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京都精華大学

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◆京都精華大学環境社会学科・本の紹介
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◆「もう一つの世界は可能だ!」(10月29日京都)のお知らせ*
 *春日さんより

“もう一つの世界は可能だ!”
http://k_attac.tripod.com/bove/

パート1 ジョゼ・ボベ・トークライブ in Kyoto
  ジョゼ・ボベ氏講演会
  10月29日(火) 9:30〜 キャンパスプラザ京都

パート2 ボベ's Cafe
  ジョゼ・ボベ氏ビデオ講演上映
  10月29日(火) 18:30〜 法然院

主催: 京都精華大学
協力: ジョゼ・ボベ・トークライブ in Kyoto 実行委員会

PDF版チラシ:
  http://k_attac.tripod.com/pdf/bove_fl.pdf

※予定が大幅に変更になっています。ご注意ください。
※また現在も情勢は流動的です。
※最新の情報をメールでお送りしますので、
※bove_in_kyoto@yahoo.co.jpまでお申し込みください。

◆趣旨説明
 私たち「ジョゼ・ボベ トークライブ in Kyoto 実行委員会」は、フランス農民
連盟代表ジョゼ・ボベ氏の来日決定をうけて、京都でのボベ氏歓迎イベントを成功さ
せるべく、attac京都・ジュビリー関西などのNGOや関心を持つ個人が集まって結成さ
れました。

 ボベ氏は長年にわたり食と農、平和と人々の暮らしを巡って多方面にわたって活躍
してきたフランス ラルザック地方の牧羊農民で、1999年のいわゆる「マクドナルド
解体事件」で一躍世界的注目を集めました。経済優先のグローバル化が環境と生活の
あらゆる場面に影を落とす中で、もう一つの未来の可能性を求めて活動を続けるボベ
氏の来日が実現し、10月29日に京都に来ていただくことになりました。

 強行スケジュールのため、キャンパスプラザ京都でのボベ氏講演会は平日の午前中
となってしまいましたが、より多くの方にご参加いただくため、夕刻からは「ボベ
's Cafe」と題して左京区鹿ヶ谷の法然院に舞台を移し、ビデオ講演上映、パネルト
ーク、フリートーク、またオーガニック・フードのカフェコーナーでは京都近辺で活
動するNGOや市民活動の気軽で活発な交流を目指しています。午前、夕刻の両イベン
トとも、京都精華大学が主催して下さることになりました。

 つきましては、団体、個人を問わず、パート1「トークライブ」とパート2「ボベ
's Cafe」へのご来場と、参加・協力をお願いいたします。

 カフェ会場ではパネル展示やブースを出したり、チラシやパンフレットを置いて活
動紹介をしていただけますし、物販も可能です。参加いただける団体は、イベント・
パンフレットに2〜3行の紹介とともにお名前を掲載させていただきます。
 
 ぜひともご来場の上、積極的に交流にご参加ください。
 また、フライヤーの配布、メーリングリストへの転載、Webサイトへのリンクなど
広報の面でもご協力いただけたら大変うれしく思います。当日の道案内要員もまだ不
足気味ですし、フライヤーをおいて下さる店舗なども探しております。ぜひ、無理の
ない形で、京都発世界に向けて活発な交流にご参加下さい。


◆日時と会場
パート1 ジョゼ・ボベ・トークライブ in Kyoto (ジョゼ・ボベ氏講演)

日時: 2002年10月29日(火)  9:30 start
場所: キャンパスプラザ京都(京都駅前スグ。京都中央郵便局隣)
参加費: 無料

  規制緩和・自由化という掛け声のもとにグローバル化が進む現在。「勝ち組・負
け組」に振り分けられる私たちの暮らし。グローバリゼーションは本当に世界を幸福
にするのか?グローバリゼーションによる食と農の工業化に反対し、「農的農業」を
主張するフランス農民連盟代表 ジョゼ・ボベが、もう一つの未来の可能性を問い掛
ける。

  9:30 ビデオ上映・イントロダクション
 10:00 ジョゼ・ボベ講演

パート2 ボベ's Cafe (ジョゼ・ボベ氏ビデオ講演上映)

日時: 2002年10月29日(火)  18:30 start
場所: 法然院(京都市左京区鹿ヶ谷: 周辺地図) TEL 075-771-2420
     最寄りのバス停: 浄土寺下車・歩15分
参加費: 無料

  パート1でのボベ氏のメッセージを受けて、今、わたしたちは何を考え、何がで
きるのか――。ボベのビデオメッセージ上映と、パネルトーク、会場も巻き込んだフ
リートークを行います。また同時開催するオーガニック・カフェでは、リラックスし
た自由な交流と、パネル展示や京都近辺で活動中の様々なNGOの紹介のためのスペー
スを提供し、からだに心地いいオーガニック・フードを愉しんでいただきます。

 17:00 開場(カフェ開店)
 18:30 ボベ講演ビデオ上映、パネル&フリートーク
 21:00 カフェ閉店

◆お問い合わせ
 京都精華大学新学科準備室
   075-702-5197 tyoichi@kyoto-seika.ac.jp
   http://www.kyoto-seika.ac.jp/
 ジョゼ・ボベ・トークライブ in Kyoto 実行委員会
   bove_in_kyoto@yahoo.co.jp

 cf.

