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『福島県青い芝の会ニュース』

福島青い芝の会 1975-

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last update:20171224


■19750624福島県青い芝の会ニュース No.1
■19760714福島県青い芝の会ニュース No.3
■19760915福島県青い芝の会ニュース No.4
■19761015福島県青い芝の会ニュース No.5


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■福島県青い芝の会ニュース 1975.6.24発行 No.1


 福島県青い芝の会も今年の4月に事ム所を解説し、青い芝の運動、障害者解放運動も、単発的で中身のうすいものから、持続的でより充実したものとなり、ダイナミックに飛躍しつつあります。また、当時、事ム所に生活する会員は2名だったが、今では事ム所を中心として7名の会員が集まって来て生活しています。また、脳性マヒ者以外の障害者も多数集まって来ています。
 このような発展した運動ができるようになった一つの原動力は、健全者のみなさまからの「事ム所維持、活動資金」のためのカンパだと思うのです。今後ともよろしくおねがいします。みなさまからのカンパを最大限にいかして、現代社会において圧殺されている、われわれとおのはらかの生存権をうばい返すため、障害者差別をなくすため、大いにいのちをかけてたたかいぬきます。
 下に具体的な障害者解放運動の報告をします。

・県との交渉
 今年の3月に、県に要請書(県労協を通して)を出していたが、ようやく県から話しがあり、来月になると思うが、一応交渉がもたれる。要請書は障害者の生存権(教育、労働、生存権)をうばい返すという内容のもの。

・青い芝東北ブロック
 山形で7月のはじめに結成、仙台で結成に向けて進行中。秋田にも青い芝をつくりたいという話しがあり、東北ブロックももうすぐ結束するだろう。

・自立障害者連合
 6月15日、すべての障害者を結集させ、大きな障害者解放運動をもくろむ、自立障害者連合をつくるための準備会を行った。PR不足と障害者同士の考え方のちがいのため、出席者は少なかった。早急に障害者同士の討論を重ね、自立障害者連合を結成しなければならない。

・地下歩道阻止運動
 今年の1月に福島駅前に地価歩道が建設されようとしている。我々は、障害者の立場から、絶対に地下歩道建設を阻止する。6月21日、地下歩道をつくらせないという人間(団体)が20名近く集まり、阻止準備会を開く。本格的な規模で今後、徹底的に地下歩道阻止運動をしていく。

・いわき市に健全者グループ
 6月9日に、いわき市に健全者グループ準備会が結成される。いわき地区のみんなも大いにガンバル。これで福島、郡山、あわせて3つ目の健全者グループの誕生である。青い芝の会にとって、これは、うれしいことである。すべての地域に障害者(たたかう)を支援する健全者グループをつくらなければならない。

福島県青い芝の会ニュースを読むみなさん!
カンパをいただくのは、大変ありがたいのですが、もっと我々と日常的につきあっていただいて、我々の運動を支援してくださることをおねがいいたします。

福島県青い芝の会 事ム局
〈住所〉福島市宮下町1の25 大関アパート内


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■日本脳性マヒ者協会福島県青い芝の会ニュース 第3号 1976年7月14日発行


全障連結成大会へ向けて

この夏、8月8、9、10日に大阪で開催される全国障害者解放運動連絡会議(全障連)結成大会に東北の地、福島より参加するため、各地で必死になって活動している。

健全者のみなさん!!
もう一歩の力を出し切り、我々の底力をこの大会に結集させようではありませんか。具体的には、資金の確保と「かいな」「ごきぶり」「いわき友人グループ」はもちろん、それ以外の健全者活動を呼びかけることの2点に重点的に力を*ることです。*し健全者諸君に対しては、全健協との交流の中から主体的、**活動*の中から、彼らの意識を変え、我々の運動にかかわる人間***出するために、積極的な話しかけを要望します。
 ***=全障研の威厳が福島の地でも現実のものとなってき***。これに抵抗する意味においても、又、全国的な障害者**との接触連帯をはかるためにも、全障連参加は、是非、**されなければなりません。
 健全者のみなさん!!たゆみなき運動展開を!!
 ※青い芝会員もガンバッテルゾ〜。

茨城県南キャンプの報告
 6月19、20日、茨城県南キャンプ交換が行われ、福島青い芝からも***、福島青い芝も多数参加、木田女史が自分の養護学校体験を**東北ブロックの交流が*語る中で、養護学校義務化に反対することが確認され、各地域での**に到着。その夜は各独自の闘争と共に基本的な闘争を**親睦と交流となり、どのように決めるかが提示された。**を囲む組、*台が、残念ながら、時間なく閉会と***被ろうとする組など盛況多くもうけられることを望むと共に****で、宴が繰り広げ*、今度福祉まで開かれるサマーキャンプ*は****是非成功させねばならない。***朝食後、**と思った。***文責 S.A.

