『反原発事典1』
反原発事典編集委員会編 19780415 現代書館,288p.
last update:20110323
■反原発事典編集委員会編 19780415 『反原発事典1』,現代書館,375p. ISBN-10:476845514X ISBN-13:978-4768455142 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
内容説明
原発に未来はない! 人間と自然を圧殺することでしか成立しない原発社会は絶対いやだ! 本書は、原発社会とは何かを検討し、そして否定するために必要な知識・情報を集め、さらに私たちにとって<エネルギー>とは何かを考える。
※ 出版社の紹介ページより(外部リンク:http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-9955-4.htm)。2011年2月時点で出版社には在庫あり。
■目次
〈写真構成〉原爆――原発 木村恒久 (1)
原子力発電はどうしてダメなのか 17の質間にこたえる 水戸巌 (31)
〈写真〉世界の反原発運動 (65)
〈イラスト〉ゲンパツトピア 橋本勝 (73)
T
原子力は人類社会のガン腫瘍 石油文明の次を考える 槌田敦 (82)
〈対談〉想像力としての原発 野坂昭如+田原総一朗 (92)
支配・抑圧の典型としての原発 この男社会の産物を拒絶する ぺトラ・カリン・ケリー(訳 市川定夫) (105)
現代科学の問題としての原発 科学の危機から変革の科学へ 高木 仁三郎 (113)
U
オイルショック以降のエネルギー戦争 エネルギー危機説とカーター戦略の意昧 柴原睦夫 (132)
原発シンジケートの暗躍と第三世界 第三世界の解放と敵対するウラン輪入 北沢洋子 (145)
日本のエネルギー革命は何だったのか 石炭から石油へ、そして原子力へ 津村喬 (158)
V
女川のホヤが言う 山崎昌夫 (179)
〈報告〉闘いの現場からむつ・女川・東海.柏崎・福井・島根・川内 (174)
伊方裁判――権力の露呈したもの 住民の反撃が権力のごまかしを暴露した 久米三四郎 (189)
ムラサキツユクサ作戦 市民の手による原発の監視 市川定夫 (208)
〈座談会〉都市の“消費者”にとっての反原発運動 宮島郁子+加藤真代+木村松夫(司会 西尾漠) (218)
労働運動と市民運動の結び目 一円不払い運動のなかから 松尾圭 (231)
原発開発と電力労働者電力会社の欺瞞性を衝く! 電力公害研究会 (244)
原子力労災 閥に葬り去られる労働者被曝 岩佐労災闘争支援共闘会議 (255)
海外の反原発運動 アメリカ・オーストラリア・イギリス・フランス・西ドイツ・オランダ・スイス・デンマーク・スウェーデン・フィンランド・ノルウェー・スペイン・ポルトガル 市民エネルギー研究所 (265)
W
核の管理と人間解放 核管理社会はすでにはじまっている 梅林宏道 (280)
〈ルポ〉原発銀座をゆく 黄金漬けの町・人々はロこもる 白鳥迅 (291)
X
近代科学から人間・文化へ われわれにとってエネルギーとは何か 室田武 (304)
資料(酉尾漠編)
日本列島原発地図 (320)
原子力発電所のおもな事故・故障図 (322)
原発推進派人名鑑 (323)
原子力関係主要官僚一覧 (337)
吃驚仰天(びっくりぎょうてん)・原発語録 @(91)/A(129)/B(130)/C(188)/D(243)/E(290)/F(302)
どんな本が出ているか―目録+書評〈書籍篇〉 (338)
反原発略年表 (368)
編集後記
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:箱田 徹