「療護施設自治会全国ネットワークの厚生大臣に対する要望書」
last update: 20151221
■療護施設自治会全国ネットワークの厚生大臣に対する要望書
厚生大臣 殿
当たり前の人間らしさのために
療護施設利用者の生活の質の改善を求めます
1,雑居部屋を解消して下さい。
2,自己決定・自己責任に基づく個別処遇をして下さい。
3,職員比の見直しをしてください。
4,自治会制度を保障し,苦情処理制度の導入をしてください。
5,ガイドヘルパー制度を施設に適用させて下さい。
6,日常生活用具の一部を施設利用者にも支給してください。
氏名 住所
……(用紙を御希望の方は請求してください。引用者記)……
※施設利用者・職員以外の方もどうぞ。
※この用紙をコピーしてお使い下さい。
※必要な方はご連絡下さい。
<連絡先・送り先>
〒204 清瀬市竹丘3−1−72 東京都清瀬療護園 山科賢一気付
療護施設自治会全国ネットワーク TEL0424−93−1713
明日のあなたのため
署名にご協力を
療護施設について
身体障害者療護施設は重度の身体障害者の生活の場です。その数は制度の発足以
来20余年間増加の一途をたどり,現在では300施設,そして,その利用者は2
万になろうとしています。その間,時代の大きな変革として「国際障害者年」や,
厚生省のゴールドプランに示されるような「施設から在宅へ」の方針転換があった
のにもかかわらず,療護施設は変革から取り残され,常に陰の部分を歩み続けてき
ました。
こうして,療護施設は時代遅れの隔離された密室となり,職員は集団優位主義や
日課至上主義に陥り,利用者は人権を無視され忍耐と諦観の生活を強いられていま
す。
さらに,1995年12月に発表された障害者プランでは療護施設の待機者が4
千人もいるとのことからでしょう,平成14年までに利用者を2万5千人に増やす
計画をたてています。しかし,施設での生活の質の向上のための目標は,1.在宅
福祉が叫ばれているにもかかわらず「在宅へ向けたプログラムの設立」も,2.プ
ライバシーの保護のための「個室化への転換も」,3.利用者の高齢化や障害の重
度化にもかかわらず,20年間放置されたままで「職員数の増加」も,触れられて
いません。このままでは,施設は残念ながら「終の棲家」でしかないのです。
11月15日までに送ってください。
署名活動をしていただける方や団体を紹介してください。
できれば「未使用の切手」をカンパしてください。
詳しい資料もご請求ください。
<連絡先・送り先>
〒204 清瀬市竹丘3−1−72 東京都清瀬療護園 山科賢一気付
療護施設自治会全国ネットワーク TEL0424−93−1713