■96/09/20 96/06/08 6回PSW及びCPの業務及び資格化に関する研究議事録NO2 ※NIFTY-Serve:GO MHWBUL(厚生省行政情報)より  ここには厚生省関連の行政がたくさん掲載されています。  アクセスしてみてください。 研究要旨 さまざまな技術革新が進む中で、わが国の保健・医療・福祉の体制も人権擁護の理念に 沿ってサービスの質を上げていくことが急務となっている。特に、精神保健福祉法の改 正の経過を中心に、マンパワーの充実がひとつの大きな課題となっている。すなわち、 精神科ソーシャルワーカー及び臨床心理技術者の国家資格化の推進が強く指摘されてい る。この研究は、これらの専門職について、その業務を検討し、国家資格の要件を明ら かにし、精神医療の向上に寄与する人材の確保の礎を築くことを課題とした。精神科ソ ーシャルワーカー及び臨床心理業務それぞれの職能に関わる関係者の代表による協議を 重ねる方法によって、一定の方向を模索した。その結果、精神科ソーシャルワーカーに 関わる業務の内容とPSWの国家資格の要件について明確にし、また臨床心理業務につ いても、その業務の一部に医行為がふくまれることは大枠で共有された。 目 次 A.研究目的 B.研究の方法 C.研究結果(精神科ソーシャルワーカー) イ 研究経過 ロ 研究結果(論点の整理) 1.PSWの国家資格の必要性について 2.PSW業務の内容と範囲 3.診療の補助との関係 4.「療養上の世話」との関係 5.医師の指示について 6.医療と福祉との関係 7.社会福祉士との関係 ハ 考察 D.研究結果(臨床心理技術者) イ 研究経過 ロ 研究結果 ハ 考察 E.結論と提言 付 研究班名簿 資料1 資料2 資料3 No.1〜No.30 まず研究目的であります。これは両方にかかっております。 「精神保健福祉の課題は、精神障害者の社会復帰の促進と国民のメンタルヘルスの保 持増進の面で、多岐にわたっている。中でも地域における保健・医療・福祉のニーズに 対する包括的サービスの保障は今や緊急の課題である。 他方、こうした課題に応える学問体系は、それぞれ急速な発展を遂げ、「人」に関与 する実践として幅広い職能によるサービスを提供できるようになっている。このような 背景の下に、保健医療機関においては、医療チームに加わる職種が次第に増えてきたが 、サービスを利用する側を主体にした機能性のある「チーム医療」が的確に行われるた めには、専門従事者の業務を明らかにし、職種間の分担と連携を図る必要がある。この ために特に従事するマンパワーの量的充足と資質の向上を図ることは最も基本的な条件 である。 このような観点を踏まえて、わが国の精神医療及び精神保健福祉領域においては、か ねてより精神科ソーシャルワーカー(以下PSWとする)及び臨床心理技術者(以下C Pとする)国家資格制度の創設が強く指摘されてきた。すでに、精神医療と精神保健福 祉の分野に多くのPSWとCPが採用され、活動している実態がある。また、現行の法 制制度上においても、保健医療にあってはPSW及びCPの配置及び役割が定められ、 診療報酬制度の上においても位置づけられている。同様に社会復帰施設など、地域の施 設・機関においてもPSWやCPの配置が設置基準要件となっている。これをいいかえ るなら、PSWやCPは、今や資格のない特異な立場の専門職として存在しているので ある。(資料1) 加えて、衆参両議院において、「精神科ソーシャルワーカー及び臨床心理技術者の国 家資格化に関する附帯決議」が度重ねて行われ、平成7年12月には、障害者対策推進 本部の障害者プランの中でPSWとCPの資格の検討を進めることが述べられ、続いて 平成8年1月の精神保健福祉センター運営要領と保健所及び市町村における精神保健福 祉業務運営要領の中で、PSWとCPの配置と業務の内容について述べられている。 (資料2) この度、これらの経過を踏まえ、厚生科学研究としてPSWとCPの合同の研究班を 組織し、広く関係専門職団体の参加の下に合意形成を図り、PSWとCPの業務の内容 を明らかにしつつ、他の専門職との関連性と連携のあり方を明確にすることを目的とし て、PSWとCPの国家資格化に際し、検討を深め論点を整理し、国家資格化要件を具 体化することを研究班の目的とする。 B.