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「子宮摘出が「こうぜん」と──変化に乏しい施設の状況」


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last update: 20151221


■子宮摘出が「こうぜん」と 変化に乏しい施設の状況
ポスト障害者の十年 共生の社会の実現を求めて・中

 『奈良新聞』1993-9-12

 今年の六月、女性障害者の正常な子宮が摘出されていたことが明らかになった。
 この子宮摘出の問題に対して全障連は「実はこうした事態は『公然の秘密』として特に施設内では治療の名目でなされており、いわば今回は氷山の一角」(楠敏雄代表幹事)と障害者の置かれた差別の実態に憤る。 [以下略]

※「子宮摘出が「公然」と」は縦書きの大きな字で
 「変化に乏しい施設は状況」は横書き
 「ポスト障害者の10年 共生の社会の実現を求めて」は縦書き
 なお「上」は「なお根強い乗車拒否 自立権無視の事例数多く」
 「下」は「自立生活支える就労 労働行政の立ち遅れ指摘」
 この連載は,1993年9月に奈良で全障連の第18回全国交流大会が行われたことを
 受けてなされたもの。
※『全障連』121(19931110)p.26に掲載されたコピーから引用
※いくつか誤記と想われる部分がありますが(例えば,「自立した自治体」は「自
 立した自治会」の誤りでしょう),そのまま引用しました。
※1.,2.,3.は,原文ではマル1・マル2・マル3


REV: 20151221, 20230929(中井 良平
不妊手術,断種(手術,法)  ◇優生学  ◇女性障害者の子宮摘出問題・関連文献  ◇障害者と性・関連文献  ◇全国障害者解放運動連絡会議(全障連)  ◇全文掲載
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