「家族問題研究会例会のお知らせ」
last update: 20151221
家族問題研究会例会のお知らせ
日時:1997年11月29日(土) 午後2時から5時
会場:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎2階A会議室)
高田馬場駅前より早稲田大学正門行きスクールバス終点もしくは
地下鉄東西線「早稲田」下車もしくは都電終点「早稲田」下車
早稲田大学南門正面のレストラン「高田牧舎」のビルの2階です
(直通電話:03-3203-0363)
司会:岩上真珠(明星大学)
報告
1.「家族」への社会構築主義アプローチ 鮎川 潤(金城学院大学)
2. 家族社会学における「質的データ」の系譜 池岡義孝(早稲田大学)
今年の5月に翻訳が出版された、グブリアムとホルスタインの共著『家族とは何
か その言説と現実』新曜社(Gubrium,J.F.Holstein,J.A., What is FAMILY?
Mayfield,1990)をめぐって、共訳者のお一人の鮎川先生を名古屋からお招きして
研究会を開催します。
まず、鮎川報告では、本書の内容と方法論について、著者達の研究経歴や本書の
アメリカでの位置づけなど、本書の背景をなす事柄とともに解説されます。つづく
池岡報告では、日本の家族社会学研究に対して本書のもつ意味を、これまでの家族
社会学における質的調査データの扱いを学説史的に整理することによって検討しま
す。
鮎川先生は、本書で提示されている社会構築主義アプローチの家族社会学研究へ
の適用可能性を探ってほしいというご希望をもっていらっしゃいますので、当日は
こうしたアプローチに関心のある多くの方の参加を得て、この問題をめぐる活発な
議論が展開されることを願っています。
早稲田大学 人間科学部 池岡義孝
お問い合わせは、e-mail:ikeoka@human.waseda.ac.jp
電話:03-3917-4341(自宅)
0429-49-8113 内線3554(大学)
_____ Dept.of Basic Human Scis., Waseda Univ.
Yoshitaka IKEOKA, ikeoka@human.waseda.ac.jp