◆「農民連盟」代表の実刑判決確定 刑が重すぎると反発の声
 NHKニュース速報

 フランスで十九日、経済のグローバル化に反対し遺伝子組み換え作物を勝手に刈り取ったとして、器物損壊などの罪に問われた農業団体代表のジョゼ・ボベ被告に対する禁固一年二か月の実刑判決が確定し、刑が重すぎるとして反発の声が挙がっています。
 判決を受けたのは、経済のグローバル化に反対するフランスの農業団体「農民連盟」の代表ジョゼ・ボベ被告で、三年前、フランス南部の国立の農業研究所に侵入し、実験栽培中の遺伝子組み換え作物のイネを刈り取ったとして、器物損壊などの罪に問われ、二審にあたる控訴院が有罪判決を言い渡した後、ボベ氏が上告していました。
 これについて、フランスの最高裁にあたる破棄院は十九日、上告を棄却し、ボベ被告に対する禁固一年二か月の実刑判決が確定しました。
 これについて、ボベ氏は「市民運動の終焉だ」と、強く非難しました。
 また、フランス国内では判決は厳し過ぎるとの反発が広がり、シラク大統領に嘆願書を送って刑の執行停止を求める動きも出ています。
 ボベ氏は今年六月に経済のグローバル化への反対を訴えてアメリカの大手ハンバーガー店を破壊した罪で、四十日間あまりにわたって服役しています。
[2002-11-20-15:31]

 

*倉本さんより [jsds:7065] 11/2 老いと介護の社会学(@京都)
●知の工房/老いと介護の社会学

日時:2002年11月2日(土) 13:30〜16:30
講師:春日キスヨ(安田女子大学文学部人間科学科教員)
   出口泰靖(山梨県立女子短期大学教員)
司会:山田富秋(京都精華大学創造研究所所長)
会場:キャンパスプラザ京都
   〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
   (JR京都駅ビル駐車場西側)
   TEL.(075)353-9120
   FAX.(075)353-9121
   [交通]JR・近鉄・京都市営地下鉄京都駅から徒歩すぐ
入場:無料
申込:不要

 介護保険制度の導入以降、高齢者に対する介護=ケアが日本で初めて問い直されて
いる。ケアが女性というジェンダー(社会・文化的性差)に、あたりまえのように担
わされている現実をどう考えるべきか?あるいは、当事者である高齢者にとって、ケ
アの意味は何なのか?こうした問題を長年実際のケア場面において思索されてきた方
を招き、高齢者に対するケアについて考える。

春日キスヨ(安田女子大学文学部人間科学科教員):
熊本生まれ。専攻は家族と社会学、福祉社会学。超高齢社会のケアの現状をジェン
ダーと家族、ジェンダーとケア労働の関わり、福祉制度のあり方などとからませて
フィールドワークによる研究を深めている。その他、育児期の家族関係にも関心を
持って研究している。主著:『父子家庭を生きるー男と親の間』勁草書房、『介護と
ジェンダーー男が看とる。女が看とる』家族社、山川菊栄賞受賞、『家族を生きるー
豊かさのなかの孤独』岩波書店、『介護問題の社会学』岩波書店、『介護にんげん模
様』朝日新聞社。

出口泰靖(山梨県立女子短期大学教員):
大阪生まれ。専攻は社会学。「身体」「コミュニケーション」を大きなテーマとし
て、「病い」「痛み」「障害」とその体験世界とその関わりについてフィールドワー
クにより研究する。「痴呆性老人」とよばれる人たちの「呆けゆく」体験を汲み取
り、関わりのあり方を模索する。また、身体障害、知的障害をもつ人と関わろうとす
る人との関係性やグループワークを通して身体を用いた人とのコミュニケーションの
ありようにも着目する。主著:『フィールドワークの経験』(共著)せりか書房、
「『呆けゆく』体験の臨床社会学」野口裕二・大村英昭編『臨床社会学の実践』有斐
閣。

 

*倉本さんより [jsds:7066] 11/9 セクシュアリティの障害学(@京都)
●知の工房/セクシュアリティの障害学

日時:2002年11月9日(土) 16:00〜18:30
講師:倉本智明(関西大学非常勤講師)
   瀬山紀子(お茶の水女子大学博士後期課程)
司会:山田富秋(京都精華大学創造研究所所長)
会場:キャンパスプラザ京都
   〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
   (JR京都駅ビル駐車場西側)
   TEL.(075)353-9120
   FAX.(075)353-9121
   [交通]JR・近鉄・京都市営地下鉄京都駅から徒歩すぐ
入場:無料
申込:不要