研究の方法 この研究の方法は、広く当該領域の業務及び人材養成に関する精神科ソーシャルワー カー及び臨床心理技術者、医師、看護婦(士)の代表者が以下のように研究協力者とし て合同協議を重ね、業務についての基本的要件及び国家資格化に必要な要件をまとめる こととした。 協議の方法として、PSWとCPを別枠で議論し、討論の内容についての速記録をの こして広く国民に公開することを条件とした。また、各々の関係団体の代表者の各委員 より別紙(資料3)の資料が提出され、その資料に基づいて研究班としての討論を重ね 、PSWとCPの国家資格についての議論の焦点を絞って話し合った。なお、厚生省保 健医療局精神保健課の担当者と、健康政策局計画課及び看護課の関係職員が参加した。 」 ここまでが、PSW、CP両方に被さった部分です。 いままでの論についてご意見がございますか。 小川 1つ是非言っていただきたいのは、要旨のところですが、技術革新が進んで、人 間のあり方がずいぶん変わってきているわけですね。たとえば、これは医療だけではな くて、障害、福祉の領域もどんどん入ってきて、そういう問題を持っている人の質が非 常に変わってきているということを、どこかで入れていただけると有り難いと思います 。そういうなかでの専門性の問題。 三村座長 先生もう少し具体的に、文言としておっしゃってください。 小川 精神的な問題を持つ人達の多様化というんでしょうか。従来の医療者だけではカ バーしきれなくなってきている領域が非常に多々存在してきていると思うんですね。こ れはどうしたらいいか、文言を書いて送ったらいいんですか。 乾 いまの話は、ここですぐ文言を訂正しないと間に合わないわけですね。それとも1 1日までに間に合わせればよろしいですか。 斎藤 先生おっしゃるとおりだと思うんですが、でも、この言葉のなかには、いまおっ しゃったような、必要とする方々が増えてきたのと同時に医療技術とか心理業務の技術 とPSWのワークの仕方とか、すべてを含んでいる言葉として、トータルで述べられて いるんではないかというふうに私は受け取りましたけれども。でも、おっしゃるように するんだったらば、技術も多様化し、また対象者もいろいろなニーズを抱えているとか 言えばいいわけですね。 生田 本研究で「PSWとCPの業務の内容を明らかにしつつ」という、右側のいちば ん上に目的のところが述べられることになるんですけれども、このPSWとCPの業務 の内容は、保健と医療と福祉にまたがる業務なのですか、それとも医療に限定するんで しょうか。そのへんをやはり、ある程度限定して、あるいは広く言っていくのかという ことで、以下議論に関係してくるのではないかと思っておりますので、如何でしょうか 。 川上 先生、要旨のところですか。 生田 目的にも、もちろんそうです。 川上 保健・医療・福祉というふうな幅広いところでものを考えていこうとしたのが、 この資格化問題の議論のベースだったのか、それとも医療分野における資格化を考える のが、この共有されたベースだったのか、それがこの表現では、そのままでは曖昧のま まになるんではないか。広くすれば、ものすごくいいことをやっているみたいだけど、 医療分野だけだとするならば、限定された話になるはずだから、あとの報告の流れがず いぶん変わってしまうということですよね。 谷野副座長 いま先生言われたようなことを言ってしまうと、かえってまたおかしいん ですよね。それを議論するのが、この委員会なんだから、そこまで言ってしまうのもお かしいわけですよ。 川上 いま僕は、三村先生がおっしゃったことについて何を聞き取ったかといえば、三 村先生のおまとめの方向は、この要旨に出てくるかもしれないから、どういう方向でお まとめになっているんでしょうかね。つまり、読んで、あと検討しているわけではあり ませんか、そのへんをご明示いただけたら、それでとりあえず。 三村座長 保健・医療・福祉、これすべてに関わると思うんですが、力点はやはり医療 ということで、ともかく、これは医療分野における資格化の問題ですから、そういうふ うに私は考えております。 川上 そうすると、要旨として、最初のはじまりと最後の締めが、とてもバランスが悪 いような気がしてしょうがないんですけどね。最初は、「保健・医療・福祉の体制も人 権擁護の理念に沿って」という話で、とにかく幅広く一緒に考えていこうとしたという 趣旨のことからはじまっていて、たしかに、ここでは最低限これだけのことはというふ うなことを先生がお書きになりたかったであろうということはわかるわけです。 