HOME >

新しいサービスシステムの展望・
東京都障害者ケアサービス体制整備検討委員会の知的障害者部会




新しいサービスシステムの展望


 東京都の障害者ケアサービス体制整備検討委員会の知的障害者部会に、地域サービ
スシステム(案)として、ピープルファーストの当事者と、自立生活センターのコー
ディネーターにより図2が提案されている。


図2     地域サービスシステム(案)


    本人             サービス提供機関
            依頼→    ・介助サービス(ヘルパー・サポーター)
           ←提供     ・自立支援(自立生活プログラム)
                   ・相談(24時間相談窓口)
    依頼↓            ・住居サービス
    ↑提供            ・就労支援(ジョブコーチ派遣など)
                   ・日中活動(作業所等)
 コンサルタント機関         ・医療・保健
  ・情報提供            ・家族利用(レスパイトなど)
・相談
  ・同行
  ・(アドバイザー)

        ↑                ↑
       監視                監視
             権利擁護機関
             ・苦情処理
             ・モニタリング

 知的障害者個々人の判断能力や生活能力を問題にする前に、大前提として誰もが地
域で暮らしていける状況をノーマルな社会と考え、その地域生活のために必要な援助
をコンサルタント機関やサービス提供機関は行っていくように考える。
 その後に、生活の大部分を自己管理していくタイプの人と、生活の一部から大部分
までを信頼できる誰かに委任していくタイプの人とのシステムが考えられていく必要
がある。


REV: 20170131
TOP HOME (http://www.arsvi.com)