HOME > 全文掲載 >

「障害を持ってしまって、教師をあきらめようとしているあなた、あきらめないでください。」


last update: 20151221


障害を持ってしまって、教師をあきらめようとしている
   あなた、あきらめないでください。

 誰しも、障害を持ちたくて持った人はいないと思いますが、それは教員とて同じこと。公務員や一般企業の場合は任用替えや配置転換で対応していますが、教員は教員として採用されているので、自治体の公務員でも、他の職種に配置転換ということは原則的にはできません。それ故、退職を余儀なくされているのが現状です。
 障害者雇用促進法などで法定雇用率が定められていますが、行政の壁はなかなか厚いものがあります。そこで、「それなら障害保障の制定を目指して運動していこう」という団体があります。【ノーマライゼーション教育ネットワーク】と言います。現在埼玉県の岩槻市の高校教員が代表を務めています。障害を持ったがため休職や退職に追い込まれそうな人の支援や、委員会などと交渉し障害を持った場合のサポート体制などを交渉しています。現在教職についている人が多いのですが、学芸大学の全盲の学生で、教員を目指している人もいます。また、数は少ないですが、私立学校の先生もいます。中学・高校の先生が多いですが、小学校でも、全盲で障害児学級の担任をしている先生もいます。
 詳しくはメールをいただければ、案内をいたします。
 なお、まだHPはなく、近日中に開設の予定です。

 (M.INOUEさん 19980907)

 メールはainoshin@msb.biglobe.ne.jpまで。



障害者と労働  ◇全文掲載
TOP HOME (http://www.arsvi.com)