理解としては。先程、私が発言しましたように。だけど、なんかはじめの出発と、この 要旨のたったこれだけの短い文章のなかでも、最後に「国家資格の要件について明確に し、臨床心理業務── 」。私達の責任だけでいいますと「業務の一部に医行為が含ま れることは大枠で共有された」といって、なんや尻すぼみもいいところで、もう1つ、 予算をとる場合にもこれまずいと思うんです。あっそう、その程度のことしかしなかっ たの、それじゃもう来年要らないねと言われたらどうするんですか。むしろ、これにつ いてもっと幅広く検討の必要があることが合意された、とかいうことのほうが、よっぽ ど迫力のある要旨になるんじゃないでしょうか。 三村座長 たしかに総論と各論をちょっとごっちゃ混ぜにしたような表現があり、ここ は少し先生のご意見を入れて訂正したいと思います。 乾 いまの確認でほとんどいいと思うんですが、三村先生がおっしゃったように、総論 として、ここは研究要旨が入るわけですから、やっぱり21世紀を踏まえた形での、ど ういうふうに医療を、あるいは精神科医療のほうを考えるか、あるいは福祉全体のこと を考えていくかというふうなことを、視野を拡大していただいたほうが私はいいと思い ます。 川上 三村先生も谷野先生も、すごく21世紀に向けての、吉田課長さんも、21世紀 に向けての行政マンというふうな、そんなことまでうたい揚げていたのに、「医行為に 含まれることが大枠で共有された」では、寂しくて、われわれなんか、ほんとうにそう 思いますよ。 小川 医行為の概念についても、そうとう論議が必要だということ。医行為そのものに ついても、そうとう論議が必要であるということをね。 三村座長 最後の行のほうは削除して考えたいと思います。まず研究要旨のほうからい ろいろご意見が出ましたけれども、他ございませんか。 岡谷 要旨の2行目の、ここでは「精神・医療・福祉に体制も人権擁護の理念に沿って サービスの質を上げていくことが急務となっている。特に、精神保健福祉法の改正の経 過を中心に、マンパワーの充実がひとつの大きな課題になっている」ということで、こ の研究班は、そういう意味で非常に専門性の高いマンパワーが必要だということが1つ の前提になって資格化ということも討論されていくと思うのです。ここで言うマンパワ ーというのは、どういうマンパワーを指しておっしゃっているんでしょうか。 三村座長 これはいわゆる医療、とくに精神科医療に従事しているすべての職種を僕は 考えているんですけれども。医師、ナース、それからPSW、CP、OTR、そういう ふうなすべての業種を考えています。 他にございませんか。 小川 要旨のところですけれど、当事者が一堂に会して、こういう議論をしたというこ とは、従来あまりなかったですね。これは是非、強調されて、そしてそれぞれの個別の 問題を提示して、そして検討をやった、これは新しい試みであるということを強調され たらと思います。 三村座長 それは研究要旨では簡単に淡々として述べていますけれども、あとのほうで 、ドラスティックに述べていますので。 要旨についてはもういいですか。戻る方は戻られても結構だと思いますけれども。 川上 目的の最後のあたり、非常に甘えた言い方ですけど、「PSWとCPの業務の内 容を明らかにしつつ、他の専門職との関連性と連携のあり方を明確にすることを目的と して」というふうにして、最後に「検討を深め論点を整理し、国家資格化要件を具体化 することを研究班の目的とする」というふうに、ここまで収斂的な目標をここで明確に 出しすぎると、合理科学的に考えますと、最終的な議論はこの目的が達成されたか、さ れないかという議論になりますよね。そうすると、おそらく、いまだ達成されていない という結論になると思うんですよ。 その点から考えますと、たとえ医療領域の研究であったとしても、よくある話で、た だいま現在の進捗状況にそった、現実的に研究をやりながら、本来目的として提示すべ きものは変わっていったりする可能性があるわけですから、どういうことかと申します と、三村先生に工夫していただけたらと思ったのは、こういうことを目的にしようとい うふうに最初いちおう考えたというのが、最初の吉田課長さんのご挨拶のなかにあった ことではないでしょうか。そこから出発して、しかしながら一堂に会したんだから、議 論がどのような方向になろうと構いませんということを吉田課長さんおっしゃったはず なんですね。