松山市で「自薦方式による登録ヘルパー制度」正式開始
松山市で「自薦方式による登録ヘルパー制度」正式開始
毎日最高18時間の介護保障に
松山市の自薦登録ヘルパーの制度が、97年度の対象者を絞ったモデル事業から、
今年度(98年度)市内の全員を対象とした正式事業になりました。公表可能になり
ましたので、今まで、四国のM市という形で匿名報道してきた制度を再紹介します。
松山市で使える介護制度(98年4月より)
上肢と下肢に重度の障害がある場合(単身)で18時間以上要介護の人が制度の上限
まで利用した場合
自薦方式による登録ヘルパー 毎日6時間
ガイドヘルパー(自薦方式)* 毎日8時間
生活保護大臣承認介護料 毎日4時間
合計 毎日18時間
*自立生活センター等へ障害者が行っている間など、全時間が対象になる。
昨年(97年)の自薦登録ヘルパー交渉経過は、資料1巻「自薦登録方式のホーム
ヘルプサービス事業」に「四国のM市」として掲載しています。
97〜98年のガイドヘルパー(自薦式)の交渉経過は、資料3巻「ガイドヘル
パー」に「四国のM市」として掲載しています。(ガイドヘルパーは、厚生省の事業
実務問答集では外出準備・外出先での食事や体制保持・排泄介護も含め対象になって
います。松山市では厚生省の基準どおり、自立生活センターなどに通った場合も、セ
ンター事務所に滞在している間の全時間数が制度の対象になります。もちろん交渉の
結果です。)
次ページからは、障害者の自立支援センター・水口氏(全国障害者介護保障協議会常
任委員)に、松山市の自薦方式による登録ヘルパー制度の詳細の記事をいただきまし
た。
松山市の「自薦方式による登録ヘルパー制度」
松山市の正式な「自薦方式による登録ヘルパー制度」が始まった。
昨年(97年)8月から、試験的に実施されていた同制度は、今年(98年)の4月
から正式にスタートした。
実施される登録ヘルパーの派遣時間は1日4時間で、家事型が2時間と介護型が2時
間ということになった。また、上肢と下肢に重度の障害がある場合は1日6時間と
なっている。
家事型が1時間 1,300円
(0時から9時までと17時から0時まで、及び、土/日/祝が
1時間 1,600円)
介護型が1時間 1,600円
(0時から9時までと17時から0時まで、及び、土/日/祝が
1時間 2,000円)
障害者の自立支援センターでは、現在、自薦式登録ヘルパーを利用しているのが8
名、その内、2名が6時間を利用している。
今後の課題と展望
取りあえず正式にスタートしたところなので、しばらく様子を見ながら交渉を続け
て行きたいと思う。
今後の課題としては、時間の延長と時給の底上げであるが、地方都市ということも
あり、総合的な時給の評価と共に、松山市から派遣されているホームヘルパー(ここ
にも登録ヘルパーがいる。)に男性がいないことから、そちらの方にも自分たちの介
助者を登録して、介助基盤の充実を目指したい。
交渉は来月くらいに設定を予定している。
障害者の自立支援センター
事務局長 水口英一
問い合わせは、障害者の自立支援センターか全国障害者介護保障協議会・制度係00
77−2329−8610へ。くわしい説明ができます。市への直接問い合わせはさ
けて下さい。 行政交渉でこれらの市に問い合わせを自分の市の職員からしてもらう
必要のある場合は、事前に根回ししますので、必ず当会・制度係まで連絡ください。
地元の団体の要望で、問い合わせをしてはいけない市もあります。
REV: 20170131