日本では、障害者にとって性にかかわることは長い間タブーであったといってよい。
福祉というまなざしによって、障害者は「清く美しい」存在にまつりあげられ、健常
者には当たり前の性欲が、障害者においては無視されたり、無いものとされてきた。
しかしこの十年余りのあいだに、こうした現実を変えようとする動きが、障害を持つ
当事者や、障害者のケアを行う人たちから起こりつつある。障害者とセクシュアリ
ティについてさまざまな角度から光をあてる。

倉本智明(関西大学講師):
1963年、大阪生まれ。大阪府立大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程単位取得退
学。専攻は障害学・福祉社会学・文化社会学。主著:『障害学の主張』(共編著)明石
書店、『障害学を語る』(共編著)エンパワメント研究所、『障害学への招待』(共著)
明石書店。

瀬山紀子(お茶の水女子大学博士後期課程):
1974年、前橋生まれ。京都精華大学人文学部卒業。専攻は社会学・障害学、ライフス
トーリー論。現在は、介助者として障害をもつ人々の生活に関わりながら、主に障害
をもつ女性たちと共にセクシュアリティや性についての語りをゆたかなものにするた
めに研究会などの活動を展開中。主著:「介助者から見た「生理」」池田祥子編『生
理 性差を考える』ロゴス社、「日本に於ける女性障害者運動の展開 70年代から80年
代後半まで」日本女性学会学会誌『女性学』。

 

◆田村さんより

突然のメール失礼いたします。

京都精華大学では、「知の工房 環境への新しい感性」と題しました対談形式による
講演会を11月に開催いたします。
みなさまにひろくお知らせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

「知の工房 環境への新しい感性」
「21世紀は環境の世紀」−そんなキャッチフレーズを新聞や雑誌で目にする機会が多
い。しかし、その語り口はネガティブで窮屈なものになりがちで息苦しくなる。今回
の「知の工房」では、環境を自然環境だけではなく、人とその周囲の状況と捉えてみ
たい。78歳の思想家から31歳の工学技術者まで、年齢も立場も異なる人々が、それぞ
れのパースペクティブから語る三日間。環境について、新しい感性を得る絶好の機会
がうまれる。

・ 11月6日 18:30〜20:00
「「生」と「死」のコミュニケーション」
森岡正博(大阪府立大学・生命倫理)
×山本和英((株)ATR音声言語通信研究所 客員研究員・言語情報処理)
・ 11月13日18:30〜20:00
「「地」からみる地域の思想」
鬼頭秀一(東京農工大学教授・環境学)×内山節(哲学者)
・ 11月20日18:30〜20:00
「「かこまれている」わたし」
鶴見俊輔(思想家)×鷲田清一(大阪大学教授・哲学)

・ 交通
叡山電鉄「京都精華大学前」駅下車すぐ
地下鉄「国際会館」駅よりスクールバス

・ 申込不要/入場無料

・会場 京都精華大学黎明館L-101

森岡正博
1958年生まれ。大阪府立大学教授。生命倫理、環境論、ジェンダー論、臨床心理学、
科学論、現代思想などの学際的な視点から社会と人間の問題を扱う。『生命観を問い
なおす』(筑摩書房、1994年)『自分と向き合う知の方法』(PHP研究所、1997
年)など。

山本和英
1969年生まれ。(株)ATR音声言語通信研究所 客員研究員。多様な話題に対応でき
るような多言語双方向音声翻訳技術の研究をおこない、異なる言語の間でのコミュニ
ケーションを可能とする音声翻訳システムの実現に取り組んでいる。

鬼頭秀一
1951年生まれ。東京農工大学教授。人間と自然の関わりや生業などの人間の営みを基
礎にした、新たな枠組みの環境哲学を構築する。著書に『環境の豊かさをもとめて』
(編著、昭和堂、1999年)『自然保護を問いなおす』(筑摩書房、1996年)などがあ
る。

内山節
1950年生まれ。哲学者。東京と群馬県の山村・上野村との二重生活を営む。森林ボラ
ンティアのネットワーク組織である「森づくりフォーラム(NPO)の運営にも携わ
る。『山里の釣りから』(岩波書店、1995年)『哲学の冒険』(平凡社、1999年)な
ど。

鶴見俊輔
1922年生まれ。「不良少年としてそだち、刑務所に入り、精神病院に入って、いまこ
こにいる」と自分の経歴を要約する。『隣人記』(晶文社、1998年)『こどもがみつ
けた本』(池澤夏樹・工藤直子と共著、熊本子どもの本の研究会、1999年)など多
数。

鷲田清一
1949年生まれ。大阪大学教授。皮膚やモードをキーワードに、耳を澄ませることで新
たな哲学の地平を追求する。『「聴く」ことの力』(TBSブリタニカ、1999年)で、
第三回桑原武夫学芸賞を受賞。『悲鳴を上げる身体』(PHP研究所、1998年)など。

京都精華大学文化情報課
〒606−8588
京都市左京区岩倉木野町137
tel 075-702-5343
fax 075-705-4076
田 村 武


REV: 20170127
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