HOME >

全身性障害者の介護制度は、大きく分けて、以下の3つがあります




全身性障害者の介護制度は、大きく分けて、以下の3つがあります。

                           (※生保は除く)

 自薦登録ヘルパー  介護人派遣事業  ガイドヘルパー

 自薦登録ヘルパーは、ホームヘルプ事業の中の1つの方式です。この呼び名は、
当会が、便宜上こう呼んでいるだけで、このような名前の制度が自治体等の要綱に
ある訳ではありません。この方式は、ホームヘルプの予算の中の制度なので、新年
度予算を待たずに、制度化でき次第実施できます。(例えば、正確な知識を持って
交渉すれば1ヶ月ほどで開始している実績がたくさんあります)。

 全身性障害者介護人派遣事業やガイドヘルパー制度は、(今制度がない場合)新
規の予算として要望していくことになります。この場合、9月の予算要求までに交
渉を終わらせ、来年4月から新規制度として始まる、というプロセスになります。
10月以降に交渉をしても、2年先の話になりますので注意してください。

 介護人派遣事業は、市が『この障害者には介護が長時間必要だ』と認識したら、
あとは、簡単。要望書セットを出して、2〜3度交渉を行い、他の市に問い合わせ
てもらってと、進めて行けば、翌年度には制度ができます。ここで、市が『この障
害者には介護が長時間必要だ』と認識するまでが大変。ここまでの説明が、派遣事
業の場合は、苦労の8割を占めると考えてください。市が『この障害者には介護が
長時間必要だ』と認識するまでの説明は、自薦登録ヘルパーの『時間数をのばす交
渉』でも行います。

 大まかに言うと、上記のように市との話し合いを進めます。
 (細かな注意点があり、これを守らないと、何年もかかりますが、きちんと、情
報センター制度係に電話をかけつつ市との話し合いを進め、ミスなく交渉すれば、
必ず来年4月には制度が開始できます)。


REV: 20170129
TOP HOME (http://www.arsvi.com)