離政策を続けた原因と責任を追及する「真相究明」も、混迷を深
める。
 厚労省は来年度、元患者の代表や有識者をメンバーにした「検証会議」を発足
させるため、約5000万円の予算要求をしている。さらに今年度、厚生科学研
究として1000万円の予算を付け、7月に酒井シヅ・順天堂大客員教授(医史
学)を主任研究者に選任し、研究班を設置した。
 研究班は「資料収集などを先行して行い、来年度の検証会議に反映させる」
(厚労省)と位置付けられた。別途1000万円の予算を組み、米国大手会計事
務所系のコンサルタント会社を研究班の事務局にする異例の体制も敷いた。
 しかし、会議を公開するかどうかなどで酒井主任研究者と元患者側の意見が対
立し、正式な会議はまだ一度も開かれていない。
 同省は元患者側に対し、「検証会議とは切り離し、独自に研究してもらう」
と、研究班の性格変更を説明したという。しかし2000万円の予算については
見直しておらず、「検証会議との関連もない予算は税金の無駄遣い」との批判が
元患者側から出ている。

 ■謝罪と在園保障
 最終解決策の残り二つのうち、「謝罪・名誉回復措置」では厚労省は02年度
予算で今年度の10倍の5億円を要求している。マスコミなどを通じた謝罪広告
の名義について元患者側は「首相と衆参両院議長名」を求めているが、厚労省は
「既に首相談話や国会決議があり、主管の厚生労働相名で十分」として突っぱね
る。
 国立ハンセン病療養所への入所を継続させる「在園保障」問題では、元患者側
は全国13療養所の将来的な統廃合問題をにらみ、「終生、希望する療養所で暮
らすための新たな協定が必要」と要求した。厚労省は「96年のらい予防法の廃
止法自体、在園保障が前提」として、新協定は必要ないとの見解を示している。

 <ハンセン病訴訟の現状>ハンセン病訴訟熊本地裁判決の控訴断念(5月23
日)を受け、同地裁と東京、岡山の3地裁に起こされていた国賠訴訟のうち、東
京地裁で658人、岡山地裁で359人の和解が成立し、両地裁の訴訟はほぼ終
結した。最大の原告を抱える熊本地裁では、判決を除く原告1219人の和解が
成立。しかし、療養所に入所経験のない元患者と入所者の遺族の原告(計151
人)については、国が和解を拒否したため、判決での決着になる公算が大きい。
一方、6月に施行された元患者への損失保障法により、裁判に加わっていない2
481人(10月末現在)が補償金を受け取っている。
[2001-11-13-18:40]

11月16日の午前中までに送らないと効果が薄れます。
なお、余力がある方は衆議院厚生労働委員会の理事へ
 『官僚任せではいけません!』メールを送りましょう。
  委員長 鈴木俊一(自民)
  理事  棚橋泰文(自民)
  理事  谷畑 孝(自民) g02813@shugiin.go.jp
  理事  森 英介(自民) morijimu@kdkaso.co.jp
  理事  吉田幸弘(自民)
  理事 鍵田節哉(民主) g01229@shugiin.go.jp
  理事 釘宮 磐(民主) g05609@shugiin.go.jp
  理事  福島 豊(公明)
  理事  佐藤公治(自由) ksatou@urban.ne.jp
(空欄はメール非公開などにより不明)

■さらに、余力がある方は参議院厚生労働委員会の理事へ
 『官僚任せではいけません!』メールを送りましょう。
  委員長 阿部正俊(自保) goiken@abe-masatoshi.org
  理事  中島眞人(自保) mahito@nakajima-mahito.com
  理事  朝日俊弘(民主) toshihiro_asahi@sangiin.go.jp
  理事  柳田 稔(民主) minoru_yanagida@sangiin.go.jp
  理事  松 あきら(公明)

 一通のメールの積み重ねがきっと何かを動かす力になると信じて
以上

REV: 20160125
ハンセン病  ◇ハンセン病・2001(国家賠償訴訟勝訴・確定,他)  ◇全文掲載
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