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東京の日常生活用具




■東京の日常生活用具

 東京都の日常生活用具は、厚生省のものより品目が多く、一部項目は限度額が大
きくなったり(例:携帯用会話補助装置9万円→28万円)、視覚障害者用のものが
肢体障害者にも使える(例:電磁調理器4万5400円)など、一歩広がった内容
になっています。近年のパターンでは、東京都が採用したものを、数年たって厚生
省が採用する(全国で使えるようになる)という形になっています。

★東京の全身性障害者は、アパートを借りて引っ越しし一人暮らしを始めるとき、
だいたい以下のものを1度に申請します。

東京都独自のものや基準額上乗せ品
◆クーラー(17万2100円)頚椎損傷や筋ジスなど医者の診断書で体温調節機能の障害
でクーラーが必要と書いてもらえば取れます。実際はエアコンを買います。
◆電磁調理器(4万5400円)=全国基準では視覚障害者のみの対象品目だが、東京で
は肢体障害者も使える。卓上型製品を買うなら、IHよりも、ハロゲンヒーターの
製品がいい。又、電子レンジも「電磁調理器」と見積もりに書いてもらえば買える。
◆湯沸かし器(10万4900円)全国基準より高い単価になっています。浴槽用の物。
ただし、狭くなるので本体を台所に設置し、業者にたのめば、台所でもお湯が使え
るようになる。
◆介護用リフト(25万7000円)全国基準より高い単価になっています。
◆携帯用会話補助装置(28万5000円)=全国基準では9万8800円ですが、28万円の
金額なら電動車椅子にノートパソコンと音声ソフト・アンプ付スピーカ・取付アー
ムをつけて、電源を電動車椅子から取るオプションもつけられます。パソコンソフ
ト製なら漢字を読むので聞き取りやすく、大勢の前で講演などもできます。

全国基準額と同じ物
◆浴そう(6万800円)◆ベッドと特殊マット16万2800円と1万9600円。
◆特殊便器24万4700円=ウオッシュレットと水流しリモコンボタンなど
◆言語障害の手帳を持っていれば、ファックス14万8000円(聴覚障害者通信装置)
◆ワープロ◆福祉電話
◆緊急通報装置◆意思伝達装置(50万円)


REV: 20170131
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