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自立するとき、3日で家を借りる方法




自立するとき、3日で家を借りる方法

 生活保護を使って自立するとき、当会事務所の近辺では、以下のようにして、全
身性障害者は、平均3日でアパートを見つけ、引っ越しています。

 不動産回りのときには、必ず介護人をつけて行ってください。「市からの委託ヘ
ルパーです」「今は制度がよくなって毎日5時間ヘルパーが来ます」などと介護人
に言わせます。(生保の介護料特別基準を使った介護人も登録ヘルパーも介護保障
の面からは同じなので、「ヘルパーです」と言う。)。
 体験室入居中や居候中などに生保申請し、14日で生活保護が開始されましたら、
家を探しにかかります。不動産屋に安心してもらうため、以下のことを、ヘルパー
か本人が、はっきりと自信をもって話します。
・「家賃が市からずーと、月◇◇◇◇円でますので滞納の心配はありません」
・「敷金礼金も市から◇◇◇◇◇円出ます」
・「ヘルパーが毎日来ます。台所のガスや水はヘルパーしか使いませんので、火事
 の心配はありません。」
・「今は緊急通報装置も市が設置するので安心です」
・「原状回復を前提に(先に言う)、風呂トイレを少々改造したい。原状回復の費用
 も、改造の費用も、行政より出ます」
 このように言えばほぼ問題なく借りられます。見つかったら、口契約して、すぐ
役所に電話してワーカーに伝えて了承を取り、不動産屋に明細書を書いてもらい、
それをワーカーのところにもって行きます。(ここで、家賃基準より少々高い物件
をもって行っても、敷金礼金などを出してくれませんので、その場合、どうするか
は、当会に電話で聞いてください)

2行前からのつづき  ワーカーは、1〜2日で、その額を出してくれますので、
契約します。保証人は団体の誰かがなりなす。ワーカーに親でもいいと言われたら
それもいい。
 借りたらすぐ住宅改造に入ります。(借りるときに承諾を取っておく。出るとき
原状回復しますと言えばほぼ大丈夫)。生活福祉資金の住宅資金240万円や福祉
費(高額福祉機器)73万円を使って入り口スロープ、フローリング化、風呂トイ
レの改造やリフトなどをつけることができます。手続きは、ワーカーに福祉資金を
申請する許可を取り、社協で申請します。(生保で返済金を必要経費として認めて
もらえば自己負担無し)。


REV: 20170131
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