福島県青い芝の会に圧倒的なカンパを!
ボーナスカンパ and 定期カンパのお願い
 青い芝を支援する全てのみなさん。流れる汗をものともせず**日、精力的な活動を展開されていることと思います。
 私達、福島県青い芝の会も、8月の全障連参加をめっざし**パンフを持って街へくり出し、支援カンパ活動を行っています。又、8月下旬には大交流サマーキャンプも計画され、その活動資金の用意が急がれています。その他、在宅訪問、健全者*など、募金はいくらあっても入用なことばかりで、みなさんにボーナスカンパ、定期カンパ増額を是非お願いしたく、積極的な活動支援と共に、経済面での運動支援をよろしくお願いします。
 ボーナスカンパ→ボーナス支給の際 2000円以上よろしく。
 定期カンパ→1口500円、2口以上何口でも。

大交流サマーキャンプに参加しよう!
8月には、全障連参加と共に、東北、関東ブロックでの大交流サマーキャンプも計画されています。日時は8月21、22日の一泊。場所は猪苗代湖です。これは、日々運動に舞い棒する我々と健全者とが降るような星空の下で(**は晴天)思いのたけを語り合い、ぶつけあったり、それから、全障研についての批判***おうという欲*いっぱいの企画でガンバル***です。もちろん新しい健全者も大歓迎。家族、友人、みんなつれて来て下さい。詳しいことは、又、後でお知らせしますが、***聞きたい人は、どんどん事務所へtelして下さい。待ってまーす。
 (tel)2245-33-4803 青い芝の会事務所

〈青い芝の会日程〉

8月14日 パンフ売り、在宅訪問
  15日 県交渉
  16日 福島地区話し合い
  17日 会津地区話し合い
  18日 役員会 **鍵
  19日 太陽の国訪問
  20日 パンフ売り、 GSK準備
  21日 ↓ ↓
  22日 全*集会反省会
  23日 *
  24日 いわきカンパ 役員会
  25日 障害者および障害者問題を考える集会
  26日 パンフ売り、**
  27日 **全国
  28日 福島地区話し合い
  29日 パンフ売り
  30日  ↓


大原病院に入院して 角野正人

**で五月、持病のフンづまりで大原病院に入院いsた。はじめの***ガンが痛くてごろごろしていたらベットから落ちた。*****頼んでわくをつけてもらった。そのわくは使えなかった。****にも何ども……。CPの特徴で、リンゲル***一番たいへんだった。じっとしていなければならないので、**だった。
 **まわりの人々がCPなので、バカにしていた。***自分**入ってきた。看護婦もまわりのいっしょの**の**たけれど、我慢した。*くなったらうり込んでやろうと思って、**をねらっていた。二〜三日で、やっと俺の、自分のことをわからせることができた。**は、同じ病室の人が***そうになった。
 病院は時間がきちんとしているので、2〜3時半まではホーム***。いかに***は、**という****いる。***ないように気をつけなければならない。俺は**しいんじゃなく、みんなが悲しむし、みんなに迷惑がかかる***。
 以上、口述筆記

福島県青い芝の会 各地の状況
<郡山>
広いお部屋に橋本氏が一人、それに群れるゴキブリ諸氏も。日々**増してきているぞ。
 数の少なさなどものともせず、*の運動は**強く、**。このような資金が**の**みなさん、カンパをしよう。**活動への**と健全者のみなさんへ**。
 郡山におも*り*りの際に**ついた生活保護(**でおけ、たとえば**が**から*きん**etcをカンパしてくれると、**は沢山**から、どんどんもってきて**。

<いわき>
いわきの障害者の手で、集会がたびたびもたれています。彼らとの交流がまだ十分とは云えないのが残念ですが、今後の密な親ぼくと地域*をもって、**な****し、健全者のみなさんの積極的**をお願いします。

