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■NPOと政府
※立岩真也・成井正之 19960229 「(非政府+非営利)組織=NPO,は何をするか」)
(千葉大学文学部社会学研究室『NPOが変える!?』,第1章)より
「非政府組織であることの利点について。政治・政府との関係におけるNPO
(むしろNGOというべきだろうが…)のメリットは,政府でないことのメリット
である。この点もまだまだ基本的な問題が考えられていない。
政府による「公共財」の提供が,そして次に「政府の失敗」があげられた。この
ように,政府の失敗とは,政府とNPOが同じことを行う場合の性能の違いとして
捉えられる。ただそれはことの一部分である。非政府組織の活動の意義を捉えるた
めには,政治という領域,政府という主体がどのような性格をもっているのかを基
本的に考える必要がある。政治的決定,及び決定の実行が,政治的決定でありその
実行であることによる性格があり,それと同時に,政府が持てない,あるいは持ち
にくい性格,性能があるはずで,しかもそれが必要とされる性格であるなら,非政
府組織がそれを担うのがよいということである。このことを,ここでは,かなり単
純かつ初歩的な政治・政府像を前提にして見ていこう。
(以下略)
政府は何をするのか(何をしないのか),よろしかったら
立岩『私的所有論』第8章を御覧下さい。
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