厚生省来年度予算(平成10年度政府原案決まる)
厚生省来年度予算(平成10年度政府原案決まる)
ホームヘルプ等介護関連は厚生省のの予算要求通り、満額大蔵省に認められまし
た。
ホームヘルプ(高齢+障害あわせて)
97年度 → 98年度
987億1533万円 → 1075億8049万円 (9%アップ)
16万7408人 → 19万2008人
内、障害上乗せ(8年度以降の上乗せ)分は1万4000人分を2万2000人に
54億7000万円 を 91億392万円 に (66%アップ)
30万都市の場合、1850万円ほど、障害者分のヘルパー予算が延びる計算に
なります。
全部を登録等の時給ヘルパーで増やすと仮定すると、障害者分で月1100時間
のアップになります。以上のことを頭に入れて交渉に利用してください。
市町村障害者生活支援事業、は予算要求通り満額
80個所を120個所に(10月から)。1個所1536万円
障害者介護等サービス体制整備支援試行的事業(元身障ケアガイドライン)は要求
より減額 97年度1億5040万円 を 98年度1億9975万円に
なお、知的障害の同事業は昨年度の5個所が47個所になり
97年度1600万円 が 98年度1億346万円に大幅アップ
その他
明るい暮らし促進事業、市町村社会参加促進事業は減額
自立支援事業、身体障害者福祉ホームは原案通り
生活保護他人介護料知事承認は10万7100円に
97年度の月10万5980円から、98年度は10万7100円になります。
(近年、「重度障害者他人介護料 ****円」として政府原案の段階で福祉新聞
などに載るようになっています。)
REV: 20170129