大阪出張の報告
木田純子

 6月27日 大阪で全障連全国代表会議があり、その**ということで、一週間関西各地をまわって勉強してきました。
 その内の**に兵庫県障害福祉課交渉に参加しました。ちょっと**連が、**のがおそかったらしく、**げんかんからは、はいれないように、かぎがかかってあったり、ウラぐちには、けいさつ***げんかんから入って下さいといって、あっちこっちまわされ***、最初からこんなことでは、なかのようすは、かなりもめている**と考え、なんとかして歩ける所だけは入っていかなくては***、ようやく入っていった。そしたら、そのとうり、課の人*ブツがずらりとならんで、(障害者)とにらめっこをやっていた。
 私たちがいたら、今日は話し合いに来たのだからと云って**ドアをあけようとしないでだまってたっているだけ。そのうち**そのひと*がむりにドアをあけようとして、ガラスをわってしまい、そこで、はじめて**がていこうをはじめて、一人のなかまが**はたい**、けとばしたりした。そこでつぎつぎと**に大してくつをなげつけたり、ネクタイをひっぱってもらったり、ちのでて*さわぎになっていき、しまいには大ぜいの職員と私服けいかんをどういんして私たちをはいじょにかかったので、私がなかまと*をあわせ**ていこうとしたのですが、あいては健全者であり、なんにんもも**にかかっては、手も足も出ないというかんじで、それでも**てまけいぬにならず、ていこうをつづけていた。**障害者の**たをまざまざとみせつけてもらい、いままでの自分がなんとみじめにかんじました。
 その五、関西部会の役員会に出席したり、*との福祉事務所に対して、生活保護、介護等、福祉機器の要求など、**あちこち*をかけまわってきましたが、すべてにおどろき、ただかんしんするばかりでした。福島においても、はやくこのようにしていかなくてはと思って帰ってきました。

全県集会参加報 島崎由美子
6月19〜20日にかけて郡山において全県集会が行われた。参加者約30人で、女性解放や障害者解放問題など大テーマ、小テーマに時間を分けて話しを深めていった。
分科会の中に「障害者tお労働」といったテーマがあり、今までにない**が出た。**健全者にとって労働は人間だからとか、生活のためなどと**いい*とされている。しかし、真の労働とは何か。障害者にいわせれrば、息をつくこと・・・*といわれる。そこに健全者と障害者の根本的な******。

(つづきがある、か?)


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■日本脳性マヒ者協会福島県青い芝の会ニュース 第4号 1976年9月15日発行


全障連結成大会参加報告

8月8日〜10日にかけて行われた全障連結成大会は全国から約1300名強を集め、福島県青い芝からも17名の参加をもって、障害者自身の手による全国的な組織の誕生をみることができました。
8日は同じく大阪で開かれていた全障研への情宣活動(この日の全障研の応じ方にはまさに権力そのものをみる事ができ、全障研の奉公のおそろしさをまざまざと感じました。例えば白石、橋本両名の強制排除、又島崎さんの全障研会場でのトイレ使用拒否など。)
9日10日は各分科会に別れての討議、そして10日の午後には基調報告が採択され、全障連がここに結成されました。
 各分科会では生活、教育、労働、施設、医療などの5つに別れ(ママ)、活発な討議がなされました。福島芝のめんめんも各々の状況に応じて各分科会分散会に参加し、学び、又様々な想いを受けとめてきました。
 最終日においては、橋本広芳氏が、(注:空白、全国代表副幹事)に任命され、これからの全障連を荷なっていくこととなりました。
 短く寒い夏ではありましたが全障連結成がなされた、意義深い夏であったと思います。みなさんの圧倒的支援と全健協の行動力と我々の長年築いてきた運動のもとに編成された全障連の今後が、これからの大きな課題です。
 福健協の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 全障連の明日を築いていくためにこれからも又たゆみない前進を!!

 カゲの声、大阪芝の力量にオドロキました。福島も負けてはいられんぞ!

大交流サマーキャンプのほうこく
 連日の雨天がウソのようにカラリと晴れあがった8月21日・22日関東・東北ブロックのサマーキャンプが100名以上の参加をもって猪苗代湖の天神浜にて行われた。新しい在宅障害者や健全者も多く参加しキャンプファイヤーや話し合いなど活発な交流がもたれたが、ただ電車の関係上帰途を急ぐグループなどもあって今ひとつのつっこみが足りなかったようにも思われる。そういった点や新しく参加してきた部分とのこれからをどうしていくかを考え行動し次回もまたより良いキャンプを開こうと思っている。乞うご期待!?

いわき青い芝の現状
 青い芝として活動して行こうではないかと始まったいわきの青い芝はCPによって形成されている青い芝の形を大きく変形させつつも“障害者”として生きるという視点に重点を置き今の形を持続しています。しかし福島といわきの現状の違いは自立障害者がいないという大きな違いを持ちつつ、また友グも圧倒的に労働者が多いというこの状況、これらをどのように踏まえて障害者の自立を考えていくか。しかし理論も底をつき、今はまず自分自身へのつきつけとして重度障害者と一人でも多く接し社会の中の障害者の位置をはっきり自覚し自立と解放に向かうことだと思っている。友・グも一人でも多くの障害者と接し外面的な運動と共に己れの内なる運動を展開し、ともかくふれあいつきあっていくことを希望します。
(いわき芝からの寄稿 文責K.O.)

