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国内フォーラム「精神医療の抜本的改革にむけて」四項目確認

国内フォーラム「精神医療の抜本的改革にむけて」世話人 中道忠蔵 柏木昭 中山宏太郎 1988/02/13

last update:20110801


確認
 国内フォーラムに参加したわたしたち「精神衛生法をめぐる精神医療従事者団体懇談会」のメンバーは、精神保健法の成立(一九八七・九)を機に、あらためて一九八七年二月の「確認」をふまえ、精神保健法の抜本改正をめざす。
 ここでわたしたちは当面次の四点を緊急課題とする。
(1)患者の人権を尊重し、各職種間の協力関係および市民との連携を密にし、自発的入院・開放化、地域での医療および援助を促進する。
(2)精神保健・医療・福祉における各種スタッフを充実させるとともに、病院における職員配置基準(医師・看護婦)については、一般病院と同等となるよう、改善をはかること。さらに、現在貧困をきわめている精神保健・医療・福祉に対する積極的財政保障を求める。
(3)精神障害者に対する法および条例等における差別条項の撤廃を求める。
(4)地域・都道府県における精神保健・医療・福祉の改善プログラムを検討し、その実現をめざす。
 なお、わたしたちは、今回の国内フォーラムの確認にもとづき、各地で活発な活動をおこない、二年後をめどに精神保健法改正にむけての第二回国内フォーラムを開催する。

一九八八年二月十三日

 国内フォーラム「精神医療の抜本的改革にむけて」(京都)  代表世話人
                     道下忠蔵
                     柏木昭(代理 高橋一)
                     中山宏太郎


*再録:桐原 尚之
UP: 20110818 REV:
精神障害/精神医療  ◇精神医学医療批判・改革  ◇反保安処分闘争  ◇全文掲載 
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