そこのところを踏まえてないと、なんか、この目的がありながら、たとえ ば私自身の発言なんかも、ダッチロールとかというふうに言ったことは、この目的に適 わない発言を何度も繰り返したというふうに、ほんとうに思われるんですよ。 そうすると、読んだときに、川上というのは、いかに不真面目なやつかと。研究目的 を外して、まるで発言を繰り返しているではないかというふうに、ほんとうの話、内輪 からでも叱責を受けるような、そんな感じになりかねないんですが、いや、これ実感と してそう思うんですが、どうでしょうか。 宮脇 いまのお話すごくわかるんですけれども、ただ、あくまでも、この研究の目的は 、国家資格化の要件を具体化することにもあると思うんですよね。そのためにはいった いどうなるかというのを、各立場てんかにこだわらずに、いっぺんできるだけ話してみ ようというのが第1段階であって、第1段階で終わってしまった形にはなっていますけ ども、だから、やっぱりこういう形の文言は要るような気がするんです。 川上 そのことは否定しないです。誤解を受けたかもかれない。先程言いましたように 、このような目的を最終ゴールとして考えたと。しかしながら、第1段階としては、こ ういう要件を考える上において、どのようなことを考えなければいけないのかというこ とを、各団体が一堂に会して、いままでにない方法によって、その第1段階をどうやっ てクリアしたらいいのかということを、われわれは話し合ったということになるんじゃ ないでしょうか。そのことがわかるように、ここにお書きいただいているほうが、次に 議事録とつながりますし、そしてそのほうが、むしろ、ああそうか、また来年度も予算 が必要だなというふうに誰でもが読み取れると。 つまり、最終目的は、ささやかといえども、ここまで目的を達成したという表現で予 算獲得する方法と、そこまで到達していないんだけど、これだけ盛り上がっている、だ からやめるわけにいかないんだという予算獲得の方法と2通りあると思うんですよね。 私は、いま言いました後者のほうの路線で、予算獲得の方針をとってほしいというふう に思います。 越野 川上先生がおっしゃるのもわかるんですが、いちおう研究目的というのは、やっ ぱり目的としてあるわけです。いろんな意見を言うというのは、それはこの研究目的を 達成するための、言ってみれば方法論的なことでして、目的は目的としてこういうふう にきちっとやっておいて、私はいいのではないかと。いろいろ、それこそ塩をまいて、 力水やってということが最初に言われているわけで、それがダッチロールというのは、 それは1つの方法論としてあるわけですから、私は構わないし、不真面目だとはぜんぜ ん思っておりません、よろしいのかなと思っています。 熱田 この共通のことだけで約1時間近くかかっておりまして、これでは進まないと思 いますし、超過勤務手当てが出るのかどうかわかりませんけれども。基本的には議事録 が出るということは、公開して、そして皆がどう思うかということですから、自分の発 言したことに責任持てばいいだけですし、そういう意味では、あまり予算だ何だという のは、先のことは考えないで、淡々と進めていくというのは、どうなんでしょうか。 川上 11日は何んのための会かということ。 小川 たとえば、素直に研究目的のいちばん最後の行を読むと「国家資格化要件を具体 化することを研究班の目的とする」という文章があるわけですよね。いま川上先生が言 っているのは、国家資格化要件を具体化するためには、どのような問題点があるのか、 どのような論点があるのか、どのようないろんな要因があるのかを検討することを、こ の研究班の目的とすると言っていただければ、われわれは素直に受け入れられると。そ ういうことですね。 三村座長 各論に移りまして、7ページのDの研究結果から始めたいと思います。 「D.研究結果(臨床心理技術者) イ 研究経過 研究目的に示したような行政施策の経緯を背景に、保健・医療・福祉等を包括する全 人的ヒューマンサービスの充実にかかわるCPの業務について、そのあり方や国家資格 化についての基本的要件をめぐって、以下のとおりの計6回の討論による検討を行った 。 第1回研究会 平成8年1月30日」 その次からの文言は少し変えていただきたいと思います。 「PSWの項で述べたことと重複点は省略する。」まではいいんですが、その次に「厚 生省精神保健課より資料提示があった。