★お知らせ★
◎島崎由美子さん、新居めでたく見つかり*に越しました。
6・4・4、K・T/Bで申し分なし。距離的な面はバイタリティーでカバーしがんばるぞ〜〜。近日TELも入れます。所・市内堀河町4の51 堀川住宅6号

◎郡山事ム所に9/30からTELがつきます。
番号:0249-23-2246

◎10月3日は在宅障害者を中心に芋煮会開催。芝以外の障害者と積極的にふれあい、秋の一日をお過ごしください。詳しくはビラにて

日程表
15日 東北連合役員会
16〜17日 在宅訪問
18日 カナン村訪問
19日 芝全体会議
20日 福島地区討論会
21〜24日 在宅訪問
245日 芝vsかいな
26日 郡山カンパ
27〜29日 在宅訪問
30日 反省会


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■日本脳性マヒ者協会福島県青い芝の会ニュース 第5号 1976年10月15日発行


島崎由美子さん、芝脱会!!
福島青い芝の島崎由美子さんは、ようやく新居に移りこれからを期待されていたのですが、彼女自身の試行錯誤の末、あるセクトでがんばることを選択し、青い芝を脱会することとなりました。
今まで彼女の介ゴを通して障害者解放にかかわりつづけたみなさんには、彼女のいないこれからこそ、自分にとっての芝とは、障害者解放とは?を考え行動していって欲しいと思います。由美子さんにつづく自立重度障害者を街に地域にとりもどすために、これからも在宅訪問を日常的に行い、在宅障害者とのふれあいを強化してゆきましょう。又由美子さんのことで、障害者解放運動のことで、いろいろなおもいを抱えているみなさん、もっともっと事ム所を訪れ、互いの胸の内をぶつけあいませんか。
 なお島崎由美子さんがいつでも青い芝にもどりたい胸があれば青い芝としては向かえる用意があります。

事務所から
**さんが堀川町に移ったため、*階が本当に事ム所らしくなりました。***を考えて声近く語る日々*みなさんどんどんおいで*。又冬に向かってこたつ、ストーブなどの圧倒的カンパ**からによろしく。

かいなこまぁしゃる
かいな学生部分では福大大祭に向けて「血の叫び、われらの手に」という講演会と討論会を計画しみなさんの参加を呼びかけています。
日時 11月6日 ゴゴ1:00〜4:00
チケット ¥100¥
圧倒的共感のもと只今販売中、お早めにどうぞ!

養護学校義ム化阻止に向けて

昭和54年度を目指し養護学校義ム化が行政の手により今着々と進められている。
我々青い芝の会としては日頃活動している在宅訪問や多くの闘争および運動経験をふまえ、ただ単に現在の教育体制が悪い行政が悪いと叫ぶばかりでなく仲間とのふれあいを通しての具体的な取り組みをしていかなければならない。

現在手がけているアンケート調査の詳細な統計、養ゴ学校を考える会、闘う教師集団の発足など急速にすすめていかねばならない。さらに大事なことは仲間である在宅の重いCPのやつらともっともっとつきあうことなのである。

いも煮会成功

10月3日 長老橋で行われたいも煮会は、新しい多くの人々を集めて盛況のうちに**みました。まさに秋晴れのもと、各班に別れてのいも煮、レクリエーションなど郡山の八巻さんや半沢昭雄さん菊地美智子さんなど楽しそうな笑顔に、ウラ方一同も大喜び。これからもこのような企画を多くもちたいと思います。

郡山からの活動報告
6月に事ム所ができ橋本が住み着く。間沢やんも日中の介護、在宅訪問をはじめ、早朝きて夜中に帰るという生活がつづく。それで疲れもたまり面白くなくなってきたりすれば互いにぶつけ合った。が、橋本は酒も弱くスグねてしまい話にならない。今郡山では、事ム所を中心に新らたなる障害者の自立と解放を目指し、郡山の生徒、ジャンボ田牧、テキサス男、シャムねこ定見、オオカミ、板前のおにいちゃん、電気やのおにいちゃん、牧師さんなど様々な健全者、障害者が集まり、在宅訪問、*護夜間訪問など活発な運動を展開しております。

10月後半日程表
15日 芝ニュース発行
16日 郡山カンパ役員会
17日 芝全体会議
18日 太陽の国訪問2名
19日 在宅訪問
20日 市交渉(予定)
21日 在宅訪問
22日 カニ横実行委員会
23日 役員会 日程会ギ
24日 福島カンパ
25日 ケヤキの村訪問(角野)
26日 全国常任委員会
27日 在宅訪問
28日 東北連合集会(福島*)
29日 カニ横実行委員会
30日 会津カンパ
31日 反省会


*作成:青木 千帆子
UP:20171224 REV:
障害者(の運動)史のための資料・人  ◇脳性麻痺/脳性マヒ/脳性まひ  ◇青い芝の会 

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