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「決議文」

4・16「精神障害」者差別・虐殺―宇都宮病院解体東大脳研―精神科教室会議追放―総決起集会 参加者一同 19840416

last update:20150505
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19840416 決議文

 被害者の告発により明るみに出た、栃木県宇都宮市の医療法人報徳会宇都宮病院の実態は、入院者二名に対するリンチ虐殺をはじめ、精神病院の鉄格子の内部を全すところなく市民社会につきつけた。
 石川文之進を頂点とする宇都宮病院の患者虐殺、暴力支配、収奪の構造を完膚なきまでにうち出さなければならない。
 宇都宮病院はまさしく保安施設であり、現代の七三一部隊である。
 病院当局―警察―行政そして、東大医学部の脳研犯罪生物学グループ・精神科教室会議一派による病院運営は、彼らおよび市民社会の「精神障害」者差別、「犯罪」者差別に支えられてきた。
 警察―行政は、氷山の一角である宇都宮病院を、その実態のすさまじさ故に、介入し収拾しようとしている。
 しかし、宇都宮病院を今日まで擁護・温存し続けてきたのは、第一に警察―行政であり、第二に日本の精神医療、市民社会である。
 警察―行政による収拾を絶対に許してはならない。とりわけ、栃木県警による患者逮捕は許すことができない。
 宇都宮病院を根底で支えてきたものは、精神衛生法である。宇都宮病院解体の闘いは、同時に、精神衛生法への告発である。保安処分粉砕の闘いである。
 私達は、被害者、入院者の決起を支援し、宇都宮病院解体の闘いを最後まで闘いぬくことをここに宣言する。
 私達は、宇都宮病院で差別・虐殺「医療」をおし進めてきた医療スタッフを医療の場より追放しぬくことをここに宣言する。
 私達は、宇都宮病院を支えてきた差別の構造を解体し、保安施設を阻止しぬくことをここに宣言する。

一九八四年四月一六日

4・16「精神障害」者差別・虐殺―宇都宮病院解体
東大脳研―精神科教室会議追放―総決起集会 参加者一同


*作成:桐原 尚之
UP:20150430 REV: 20150505
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