これらはbUから8、10を踏まえて、bXに 示されたCPの国家資格化についての主な論点として、以下のように総括されていた。 」そういうふうにちょっと差し換えていただきたいと思います。 で、資料の項目がずっと続きます。1心理業務の基本的性格、2〜8、ここまではよ うございますね、これは資料提示ですから。 その次「これらの課題を念頭に置いて、まず、研究協力者であるCPの立場の違いか ら生じる考え方や要件について、その共通点や相違点を明らかにするために、次回は国 家資格の当事者である三団体(臨床心理士会・全判協・全心協)それぞれが考える保健 ・医療領域の専門性の基本的要件を紹介することとした。この回の議論では、それぞれ の立場で経験し模索してきた専門性のイメージの一部について、紹介する段階に止まっ た。 一方、看護関係者からは、看護婦(士)とCPとは、業務の技法としては共通であっ ても、介入の目的は異なり、互いに業務は抵触しないのではないかという意見が出され た。たとえ、CNS(臨床看護スペシャリスト)を配置したとしても、医師やCPに引 き継ぐ判断をする範囲の専門性である。心理査定を看護婦(士)はしないであろうし、 防衛機制を中心とした患者の行動の理解はしていくが、内面の問題に深くかかわる心理 療法をすることはない。むしろ、医師の業務とCPの業務との重なりについて、十分に 検討する必要があるであろうという意見であった。 医行為がごくわずかの部分にかかるだけであれば、なおのこと、さまざまな領域に通 用する横断的資格であるべきだという議論もあったが、それにしても、業務の輪郭につ いての共通認識がないところではその議論は進まない話題である。 今後の議論は、既成民間資格との整合性の議論は横に置いて、まず、問われている課 題、すなわち「医療領域でのCPの国家資格化はどうあるべきか」を十分に検討するこ とが出発点であることの確認があった。」 川上 最初の「紹介する段階に止まった」というあたりはいいんですけど、最後のとり まとめの文章あたりで「横断的資格であるべきだという議論もあったが、それにしても 業務の輪郭についての共通認識がないところではその議論は進まない話題である」これ は三村先生のご見解でしょうが、「あった」で、あとは省略というのはどうですか。 「横断的資格であるべきだという議論もあった」で切ってしまう。「それにしても」 となると、何んか、われわれの言ったことが、この報告書では、三村先生からお叱りを 受けているような感じがあります。馬鹿とか言われている感じが── 。馬鹿は馬鹿な りに、それでもなんとかならんかなと思って考えているわけで、ちょっとというふうに 思いますが。 もう1つ、「既成民間資格」という表現は、べつにわれわれ何度かお願いしているん ですけど、文字どおり、法規的にはそうかもしれません。たとえば、お互いの話し合い のなかでの、ほぼ了解いただける、たとえば既成認定資格とか、そういう類の表現は不 可能でしょうか。むしろ課長さんにお伺いしたほうがいいのかもしれませんが。 三村座長 はっきり臨床心理士と書きましょうか。 川上 そうですね、それがもし可能であれば、われわれが表現したのは、そういう表現 で言っていますよね。 三村座長 臨床心理士(既成民間資格)じゃいけませんか。 川上 ちょっと待ってください。頭がすぐに回りません。 斎藤 臨床心理士というのは、たしかに5千何人という大所帯ですが、その他に労働省 関係の民間認定とかたくさんありますから、それを全部包含するとしたら、こういう表 現でよろしいんじゃないですか。 川上 臨床心理士と既成民間資格とかいうふうになると、臨床心理士は1つ浮き輪にな りますよね。だから、既成民間資格というふうに、既成民間資格を総称してというふう になったときに、多少やっぱりデリケートな、それこそ省庁間の問題なんかにも絡んで いくところがありますんで。 斎藤 よくわかりませんが、産業カウンセラーとか、それからカウンセリング協会の出 しているものとか、たくさんありますので、あまりここを優劣をつけたような印象があ る表現というのは、なんか好ましくないんじゃないかと思っただけのことです。 NO3に続く 問い合わせ先 厚生省大臣官房障害保健福祉部精神保健福祉課      担 当 三宅(内3055) 電 話 (代)3503-1711 (直)3501-4864      E-mail  kmiyake@info.ncc.go.jp