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ワーク・スタディ


※島田誠 19960229 「人を用いる──アメリカのNPOはどうしているか」
 (千葉大学文学部社会学研究室『NPOが変える!?』,第3章)より

 「ワーク・スタディ」とは,「低所得の家庭の学生がNPOで働く場合,その給
与をNPOと連邦政府の助成金を受けている大学がほぼ折半するというシステム」
(柏木[1992:34])である。学校とNPOが払う割合は半々とは限らず,やり方に
よって変わる場合もあるが,半々の場合,時給10ドルとすれば,NPOは5ドル払
うだけですむ。学校にとっては一種の奨学金システムで,NPOにとっては人件費
の節約になる。また,純粋なアルバイトとして用いることができる。JPRNでは
コピーとりなどの仕事をワーク・スタディにやってもらっている(今田氏)。
 「これはNPOの側からしたら大変便利な制度で。というのは,インターンとか
ボランティアの人っていうのは,使いにくいっていう側面もあるんですね。つまり,
そういう人達はお金以外のもの,経験であったり,ほかでは得られないろんな情報
を求めてNPOにやってくる。ですから,お金の部分を要求しないかわり非常にこ
れがしたい,あれがしたいっていうのが多いわけです。だからそういった要求に合
せるように動いてもらうっていうのうは,スタッフが常に考えて使わなければなら
ないという事情がありまして。それに対して,ワーク・スタディの方は,完全にア
ルバイトだというふうに割り切っている人達が多いですから。」(今田氏)



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