「子宮摘出女性の両親「夫婦で相談した」」
last update: 20151221
子宮摘出女性の両親
「夫婦で相談した」
『毎日新聞』1993-6-13
※「子宮摘出女性の両親」は横書き・ゴシック体で
「「夫婦で相談した」」は縦書き,より大きな字・明朝体で
国立大学附属病院で知的障害のある女性の健全な子宮が摘出されていた問題で、うち一人の女性の両親に会うことがで
た。 [以下略]
以上,『全障連』120(19930805)p.12に掲載されたコピーより
以下の記事とともに掲載されている。
女性障害者の子宮摘出
すでにお届けてしている「全国事務局ニュース」でも報告しましたが、女性障害者の正常な子宮が摘出されていたことが明らかになり、文部省の調査でも二大学が事実を認めています。
こうした差別実態の背景には,特に医師や施設管理者の優生思想に基づく差別的な障害者観があります。また、障害者にとっても管理者にとっても劣悪な管理実態が、障害者の施設での生活を抑圧しているのです。子宮摘出は、「医療」の名のもとに障害者の性と存在を否定するものであり、断じて許すことはできません。