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〜厚生省99年度概算要求〜
◆ホームヘルプ(障害分)予算は今年度に比べ141%に

 98年度100億7500万円が、99年度要求は141億7300万円に41%
アップ。他の項目が軒並みマイナス予算か横ばいなのに比べ、今年もかなりの高率で
伸びています。市と交渉する際には、この数字をコピーして持っていき、「他の制度
とは違う超重点制度である」とよく説明してください。

 なお、高齢のヘルパー予算では、新ゴールドプランの水準を超える人員の確保が方
針化されています。98年度16万7908人分を99年度17万8500人分で要
求。(総額は公表なし。単価が違うのでアップ率は不明)


◆障害者介護等支援サービス体制整備推進事業(ケアガイドライン)

 ケアガイドラインの事業はまた改称されて、「障害者介護等支援サービス体制整
備推進事業」になります。同時に、3障害の統合が行われ所管が企画課になります。
全都道府県で事業を実施となっています。
 98年度3億7400万円を99年度要求は5億3600万円に。

◆精神障害者のホームヘルパーモデル事業、来年度47箇所

 予算要求が通れば、99年度より各都道府県で1市町村ずつ開始されます。(20
00年は各県2箇所を予定)。99度のモデル事業厚生省予算は47箇所で8600
万円で要求されています。厚生省負担は事業の50%なので、全体で1億7200万
円の事業。1か所あたり平均366万円=介護週18時間分となります。たとえば、
週3時間が1人、5時間が1人、10時間が1人というふうに選ばれてモデル実施さ
れると考えられます。(家事援助単価で行う市はもっと時間数が増える)


REV: 20170131
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